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主人公が好奇心から他人のプライバシーに土足で踏み込む感じが何だか不快。しかも邪推して周りを巻き込みつつ変な方向に進むし。こんな人がいる組織にいたくないわ。
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『ブッポウソウは忘れない』のタイトル変更文庫本、紛らわしい!!何にも考えずに装丁書いしてしまい、読み出したら思い出して、非常にがっかりして途中放置していたもの。というのも、単行本の時も、全く好みに合わず途中放置した末に記憶から抹消していた。
大学の野鳥研究室を舞台に、野鳥に関係のない事件、それもくだらない勘違いが起きるという短編5つ。『慈悲心鳥の悲哀』『三光鳥の恋愛』『耳木兎の救済』『鸚哥の告発』『仏法僧の帰還』。野鳥の小ネタはまあ知らない人なら面白いかもしれないが、という程度の目新しくもない豆知識。だが野鳥を扱っているというだけでベイトにはなった。
主人公が最悪。休学中の好きな女性の実家にまでストーキングしたり、他人の私物を勝手に見たり、人の恋愛沙汰やプライバシーを知りたがったり、憶測だけで決めつけて嘘ついてゴシップを漁ったり、人の研究に首を突っ込んだり。醜悪極まり無い。その他の登場人物もそれを許容ているのは変。無理に野鳥エビソードとつなげて、なにか面白く事件めかしたいのかもしれないが、とても無理がある。事件も全て最初の章を読んだ時点で勘違い度と勘違いな結末が簡単に類推できる程度。せめて本当の殺人事件かスパイ事件か、どんでん返しとかあればそれなりに読み応えもあっただろうが。全てがしょぼすぎてどうしようもないので、なんども読みかけては放置してしまっていた。が、アンフォーチュナにも時間ができたので頑張って読了。がんばった。
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3分の2で断念。動物に絡めた推理モノって前にも他作家さんで読んだことありますが…これは鳥のみ。鳥のウンチクかなり多めです。謎も…謎というほどのものでもないような。わりと簡単にわかったし、わかったからと言ってなるほど!ってほどでもないし。主人公ほか脇キャラに感情移入はまったく出来ず、春香の謎も、もしかしてこんなんじゃないのー⁈と思ったらその通りでした。残念。
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【収録作品】慈悲心鳥の悲哀/三光鳥の恋愛/耳木兎の救済/鸚哥の告発/仏法僧の帰還
主人公が軽率すぎて、魅力に乏しい。鳥についての豆知識は面白いが、ミステリ部分は無理やりミステリにした感じがする。