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ジョークや落語で笑うことは簡単だが、サテそれがなぜ、どのようにして面白く感じるのか。それを説明するとなると、非常にむつかしいのであるな。
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「思考の整理学」の外山滋比古先生の本ということで、手に取ってみたが、全体的に古い印象で、ご自身が「古い時代の笑いが、後世伝わらない」(p192)と書いているのが、そのままブーメランになってしまっているよう…と思いながら読んでいたら、最後のあとがきの日付が「2003年5月」となっていて、そこまで古いわけでもなかったのね…と驚愕。てっきり昭和の時代に書かれたものだと思って読んでました…。
今どきだと、女性や開発途上国のことを揶揄していると判定されてしまうような「ユーモア」も散見されました。まあ、今の時代にはあわない1冊となってしまっているようです。
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役人の数は、所管の仕事が増えようと、増えまいと、ときには仕事がなくても、お構いなしに、年率5から7%の割合で増え続ける
電話は声が聞けて嬉しいけど、終わってしまった後は何も残らなくて、虚しい。手紙だと、何度も何度も繰り返して読める。電話ではなく手紙をおくれ。なにより、お金がかからなくて良い。
ユーモアは、もともと、耳の言葉の花であることを改めて考えさせられる
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最初はユーモアとはどう言うものか?
ユーモアの定義とは?
問答から始まってその後
ユーモアの実例や形式が出されてそれの解説の2つに分かれています
最初の問答は難しいですけどユーモアを良く知る手がかりになりますが
軽く流すだけでもいいかも知れません
ユーモアの実例は理解をするのに頭を柔らかくしないといけませんが
分かるとなるほど上手いと頷きます
私としては外国の実例が分かりやすく面白いなと思いました
ユーモアは頭の体操になりそうですね
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ユーモアとは何かを大学教授が解き明かそうとするが、本人も言っているようにとても難しい様子。
過去の古今東西のジョークやシャレの効いている言い回しなどを紹介しているのは良いが、ちょっと著者自身の感想や思い入れが強すぎるのか少し押し付けがましいような感じがする。
また著者とはユーモアのセンスが合わないのかあまり面白く感じられなかった。
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ユーモアは教養があって初めて理解することができ、ユーモアのあることを言える。つまりユーモアの理解し、それを言うことができると教養深い人であることの裏返しで、ある種その人のステータスのようなものになるのかもしれない。
またユーモアは言語圏を形成するので、国際化が進んだ今日では異文化におけるユーモアを理解する重要性も高まっていると言えそう。ますますユーモアは教養深さの指標になっている。
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ユーモアは教養があって初めて理解される。その通りだと思う。
ユーモアのある、機転の利いた発言ができるようになりたいと思って手に取ったが、古今東西のユーモアのある表現は紹介されているものの、自らのユーモアを磨くレッスンになるような内容ではなかった。
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自分はこれまで割と真面目に、突き詰めて考え、これしかないだろう、という結論に持っていく訓練を長い間やってきたような気がする。しかもその結論の導き方は、周り、環境から固めていき、もし上手くいかなかったらそれは環境変化のせい、という言い訳というか逃げ場も予め作っておくような周到さで、後で振り返るとカッコ悪いなぁと思うことが多い。そういうことにならぬよう、一歩外から自分や事柄を冷静に見る習慣を身に付けたい。