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偽物が横行する中国、中国製品は信頼できない、パッケージに日本語が書いてあって、日本のちゃんとした店で販売されていると言うことをに中国人は安心する、来日した中国人は中国で製造された物をわざわざ日本で買っていることになる。
広大な中国には日本の何倍もの知的階層、経済的階層があり、その上地域性年齢民族などが加わるため、中国人とひとくくりにすることができない、平均値を取ることは不可能、
中国の戸籍制度、農村戸籍、都市戸籍、個人戸籍、団体戸籍、①学校集体②駐在員事務所集体戸籍③勤務先集体戸籍、移動の自由を封じる中国の戸籍制度
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中国共産党幹部や高級官僚などではない、市井の人々がどんな暮らしを送っているかに目線を置く著者の中国論というか中国紹介の本。
日本に比べて効力が乏しいパスポートの効力、複雑な戸籍制度、未整備の社会インフラなどが人々の生活を難しくしており、並行して入ってくる日本の情報に日本や日本人(の暮らし)に対する憬れを抱いているものらしい。
これで共産党の反日教育がなければ良いのだが。
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偽物がまかり通る中国では、日本製は安全、安心の定評と信頼が中国人の心に根付いている。今や日本製と言ってもメイドインチャイナなのだが、日本企業の厳しい品質管理をクリアしており、日本のちゃんとした店で販売されていることが彼らに安心感を与えるという。わざわざ来日してまで爆買いをする理由がここにある。また、来日した中国人を驚かせるのが日本人の何気ない日常生活。その質の高さは憧れの的となっている。ボールペン一つをとってもインクが均質に出、最後まで掠れない。どこどこまでも決め細やかな配慮。しかも安価。100円ショップは外国人にとって奇跡といってよい。中国富裕層でさえ、暮らしのGDPは、日本はダントツの世界一、中国は永遠に追いつけないと言っている。
中国では女性が男性と対等に働いていること、病院の診察室のドアは開けっ放しの現実、など、中国の知られざる世界がふんだんに盛り込まれている。中国に抱いていたイメージの大幅修正を余儀なくされた。
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中国に長年住んでいて、多くの友人がいる筆者だからこそ、書き出せる中国の市井の状況。
戸籍制度や社会インフラなどの違いは、よく分かる。
でも、文化や成り立ちとかの違いがあるので、彼の国と当方との違いをことさらのように比較論を展開してますが、少し偏りを感じた。
良く書けていると思いますが、格差や国内の地域差とかは大小の違いはあるものなので、そういうもんだろうと感じた。
そもそも、彼の国では、ナショナリズムの高揚を仕掛けるたびに反日の動きをする。それを是正してくれたらなーと思います。
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書名とはあまり関係なく中国の市井の人たちことことを真面目に論じた本。面白かったです。
大きすぎる国土と多すぎる人口の中で身動きの取れない状態が良くわかりました。そして自分だけはそこから抜け出そうとするために必死な人々。なりふりなんてかまっていられないんですね。よく理解できた気がしました。
中国の人の日本人観は中国政府にコントロールされているものだと思っていましたが、私の中国人観もメディアのバイアスがかかっていると知らされました。
日本で困っている中国人旅行者を見かけたら親切にしてあげようと思いました。
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中国人の民度がなぜあれほど低いのかがよくわかる一冊で日本人であれば読んでおいて損はありません。ただし、これを読んだからと言って中国人の事が好きになれるかどうかはまた別問題。
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■日常生活のインフラの質はそこで暮らす人々に大きな影響を与える。
・日本ではよく「中国人はマナーが悪い」といわれるが,私の実感でいえばマナーは社会を支えるインフラの質に大きく影響される面もあると思う。
・水道の水が出ないから手も洗わないし,いつもテーブルが汚れているから,自分も汚く使っていいと思ってしまう。
・中国人の家庭に行くとトイレはとてもきれいにしてある。
・中国人と日本人は生きている「日常」が最初から異なる。
・生活環境の違いによって,人間の行動は大きく違ってきてしまう。
■中国が日本と大きく異なるのは社会のシステムが殆ど整備されていないということ。交通・公共インフラだけでなく,教育制度も戸籍制度も殆どすべてのものがそうだ。
■中国人とその社会システムは「相互不信関係」にある。
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タイトルからして、爆買いについてかと思ったが、
そうではなくて、トイレを代表する日本式が素晴らしさと、
大国であるはずの中国の中国システムが劣っていることについて。
中国がひどいうというニュースはよく取り上げられるが、