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これは小さいころ塾でもらったものです。
とても読みやすく、世界観にのめりやすいです。
小学生の中高学年の方に読んでもらいたい一作です。
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児童書とバカには出来ない作品。大人でもワクワク出来ると思うし、面白くて一気に読んでしまった。あなどれない。ただ、絵が恐い。
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20年前に読んでいたら、20年後「あの本好きだった」と思い出す本になったでしょう。それくらい今の私だってわくわくしたよ。
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正しい児童書。
子供騙しなのではなく、子供でもわかる大切な事が書いてある、子供に読ませたい良質なファンタジー。
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ファンタジーは苦手なのですが、公共図書館のYAリストに挙がっているので、いつかは読んでみようと思っていたのを、やっと読みました。
レトロ感がいいですね。YAというよりジュブナイル。ドラゴンとか魔法とかもっと大げさに書いてあるファンタジーはいっぱいありますが、その辺は抑え目です。それよりも生気のない老人や、悟とかおりの恋心の描写は生々しいと言うかなんというか。。そっちのほうがどきどきしました。
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”この世界でいちばん、たしかなもの”。竜と闘うというから派手なアクション冒険ものなのかと思いきや、中心に据えられているのはむしろ観念的な”問い”の部分。エンデの「はてしない物語」とか「モモ」とか、そっちらへんに似た匂いを感じた。偕成社文庫の装丁ゆえの先入観かしら?笑
児童文学をよむと、その「一つしかない答えにすとんと着地する」感に感動する。たどりつくべき地点にたどりつく、正しさの感触。それはこの話におけるダレカの謎かけ”この世界でいちばんたしかなもの”にも当てはまる。
ただしこの答えが知れるラストシーンで、主人公・悟がみごとに答えの読み替えを行い、自分とかおりの絆をも証してみせたところに、この話の妙がある。小手先の発想転換と見る向きもあろうが、竜のとんち合戦とは本質的に違い、もともと禅問答に近い問いかけなのだから仕方ない。
竜のいる世界で(つまり、物語のほとんどで)重要な位置を占めるかおりが、元の世界に帰ったとたんその巫女のような特別性を失ってしまうように見えるのが玉に瑕。しかしそれは悟の最後の台詞を深読みして解決できるだろう。「そのつもりになれば、いつか話すよ。」そのあと二人はどうなったのかなー? と思いをめぐらした読者は大勢いるんじゃないかしら(*´ω`*)
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校庭で見かけた黒ネコに連れて行かれた世界で「いちばんたしかなもの」を探す少年の物語。2転3転する物語にグイグイと引っ張られて辿り着く彼が見つけた「いちばんたしかなもの」は、忘れていた何かを思い出させてくれる素敵な答えでした。
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120913yatto
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火おこし 60,
とげ 63,
ムンジャクンジュ 256
龍との問答。いちばんたしかなもの。 last
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受賞 fantasies
『びりっかすの神様』 『学校ウサギをつかまえろ』 『雨やどりはすべり台の下で』
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久しぶりの児童文学。金曜の帰りの電車の中で本を開いて、50分の通勤時間があっと言う間に過ぎてしまった。おもしろいよこの本!
黒ネコからの問いかけの答え、もしやそうかな…と思っていたものが当たっていたから、伏線にそんな驚きはなかった。でも、それで終わらせずにもうひとひねりあるところに感服。
この主人公って小6なんだよね。そんなの感じさせないくらいにオトナな作品です。悟が大人になったらすっごいいいオトコになってそうだな~。自分が成長してしまったがために児童文学をこども扱いしてたけど、ばかにしちゃいけないんだなぁ。
他の作品も読んでみたいと思います!
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小学生の頃に読んで印象に残っている本、懐かしくて買ってしまいました。
普通の小学生が邪悪な竜を倒すというありきたりなストーリーに見せかけて・・・・。
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これはどこか児童文学として反則なんじゃないかという気がしてしまうぐらい面白かったです。91年に書かれた本書は時代に依存する部分が一切ないファンタジーなので児童文学のスタンダードとしてこれからもいつまでも読みつがれていくことと思います。そして別世界で剣と竜が登場するファンタジーではありますが、いくつかの仕掛けによりまるで小学校が舞台のような雰囲気が全編を包んでいます。そのため、面白いことに違いはないのですが、ハリー・ポッターやナルニア国物語のようなファンタジー物語よりも、いかにも小学校の推薦図書にしたいような身近さが感じられます。本当に推薦したい推薦図書と言えます。
この物語で扱っているテーマは時間であると言えるでしょう。「モモ」と違うのは特に「若さ」が扱われていることです。物語の中途で、若者たちが一般に持つ、老人や他の若者に対する根拠ない優越感や、選ばれた特別な存在としての自己意識が、登場人物たちに投影されて描かれます。しかしおそらくこの本を読む小学生たちは自分たちのことを述べられているとは気づかないでしょう。それが皮肉で面白いと、おじさんである僕は傍観者として思いました。
子供たち(小3と小1)は竜との対決に息を呑んで興奮していました。自分だったらこんな謎をかける、こんな方法で竜に剣でいどむと想像が膨らんで、叱るまでなかなか寝ません。物語の意外な展開にも見事にやられ、そこが面白かったと言っていました。主人公の男の子とヒロインの女の子の間の、少し大人びたそれでいて小学生らしい距離感の恋愛感情(?)にも、身をよじって喜んでいました。
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児童文学としての作品の完成度は高いと思います。
ただ、わかりにくいリドル、英雄像、群集心理を考えると、やや恐ろしさを感じます。この作品を読んでまっすぐ成長する子供が増えたら一体どうなってしまうのか?
書籍から読み取れる『たいせつなこと』を勘ぐってしまう私は、大切な2分間を失ってしまっているのでしょうか?
ちょっとだけ不安様子があるので★★★☆☆としました。
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与えられた冒険の時間は2分。
「とげを抜いてくれないか」
それは12才の悟が出会った、黒猫ダレカとのゲーム。
人々の若さを奪って国を守る竜が棲む、そんな世界で
"一番確かなもの"をつかまえる旅ー。
***
とにかく面白いです。大人が読んでも十分に面白いけれど、これは子供に読んでほしい。
児童書ってこういう本のことをいうのかなって思います。
初めて悟が食堂に入るシーンがとても印象深くて脳裏に焼き付いていて、びっくりすることに夢にまで出てきました笑。
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「2分間の冒険の話がいくつもあるのかと思ったら、1つの話だった!」「一番確かなもので、今の悟には見えないっていったら、ボクはアレだと思う。」
「ね!理由はわからないけど、怖いでしょ。なにか起こりそうで怖いでしょ!」
「ぼくだったら、引っ掛け問題だすね。ももたろうが一番最初に会ったのは誰でしょう?犬?ブッブー!おばあさんとおじいさんです!とか!」
「ほら!ほらやっぱり一番確かなものは僕がおもっていたとおりだった!それしかないでしょ!」(S8)
長かった。読み聞かせで今までで最長。
途中で力尽きて、勝手に数章をちびちゃんが読みすすんでいたこともあった。
テーマが難しい。竜を「やっつける」方法ばかりが気になっている様子。
いろんな問題を指摘している本。もう少したってもう一度読み直して欲しい。
180528再読
この本を読んでから、1番良かったとか言われると、「それって誰にでも言ってんじゃね?」ってつい思う。
覚えてるとおもったけど、最後のとこ忘れてた!
この方法はわかってたんだけどさ。S13
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岡田 淳 作
太田 大八 さし絵
偕成社 (1991/07)
(偕成社文庫)
異世界のようだけれど リアリティがあって
いろんなものが問われています
「この世界でいちばんたしかなもの」は?
もうずいぶん前の作品ですがよく読まれているようです
すごいですね、岡田淳さん
ファンタジーの定番だと思います
≪ 手をにぎり ダレカと共に 進んでく ≫