投稿元:
レビューを見る
もっといい選手にキャプテンマークを譲ることになった少年のサッカー物語と、彼をいやす銭湯の物語と。最後の事件などもりだくさんな感じもするが、登場人物がみんないきいきして入りこめた。
投稿元:
レビューを見る
よかった!
「自分のてっぺんを目指す!」
生きていて様々なことに嫉妬したり羨望があったり、
でも、自分のてっぺんって、いい言葉だなあ。
まだてっぺんじゃない!
そう思って頑張る!
いろいろ問題が語られていて、それは解決してないんだけど、まあ、いいか、
一番大事なことは伝わる気がする。
中学生か、多感な年ごろに響くと思う。
投稿元:
レビューを見る
児童文学というのは基本子供に読ませたいと大人が真剣に書いているので、いい本が多い印象です。
これも自分の傲慢さ、思いやりの無さ、友人と衝突しての心もとない感覚、新たな出会い、色々な人にそれぞれの世界が有ると気付く感覚。気が付かなかった友人の姿。人の芝生が青く見えるという事。失う悲しみと前の前に広がる未来。色々な事がちりばめられていて、すっと読めるけれど心に何かを残してくれる作品です。
投稿元:
レビューを見る
キャプテンマークを奪われて、サッカー⚽️を楽しくなれないでいたシュートがコナや大地、ヒロ、そして銭湯などを通してまたサッカー⚽️界に戻っていき、仲間と共に頑張って勝ちを取り、中間と打ち解けていくところが面白かった。銭湯♨️とサッカー⚽️が繋がっている作者の発想がおもしろいと思った
投稿元:
レビューを見る
スポーツ世界のシビアな競争。
小学生出会っても、スポーツでのレギュラーの取り合いやキャプテンの取り合い競争はかなり熾烈だよね....
競争に負けた時に、仲間に抱く気持ちを明確に言語化できないし、かと言って相手を殴ったり怒ったりして感情だけで発散できるような歳でもないし(思春期も相まって、みっともない姿は周りに見せたくないし。。)でも確かにどす黒い気持ちは積もっていくし... みたいな。
自分も小学生の時スポーツをしていて、そんな経験があるからこの子の葛藤が懐かしかった。
銭湯の話、すごくよかった。
最後まで心があたたまった。今度、平日のお休みにゆっくり銭湯行ってこよ~っと(*´`)
投稿元:
レビューを見る
自分の心をざわつかせる人は、自分には手に入らないものを簡単に手に入れている人。子どもも同じなんだなぁ。
その人の前では、ザワザワした気持ちが抑えきれず、嫌な自分になってしまう。キャプテンの座を奪われた少年の気持ちが痛いほどよくわかった。
投稿元:
レビューを見る
国語の教科書にのっている本 小5
少年サッカーチームに所属する加賀谷周斗は銭湯「楽々湯」を偶然見つける。楽々湯に通う中で、さまざまな人たちと出会い、自分を見つめ直す。スポーツにおける競争、挫折、嫉妬、そして人間としての成長を描く。