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グーグルを筆頭に多くの大企業が採用してることもあり、面白そうだと思ったけど、本的にはめちゃめちゃバイアスにかかってる論調だったから、途中でウザくて読むのをやめてしまった。
アメリカのマイクロソフト本社を訪れた時にmeditation room(瞑想室)があったのがすごい印象的だったことを覚えている。
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いま、この瞬間に意識を集中する
1回1-3分の瞑想を1日数回
一度に数秒間だけ意識を集中(会議で耳を傾ける)
朝は横になって2分間呼吸を意識、出社して10分間呼吸を意識
10分間瞑想(自分の感覚・気持ち・思考を観察、呼吸を観察)
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禅のことなのか、瞑想のことなのか、いま一つイメージがはっきりしない「マインドフルネス」について、分かりやすい言葉で表現されています。
まず、内省をすることを習慣にするために正しい「マインドフルネス」について知ることが大事なのがよくわかります。
applewatchにも「呼吸」のアプリがついていますから、一日のうち定期的に時間をとること自体は、わりとできるようになってきました。
問題は、どこで内省するか、どうやってやるか、です。
どうしても仕事場で一人になれるところ、といえばトイレの個室くらいしかありません。正直なところ、あまり快適な場所ではないので、集中できるかといえば疑問です。
強制的な研修ではなく、自ら好んで行うこと。
じっくり、自分にとって本当に大事なことを見つめることに集中すること。
いつでもどこでもできそうなのですが、実際はかなり難しいです。
今、この瞬間、ここに集中する、というやり方がよく理解できました。
そういえば、ずっと以前から、
「今、ここ、修造」
といっていたのは松岡さん。
ご本人が心がけていたとおり、集中することの価値がよくわかります。
何も考えず、同じやり方だけをしようとすると、
「マインドレス」になってしまう、という書き方も、「フル」な状態と対比させることでよくができました。
行き帰りの電車の中で読める、手軽な良書です。
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マインドフルネスが有益であることは分かったが、どのようにその状態になるかはさらっと触れられているに過ぎない。また、複数の著者が異なる章で雑多な論説を進めており、結局マインドフルネス礼賛であること以上のメッセージはぼやけた。
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要約すると瞑想はおすすめ!やり方は目を瞑って呼吸に意識を向ける!これだけ。要点だけ書こうと思えば2ページもあれば書ける内容。残りは瞑想による効果や注意点などが科学的根拠とともに書かれている。
しかしいざやるとなると難しいのが瞑想であるのがまた深い。
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瞑想が良いこと述べているが、瞑想の具体的な方法については書かれていません。
実践をしたい方には、必要のないものです。
瞑想を人に勧める際には、役に立つかも、と思う程度でした。
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マインドフルネス関連の論文を斜め読みできるが、(EIシリーズ全体に共通しそうだが)日本語版に寄せてとされる三宅陽一郎氏の序文がもっとも印象的である。
西洋的世界観で研究が進む人工知能が、「思考至上主義」的盲点に陥る懸念を抱えているのに対し、ゲームというキャラクターへの人工知能適応を進める三宅氏は、意識の限界を悟り、無意識が感じとるものに耳を傾けることを、東洋的な補完アプローチとして取り組んでいるという。
AIと人間の違いが意識されるようになると、このドグマは人間にも浸透し、「よく考え、行動せよ(さもなくば、テクノロジーに代替される)」というスローガンに鼓舞されるようになる、との指摘にはハッとさせられる。
スピード社会、過当競争ともいえるIT企業群の台頭、グローバリズムのなかでの仕事が細分化、複雑化、大規模化していく流れの影響で、仕事の内容はますます複雑に、
加速度的にスピードが速くなっていき、様々に分岐した細かな仕事に追われる構造の中に、私たちはある。
「人間の幸福の一つである、心と身体の全てを使って、目の前の仕事に集中する」ことを達成するために、現時点での一つの強力な解が、マインドフルネスという言葉で表現される禅的アプローチといことらしい。
本書が、瞑想だけがHOWではない、という通り、自分たちを取り巻く構造を意識し、自分の内側が平和で、冷静で、力に満ちた状態であることを意図することが、自分なりのHOWに近づく、第一歩であることを、この序文から学ぶことができる。
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まず、マインドフルネスについての概要はよくわかった。HBRの論文は、ものによっては長く読みづらいものが多いが、本書に掲載のものはどれも短く読みやすい。裏を返せば内容が薄いとも言える。また、いくつかの論文は内容が重複して、必ずしもすべてを読む必要は無いように思った。
マインドフルネスの本質は、つまるところ瞑想にあるように思ったが、どうなんだろうか? これは実践してみないとわからない。ちなみにほかの方の感想にあるように、やり方についてはそれとなくしか書いていないので、本格的に実践する場合はハウツー本が必要。
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マインドフルネスに関する主要論文が新書サイズ程度でまとめられている。1つ1つの論文から気づきは得られる。
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マインドフルネスに関しての論文が多数載せられている。ある一つの論文にマインドフルネスの確かな科学的根拠のある効用は4つしかなく、1%しか正しいものはないという文章があった。これはこの本に記載されている論文全てを疑うべきか、それともこの本に記載されてる内容は1%なのか非常に気になる。やはりエビデンスをしっかり確認するのは大切だと改めて認識させられた。
4つの効果
①集中力が高まる
②ストレス下での平静維持
③記憶力の向上
④チームワークがよくなる
マインドフルネスを日々行っている人は、行っていない人々と比べ上記が優れている。
注意点
論理的、合理的思考を深めるため行うもので、思考をなくすために行うものではない。
また他人に無理強いすることは決してしてはならない。
起床後、昼食前、就寝前に各10分マインドフルネスを行う。また1人での食事の際、食事に集中する。とにかく今ここに集中。意識が逸れても大丈夫。すぐに戻す。
新たな気付きを多く得るほど、その事象を好きになる。
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マインドフルネスに関する研究結果などについて、ざっと紹介し、そのビジネスへの実用度を解説しています。マインドフルネスは自律的な動機付けや、物事をニュートラルに俯瞰する視座を提供してくれます。それが結果的にビジネスという明確な目的達成に対しても有効だ、という主張ですね。また、リーダーシップのマインドフルネスとは、他者のマインドフルネスを認めるやりざまである、という点に少し触れています。比較的導入的な書籍と思いました。具体的な手法等の解説はほとんどありませんので、マインドフルネスってどんなものなんだろーという方には良いかな、と。細かくセクションが分かれていて量も少ないので読みやすいです。
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人工知能も、禅と似た過程が必要。
人工知能は良く思考すれば、良い行動ができる、という前提で作られている。人間は違う。流れを感じて身を任せることも必要。
マインドフルネスは、実践的な禅のパッケージ。悟りを開くことを目的としていない。
内省を習慣的に行うこと。自分にとって大事なことを見極める。
マインドフルな状態になると、結果に良いも悪いもないことに気づく。
今この瞬間、に気づくこと。
一日を始める前に、座って瞑想する。
マイクロメディテーション=一日数回、1~3分の瞑想を行う。気が散るとき、押しつぶされそうなとき、など。
マインドフルネスインアクション=行動しながら、数秒単位で集中する。
朝起きたら、二分間横になったまま、呼吸に意識を集中する。
呼吸に集中するために、呼吸の回数を数える。
マルチタスクより集中、感知を高める。
スローモーションで生きることではなく、集中と感知を高めることにある。
集中したトレーニングは、一日4時間が限度。それ以外は休息する必要がある。
マインドフルネスは集中力を高める。
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マインドフルネス、禅の思考は現代の幸福論だと思う。
食べ物があれば幸せだった、お金がたくさんあれば幸せだった、物がたくさんあれば幸せだった。
そのように幸せを外部依存するのではなく、今ここ。
今その瞬間を知って、改めて個を知る、己を知る、幸せを知る。
自分の幸せとは何かを知る。
心、安らかに。
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禅と聞いて得体の知れないスピリチュアルなものと考えるのは安直で、ハーバードビジネスレビューが一冊の本としてまとめて出版している事実に着目したほうが良い。自分に役立つかどうか、とりあえずこの本を読んでから考えたほうが良い。
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マインドフルネス=瞑想ではない。まずは、マインドフルネスの状態、反対にマインドレスの状態にあるとはどいう状態なのか。自身の捉えている状態は、水が静かにピンと澄んだ状態にあるということ。マインドレスな状態とは、雑念がいっぱい、解決できない検討事項があり、悶々としている状態。マインドフルネスを手段として捉えている論文と、マインドフルネスを目的として捉えている論文があることに気がつく。マインドルフネスの感覚がない人にとっては、おそらくどっちかに決めたいんだろうと思う。日本人の多くに備わっている感覚とは、マインドフルネスそのものであって、自省、またはセルフコンパッションと表現される自己を慈しむ心、そして無になることの意味を知っていることである。無の境地という言葉もあるが、海外では全く理解されない。ある意味で薄い理解ではあるが、悩みのない状態とか、何も考えていない状態を指す。日本人がマインドフルネスに興味を持たない理由がそこにある。Googleやゴールドマンは、雑念でいっぱいすぎるのでなんとか軽減したいという思いなはずだ。だが、トヨタもパナも、商社でさえも、マインドフルネスを会社で動員することはない。当たり前なんだろうけども。自分の時間を確保して、音楽の中に身を委ねたり、自然の中で自然と一体感を持ってみたり、温泉に浸かってみたり、全てが日本人にとってのマインドフルネスである。メンタルヘルス管理のようなレベル感で捉えていると勘違いするこのマインドフルネスについては、海外で戦う上での自身の優位性を認識しておくことが大事。まずは、内省を行い、自分を客観的に、深く息をしてから見てみると、自分が何かの一部であること、悩んでいたことがとるに足らないことなどに気付かされる。