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大金持ち相手の胡散臭い投資セミナー
のレジメみたいな内容。
要は、金融クラシッュが来ると不安を煽って、資産をシンガポールに移せ、その節は、よろしくっていう話。
ヒューゴというユダヤ人の予言書をベースに自論を展開する仕立てになっているが、作り話でないの?
いまいち信憑性に欠ける。
そういえば、経産省出身のお騒がせ者で、「村上世彰」っていう輩がいたけど、これもシンガポールにいるんじゃないの。
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アメリカ国債を取り巻く状況や日本の破綻は免れられないという話は新鮮だった。負債による消費で成り立っている世界経済は果たしていつまで持つのだろうか。。日本のニュースや新聞では知り得ないことだった。
原著は面白そうだ、ただ筆者の自論は突拍子もない懐古主義にも思えるのが残念。ただそれを差し引いても読む価値あり。
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面白いんだけど、ユダヤ人予言の書は割とすぐ終わる。後はひたすら自論展開。うまくエサにしたなぁという思い。勉強になるところと、話半分で聞いておきたいなぁというところと、本当に半々。特に最後のシンガポールに移住しろーって話は、いやいや、実際それはできんよって感じ。これでファイナルクラッシュになって泣くなら、私もうそれでしょうがないと思うよ。日本がいいよ。まぁ、勉強になった部分はまた読み返してみたい。
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面白い。
この本が読むべきものであることは、引用をご覧いただければわかると思います。
内容としては、現在の経済モデルの限界を明らかにするだけでなく、私が興味を持ってきた「イスラム金融」「シンガポール」「同質性と多様性」について、(少しですが)触れられていた点も良かったです。
また、近く再読したいです。
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日本という民族、国自身がファイナル・クラッシュの後の
世界において再び芽を出すことができないとすれば、
それは今まで日本社会が多様性を許容しなかったこと
の必然の結果であると受け止める必要がある。
(「ファイナル・クラッシュ」最終章より)
日本は必ず蘇ります、鮮やかに劇的に。
そのためにも一人ひとりがしっかり、
考え抜いて、決断をして、行動する必要が
あるんですね。
空海も信じているはずだ。
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初版2011年9月。
世界経済は今後、どうなるのか?
金融事象を的中させた予言の書、
「THE FINAL CRASH」を基にこれからの経済を見通す。
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読みやすくて、おもしろかった。多少主観的で偏りが見受けられる部分もあったけど、考えさせられる話も多くて高評価。
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世界恐慌は必ず起こる。そしてその引き金を引くのは日本経済かもしれない。
日本政府の負債は、今やGDPの200%を超えており、東日本大震災の復興予算を執行すると235%になるといわれている(アメリカでも90%程度)。
政府の歳出が税収の2倍を上回っている国が長続きするはずがないと筆者は言っている。
読んでいると、日本の経済が本当にやばいことを、再認識させられる。
親の世代からの間違った政治、政策が次の世界に残した負の遺産は大きい。
日本は、国民の貯金残高も多く、自国で借金しているんだから問題ないという話を聞いたりするが、筆者によればそれも良くないらしい。要は国際経済から完全に切り離される可能性があるということらしい。
昨夜、ギリシャの経済危機をドイツが救済にするというニュースをやっていたが、ギリシャに金を貸している(国債を買っている)ドイツの銀行が損をするからとのこと。
日本経済がこけても他国にはほとんど影響しないということだろう。(日本はアメリカ国債を大量に買っているのでアメリカは若干困るかもしれないが)。
また、筆者は世界恐慌を見据えた対応として、資産を海外に持ち出すことを推奨している。さらには、家族で海外で生活することを薦めている。
シンガポール、オーストラリア、カナダあたりがよいとか
とりあえず英語勉強しよ!!!
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■経済
1.米国では、消費者は住宅ローン、クレジットカード・ローンという負債の山を、国家は国債という負債の山を築いているこの膨れ上がった負債がいずれ清算される時、ファイナル・クラッシュー最終的な破局が生じる。
2.ファイナル・クラッシュが起こると、貨幣が価値を失い、インフレが発生し、商品価格が高騰する。その結果、世界中に保護主義が蔓延し、グローバリゼーションが後退する。
3.ファイナル・クラッシュ、「消費経済の終わり」が到来する。すなわち、過剰だった消費がしぼみ、金融によって膨らんだ経済規模が縮小する。倹約、身の丈に合った生活がかっこいいと見なされる、そういう時代が来る。
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ファイナル・クラッシュが起こると、貨幣が価値を失い、インフレが発生し、商品価格が高騰する。その結果、世界中に保護主義が蔓延し、グローバリゼーションが交替する。
ファイナル・クラッシュ後は、「消費経済の終わり」が到来する。すなわち、過剰だった消費がしぼみ、金融によって膨らんだ経済規模が縮小する。
倹約、身の丈に合った生活がかっこいいと見なされる、そういう時代が来る。
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先行きが不安になってしまった。
けど、消費型経済は100均みても無駄が多い経済。エコとは逆行する社会。資本主義経済もとっくに限界を迎えているのに、それに変わる社会がわからない。ブータンも紹介されとるけど、そうなるためにはかなりの社会の方針転換が必要。やっぱクラッシュしかないのかも。
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たくさんあるものは値を下げる。たくさんありすぎるものは暴落する
アメリカ メディケア 65歳以上 ただし若い時に保険料をきちんと収めたある程度以上の収入の人たちだけが入れる
日本のバブルがはじけた90年代以降、20年近くアメリカの消費は活発で、同時に日本を除くその他のアジアにおいて産業の発達が著しかった。この二つのエンジンがあったために、日本は完全に失速せず、水面すれすれにとどまった
ファイナルフラッシュがおこると一種のサバイバルゲームと鳴る。もっとも少ないダメージでやり過ごせるのは、一つは資源と食料をどちらも自給できる国であり、もうひとつは貴金属とくにゴールドをたくさん持っている国であり、個人であり、機関であろう
ファイナルフラッシュ 借金による消費によって演出された不自然な成長の仮面がはがれ本来の姿に巻き戻される過程
ファイナルフラッシュの後の次の20年は、エネルギーと食料の自給が最大のテーマとなる
投機と消費から倹約と貯蓄へ
アメリカではオバマ大統領が演説で、「live on your own means」身の丈にあった生活をしようと述べた
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本の帯に書かれている内容に惹かれて読んだ本ですが、欧米中心の資本主義経済は「やり直し」の時期に来ているのかもしれないと思っています。
純金積立を始めた20年程前は、金価格が下がる一方で貯金より率が悪かったのですが、ここ5年間では急騰しています。初めは喜んでいたのですが、冷静に考えてみると、純金の価値は不変なので、その間に通貨の価値が下がっていることに気づきました。
価値の代替機能を持たせていた通貨がこのような状態では、以前に金本位制から変動相場制に変わったように、近い将来に「仕組み」が変わることもあり得ると思います。今持っているお金の大小よりも大切なものがあるのかもしれませんね。
以下は気になったポイントです。
・ヘッジファンドが行っているデリバティブの売買は基本的に相対取引で、口頭か、紙ベースで行われていて、その情報交換には日本人は参加できる人は殆どいない(p2)
・2010年から始まる新たな10年間では、花盛りの後の憂鬱が起きる、本当に苦痛な離散の期間はその後にくる(p30)
・銀行は貸し出しの焦げ付きに備えて一定の現金積立を要求されていたが、ブッシュ時代に現金の代わりにアメリカ国債でいいとルールを変更した(p50)
・アメリカ企業は株価引き上げのために、資金を銀行から借りて自社株を買い続けた(p51)
・ヘッジファンドの運用成績を見るときに、ファンドが借り入れている資金は不思議なことに無視される(p54)
・日本政府の累積債務がGDPの200%になって騒いでいるが、世界全体で見れば800%、これはもうクラッシュして当然(p79)
・1792年の通貨法では、1トロイオンス(31g)の金貨の値段は19.75ドル、1944年ブレトンウッズ協定では、35ドルで1971年のニクソンショックまで、2006年は644ドル(p90)
・グリーンスパン時代に、物価統計は前月比か前年同月比しか発表しなくなった、5年前との比較はなくなった(p94)
・原油のドル決済をしていたUAE、シリア、カタール、クウェートがドル以外の支払を求めるようになった、またアメリカ国債格下げに伴い、シンガポールドル・スイスフラン等が値を上げている、持つべき通貨はこの2つの通貨(p98、157、231)
・アメリカ経済の息の根を止めるのは、テロリストではなく、内から発生するインフレである(p145)
・スペインは南アメリカの金銀を略奪したが、それがスペインになだれ込んで猛烈なインフレとなり、スペイン帝国の崩壊となった(p147)
・ハイブリッド車が走ることによって達成されるエネルギー抑制よりも、モータとエンジンを両積みする複雑な車の製造工程に投入されてロスするエネルギーが実は大きい(p154)
・日本経済を支えていた2つのエンジン(アジアの経済成長、アメリカの過剰消費)が止まると、ジャパンプロブレムがクローズアップされてくる(p197)
・資産の脱出先はシンガポールが最も良い、ゴールドがベスト(p235)
2012年4月22日作成
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07/09読了。
『たくさんあるものは値を下げる。たくさんありすぎるものはクラッシュする』
たくさんありすぎるものはドルでありユーロであり円である。
負債によって大量に市場に出回った金がその価値を失い、クラッシュする。
最近、経済関係の本を読んでいるが、これは面白かった。
本書はファンドマネージャーが2006年に英語版でファンドマネージャー達が集まる金融会合で配られた本がベースになっており、ものの見事に昨年まで書かれている内容が次々と現実になっている事を、日本人が解説を交えながら書かれているもの。
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ユダヤの予言の書「THE FINAL CRASH」2007年刊、金高騰やリーマンショック、大破局の到来
資産をすべて現金化し、シンガポールの何百年の歴史がある銀行に預け、ファンドマネジャーに運用委託すべし。