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紙の本
深い傷
2002/07/27 11:18
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、最初に、この本はとにかく分厚い。
文字もぎっしり詰まっている。
だから、気合を入れて読み始めて欲しい。
真弓は兄達に可愛がられ、子供っぽく、無邪気。
勇太はあれくれの町で生まれ、父母の酷さを目の当たりにし、母に捨てられ、シャブにアル中と酷い状態でぐれていた。
そこから今の義父に連れ出された。
自分の酷さ、そして自分自身へのおびえが消えない勇太は、きれいな真弓を見ていると住む世界が違うと思ってしまう。
付き合ってそれなりの月日が流れても些細なことで真弓を酷く傷つけてしまうのではと不安になる。
真弓が幼すぎるてんも問題で、勇太を理解しようとしても理解できなくて、勇太はとうとう真弓の前から姿を消してしまう。
BLのラブラブ物とは違い、どちらかと言うと勇太の心の葛藤を描き出している。
真弓の優しさが時にじれったくなってしまうが、一気に最後まで読める。
それに続き物なのに一冊一冊読みきりになっているのもよい。
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