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黒蜥蜴の妖艶からくるゾクゾクとする感覚、怪人二十面相の次はどんないでたちで現れるかというワクワク感、昭和の時代を背景にした当時の雰囲気を考えると、非常に読者を楽しませてくれる作品でした。名探偵・明智小五郎はいつの時代でも名探偵でいてくれると思いました。本当に昔の作品なのかと疑いたくなるくらいの作品です。
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黒蜥蜴
文豪スライドックスで名前だけ知ってたけれど、明智対黒蜥蜴、ワクワクした。江戸川乱歩作品はこれまで触りしか読んだことなかったけど、思っていた以上に読みやすかったし、時々はいる読者宛の語り口がいいスパイスになっている。
黒蜥蜴が女怪盗で人間剥製や人間椅子など結構ゾッとする要素もありつつ、最後の遂げ方まで良かったと思う。
怪人二十面相
よく聞く作品、人生26年目にして読了できた。
単純ですが、シンプルに面白かった!明智小五郎に対してシャーロックホームズのような絶対的安心感があり、怪人二十面相との知能戦が面白かった。怪人二十面相の血が嫌いな特徴が好き。黒蜥蜴も怪人二十面相も美術品が好きな点が共通してた。
小林少年が大活躍!最初に誘拐事件があり、美術城盗難事件があり、最後に美術館盗難事件と3本立ての内容だったが、一気読みできるほど面白い!
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文ストとのコラボだったので買いました。表紙の絵も綺麗で、作中に出てくる「黒蜥蜴」を読めて嬉しかったです。
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発表当時はすごく斬新な物語として受けとめられたんだろうなあと想像をかきたてられた。
勢いがありスケールの大きい探偵と怪盗の対決。
劇場版名探偵コ○ンをみた気分になった。
エンタメ小説。
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「乱歩R」というテレビドラマに合わせて企画刊行された本。江戸川乱歩のクセを知れた。解説が面白く、乱歩が好んだ歌舞伎の絢爛豪奢な雰囲気が表現されていると理解できた。単純ではあるが派手な演出を楽しむ話だと感じた。
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明智と黒蜥蜴が最後キスを交わすとこがよかった
そのキスは愛情なのか一番のライバルの最後の頼みとして受け入れてたのか明智の感情がわからないから良い
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「黒蜥蜴」と「怪人二十面相」の二本。
黒蜥蜴はとても好みの作品でした。好敵手で憎むべき相手を、実は心のどこかで愛してしまっている緑川夫人が魅力的でした。最後のシーンはとても美しかったです。
怪人二十面相は個人的には、トリックとして明智とそっくりの雇い人が出てくるのがあまり納得感が感じられませんでした。それでも、助手の小林くんが愛らしく、魅力的に感じました。
江戸川乱歩の作品は今回が初めてだったため、他の作品も読んでみたいと思います。