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太宰治は決して難しくなんか無い。
教科書で読まされる「太宰治」がメンドクサイだけだ。
いきなり『人間失格』や『斜陽』を読むより、むしろ短編の多い人なので短編から読むといいと思う。
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富士には月見草がよく似合う、で有名な富嶽百景。名作、走れメロス。走れメロスは、大人になった今、もう一度読み返して欲しい作品である。ちょっぴり感動し、きっと色々な事を考えるでしょう。
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走れメロスは有名な所謂「パクり文学」です。中学の時に扱いましたが、改めて読んでみると太宰治の価値観に触れることができます。
しかし・・・太宰治は本当にメロスのような人間になりたかったんでしょうかね?w
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「富嶽百景」がほのぼのしてて好きです。「走れメロス」、「メロスは激怒した。」という印象的な出だしで既に勝ち。でも最後は笑えないアメリカンジョークみたい(というか笑ってもいいのかわからない)。「駆込み訴え」は最後の最後で「ギャーやられたー!」と叫んでしまうこと必至。
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女生徒とか既に読んだ作品も入ってたけど、『駆け込み訴え』が印象的だなあ。前から太宰の作品にはイエス・キリストが出て来たり聖書を読んでいたって聞いてたけどこれは完璧に聖書の世界で面白い。特に自分がキリスト教の学校に通ってて、聖書の内容も結構知っているので「あーこれはあそこの部分かー」って理解して読めた。終わり方も、すごいや太宰。
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何故かは当人たちもまったく理解できてませんがクラス中を爆笑に陥れた走れメロス、あれは後半に向かうにつれて音読する人がまともに読めなくなってきました、笑いすぎで(…)太宰はあまり詳しくはないですが富嶽百景は明るい方なのかな?読み出すと止まらない本でした。言葉の使いかたが効果的かつ印象的。暗かろうが明るかろうがはっきりしていて好きです。
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10の短編からなる。
『走れメロス』は言わずと知れた名作。
『畜犬談』がかなりおもしろかった。犬のことを恐れ、嫌いなはずなのに飼うことになる。そして最後には好きになってしまう。太宰らしいユーモアあふれる作品。その他『おしゃれ童子』『俗天使』がおすすめ。
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はるか昔「走れメロス」を読んで、男の友情があまりにも熱すぎて、読んでるこっちが恥ずかしくなってしまった記憶がある。それだけに、高校生の時に「富嶽百景」を読んだことが、なかなか太宰いいじゃんと思いなおすきっかけになった。富嶽百景は名作。
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全体的にオチというオチは無いんですが、とにかくイイ。なにはともあれイイ。苦悩と苦労、人間の心の闇の部分の描き方が素晴らしい。走れメロスはモチロンいいのですが、他の作品と比べると浮いてます(笑)個人的には女生徒、きりぎりすが良かったです。
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「走れメロス」
岩波文庫他 短編集の中の一編です。有名な話なのでストーリーはご存知なのでは。
初めて読んだのは教科書でしたが、世界史が好きになってから読むと、また新たな発見がありました。
ピタゴラス教団やらシラクサの僭主ディオニュシオス1世やら。
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走れメロスは大人になってからこそ読むべき。
信じること、身が滅ぼうとも守り抜きたいもの、友情、善に変わる。
何度でも泣ける。
富嶽百景は私にはつかみどころがなくて難しい。だから研究向きなんだろうけど。
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駆け込み訴えが目当てで購入。
一人称小説であることを最大限にいかしているなぁ、と感嘆。
ユダのキリストにたいする愛憎が凄まじいです。ヤンデレだよヤンデレ。
目当ては駆け込み訴えだったのですが、女生徒も気に入りました。
おっさんがよく中二病少女の心理を事細かに描けるよね。
さすがに本人が中二病なだけあるけれど、男の人が少女を主人公にここまで描けちゃうのはすごいなぁ。
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みんなのレビューが興味深かったので、読んでみたくなった。
太宰さんって国語の教科書でしか読んだことないから、
短編ってどんな風なんだろう。
太宰デビューとなりますか、どうか。
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書きたかったんだろう、富士山が。
いろんなまざまざした思いを、ひとつの対象物にまとめる、
ひとつの方法だな。
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太宰治って、自虐的でくら~いイメージがあって読まず嫌いしてたんですが(走れメロスは除く)、改めて読むと面白いね。
収録作もバリエーション豊富でよかったね。
「駆け込み訴え」なぞは、なかなかアイデア小説でしたな。
作者の半生を、描いた「東京八景」ちゅうのが一番面白かったですな。
うすうす知ってはいたものの、すんごい人生歩んでますなぁ
井伏鱒二のあとがきも、なかなか読み応えあり。