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上阪徹さんの薫陶を直接受けた身としては、目新しいことが書かれているわけではありません。逆にあったら困る。ただ、知っているのとできるのとは、大きく違います。できているかどうか、できていない部分は、なぜできないのか、確かめながら読みました。
文章読本的なものを読んだことがない人には、何を差し置いてもまずこれを、とお薦めします。テクニカルな部分ももちろん大切ですが、まず何より心構えをしっかりし、ある呪縛から解き放たれれば、文章への苦手意識は払拭できると思うのです。
アウトプット先として「自分史」を書くことを勧められています。なぜ「自分史」なのか。その理由と文章を書く心構えがつながっていました。「誰のため」「何の目的で」です。
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著者は、ビジネスをテーマに雑誌やウェブ媒体で書いている方です。本書では「大人の文章講座」として、自分史を書く事をひとつのゴールに据えて解説。
・内容のメインは、誰に何を伝えるか定めた上で、素材(事実、数字、エピソード)をたくさん集めようというものです。文章が書けなくて悩むのは、素材不足で書くことがなく捻った表現を使おうとして困ってるのではないかと。
・「ブログやSNSで自分史を書く」という具体的なゴールを念頭に書かれているので、参考にする・しないの取捨選択がしやすいです。
ちなみに、"はじめに"で言われている「33のポイント」とは、章末尾のまとめのことです。丸付き数字を追いかけると33個あります。
・ウェブで文章書く方に汎用的に使えると思います。ネタの集め方・固め方、文章の硬さ柔らかさの加減がウェブ向きかなと。
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読み手に対してベネフィットをしっかり提示してあげるということです。そして読み始めたら、最後まで一気に読み進めてしまえるよくな一気通貫の構成を考える
文書の構成は、事実、数字、エピソードの3つの素材で出来ている。
人間が忘れるのは、脳のスペースを空けるため。
何かに集中出来ないしすぐ忘れるのは本能
文章は話すように書く
誰に読んでもらいたいかをイメージ
真の目的をはっきりさせる
ストーリーの流れを書き出す
読みやすい文章の7つの習慣
一文を短く、リズムを作る、「」の使用、順接の接続詞を使わない(冗長になる)逆接の接続詞の多用(理論の展開)、難しい日本語の翻訳、リアリティの意識(すんなり納得できるか)
自分史
誰にをイメージ
実は色々なプロ
素材は一度に出さない
エピソードをモチーフにメッセージをしっかり持つ
書き出しを意識(おっ、と思ってもらえるように)
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文章に苦手意識を持っている大人向け。
素人はプロの真似をする必要はない、つまり気合を入れて名文を書く必要はない。それよりも分かりやすくてタメになる文章を書くことが重要。
文章の材料となる事実を集めるための取材方法や、読み手に伝わりやすい構成の組み立て方など、それなりに役立つ部分はあるが新書というフォーマットのせいか全体的にやや物足りない。
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文章を書くのが苦手なので、読んで見ました。
今までの意識が変わったと思います。
何度も読んで文章を書いていこう意識付け出来た
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ブックライターとして長年活躍している上阪徹さんが、人に読んでもらうための文章を書く33の秘訣を説いた本。
文章をうまく書く必要はありません。名文を書こうとすると間違いなく失敗します。大切なのは、文章を書く「真の目的」と読み手の気持ちを考える「相場観」を把握しておくこと。
かつて文書を書くのが苦手だった著者が実践している本書の文章術は、文章を書くのが苦手な人こそ役に立ちます。
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自分史を書いている中で、参考になった。形容詞を使わない。 書き出しを意識。 私は〜を使わない。ゆっくり時間を書けて思い出す。 2千字×50本で一冊の本 などなど。
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手紙を書く時、どう書いたらいいかわからない。
人を引き込む、まるでその場にいるような手紙、文法を身に付けたくこちらの本を手に取りました。
わたしが思ってた内容と180度異なる内容でしたが、読了し、これでよかったと感じております。
その文章は、誰にあてて、書いているのか。
うまい文章はではなくて話すように書く、、、誰かの言葉ではなく自分の言葉を綴りたかったわたしにはとてもいい気づきを与えられました。
観察や、こまめにメモを取る、五感のフル活用、数字、、など自分の分をもっと良くするヒントも今回得られました。読んで、自分の知識になりありがたく感じます。