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隣の席の床井(トコイ)くんは、私のことをミケと呼ぶ。「今日はミケが笑ったからいいことありそう」なんて言ったりするので、床井くんにミケってよばれるのは嫌いじゃない。
小6のクラスにはいろんな人がいる。すれ違ったり仲良くなったり。自然体の床井くんがさりげなくみせる気遣いが、ミケこと暦にとってちょっとうれしい。そんな暦もまた、周りのことによく気が付きながらも、無理に周りにあわせたいとは思っていない、自然体の女の子。いろいろあるけど、清々しい気持ちになる物語。
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【収録作品】暦と歴/おっぱいについて/失われた羽/文具のかみ/スタバッタ/気まぐれ自販機/アンサーポール/写真うつり/レンタルパパ/こもりえるちゃん/お菓子の家/ちょいと/響くんの作文/おそろい
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は〜〜清い…
私はこういうお話をもっと読みたい
早川世詩男さんの装丁じゃなかったら手に取ってなかったかも
装丁の大事さを考える
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小6の暦(ミケ)と床井くんを中心とした短編集。
1篇が短くて読みやすい。会話や人間関係のエピソードがさりげなくてうまい。日常系。
途中で大人っぽい視点や説明調になったり、未来の話に飛んだりするのがちょっと引っかかる。
ただし、暦自身が、マイペースなところもあるちょっと周囲を観察してるようなところもある子なので、自然なのかもしれない(3人称の文章なのだが)。
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小学6年生の主人公ミケと、隣の席の床井くんを中心に、クラスで巻き起こる出来事を集めたお話です。
自然体なミケが魅力的!考えすぎて動けなくなる時もあれば、自分の意見をハッキリ言う時もある。周りのクラスメイトを冷静に分析しているだけでなく、自分のマイナス部分もしっかり把握している。ちょっとズルいことを考えたり、人のことを悪く思ったり。全部合わせて、どこにでもいる普通の人…例えば私みたいでもあり…共感しました。
クラスメイトもやっぱり自分のクラスにもいそうな感じです。基本的にドロドロした重いエピソードはないです。ちょっとした事件があっても、床井くんがナイスな働きをしてくれ、それをきっかけにミケが、クラスメイトの意外な一面(素顔)に気付く…という感じです。
高学年向け
読むのに1時間
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日常の中の喜びとか、生き辛さとか、些細なことで何となく過ぎて行ってしまうことを、きちんと気づいて、立ち止まって考えていくところがよかったです。
床井くんが、面白くて、優しくて、いいやつです。暦ちゃんは趣味がいいと思いました。
暦ちゃんも素敵な女の子です。友達のいい所を見つけられるし、自分の悪いところとも向き合ってどうしようか考えられます。自分らしく生きようとしているところがよかったです。
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ありそうであまりないことばかりです。だからなんかにたようなことがあった気がする、と思いながら読みました。
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我が子が6年生になったら、こっそり本棚においておきたい。
ハラハラドキドキする事件が起きるわけではなく、終始ほっこり読める本。
思春期に差し掛かった、子どもの微妙な心の動きがうまく描かれていると思う。
良い子も悪い子も、目立つ子も大人しい子も、それぞれがそれぞれの想いで生きている。
何かと息苦しい思春期にあって、この本の中では完全な悪が存在しないのもいい。
思春期を迎えた子どもにそっと寄り添ってくれる本。
思春期はどうしても視野が狭くなりがちだけど、色んな世界、視点、感じ方があることを、この本を通じて感じてほしいなぁと思う。。。母心。。。
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主人公暦は六年生。最初に席がとなりになったのは床井くん。床井くんは明るくてよく喋るから男女ともに人気がある。そんな床井くんを中心に暦のクラスの子たちの一年間が描かれている。
空気が読めて、自分のことも振り返り、人を嫌な気持ちにさせない。どれだけいいやつなんだ、床井くん!
クラスメートから‘’ちょっと変なところもあり、明るくて思いやりがあって、ひそかに尊敬している‘’なんて思われている。
床井くんは広い視野でものが見えていて、一見誤解されがちな子に対しても優しい。
そして、日々感じる、でも後から思い出せないような小さなエピソードを描くのが上手だなって思う。
写真写りがいいがほめ言葉と感じるか否かとか、三つ子コーデは仲良しの証みたいだけど、その分誰かは複雑な思いをする、とか…まだまだたくさん。
自販機の章で床井くんが突然言うこのセリフ。
「大人になっても覚えてると思う。今日の、今の、この瞬間のこと」
そういう瞬間を過ごせる子ども時代があるって幸せだなって思った。
とてもとても好きなお話。
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「空気が読める」床井(とこい)くんは、自分にとって憧れのあこがれの存在。絶妙な距離感と発言で、クラスを和ませる床井くん。彼が育った環境に思いをはせ、彼を気にする隣の女の子も応援したくなるのでした。
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床井くんいいね。いい味出してるね。てかみんないいじゃないか。上辺で人を見ないでちゃんと付き合ってみたらきっとみんなおもしろい部分を持っている。みんな子どもながらに色々考えているんだよね。むしろ子どもの方がおもしろい考え方をしているかもしれない。床井くんの存在自体がもうユニークで、こういう独特さやスタンスの床井くんをとても好きだなと思った。
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これは期待以上。
主人公「暦(こよみ)」の視点で、1年のクラスでの大小さまざまな事件が語られる。床井くんじゃなくて、みんなそれぞれ個性的でありながら、どのクラスにもいそうな子が出てくるので、読んでいても、自分と似た子が出てくるかも。
一つ一つの出来事が短いので、読書が苦手な子にも勧められそう。
読みやすいけれど、ハッとしたり、メモしたくなるようなセリフも少なくない。
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6年生のクラス替えで、暦の最初にとなりの席になった床井くんは、クラスの男子で1番背が小さい。暦は6年2組の女子のなかで一番背が高い。5年生の時暦は背の高さをからかわれていたが6年になって人気者の床井くんが背が高いことを羨ましそうに毎日言うからからかわれたりしなくなった。
そう、このエピソードのように、床井くんは、真っ直ぐに本質を見抜き色眼鏡で人を見ない。一方で暦とは違う角度で物事を捉える事も出来る。ユーモアもある。床井くんが居ると風通しが良いクラスになる。
暦から見た床井くんを中心にした話。担任の先生やクラスメートの面々、床井くんや暦の家族も登場する。14のエピソードで構成されていて1話が短くとても読み易い。生理の話や女の子の面倒な会話も出てくる。卒業式で終わるから6年生にオススメだが4年生や5年生でも楽しめると思う。
私は、床井くんの考え方とか言い方に暦と一緒に感心したり考えさせられたりした。
私はもう大人になってしまったけど、今からでも床井くんの様になりたい。
軽くて楽しいそして深い物語。
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小学生の日常。こんなこと考えてたかなー、こんな良い子じゃ無かったなー、と思いながらも、楽しく読んだ。優しくて、素敵なお話し。
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とこいくん良い子!!
こんな子いたら惚れてまうやろ
小学6年生
おっぱいやら生理のことも出てくる
とこいくんの飼っていた犬が亡くなって似ているからってコッペパン食べれないって言ったの可愛いかった