紙の本
次巻、早急に 求む
2019/03/18 21:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の仕事や人に対する覚悟がかっこよかってです。今後、未熟な女王候補の女の子が彼によってどう変わっていくのかが楽しみです。
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Web小説からの書籍化作品。化粧師の主人公が職人としての腕を買われ、貴族社会に翻弄されながら女王候補のもとで職分を全うするため奮闘する話。序盤のいいところで区切られているのが残念なのですが、本巻だけでもお仕事&成長小説的な読み味で楽しめました。気になる方はカクヨムなどで試しに読んでみるのもオススメです。
見どころは化粧の描写。本書でも何度か化粧を施すシーンがあるのですが、どういう印象に見せるためにどういう化粧をするのか、その工程にはどういう意味があるのかなど、主人公の仕事が丁寧に描かれています。しかも色鮮やかで詩的な描写で、化粧に詳しくなくても楽しめました。
(あやふやだった化粧への理解が本作品を読んでから深まったのは思わぬ収穫)
厳しい境遇にいる人たちが役目のためにひたむきに努力するところがシリアスかつ熱くて、いい意味で少女小説っぽくないと思いました。
起家一子さんによるイラストも雰囲気に調和していて美しいです。
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花街の化粧師ダイ。そのダイを花街から引き抜いたヒース。そして、女王候補のマリアージュ。
それぞれがそれぞれの事情で、マリアージュを女王にするために女王選に挑むのだが、この巻は序盤も序盤。それなのにすでに色々波乱は起きていて、果たしてマリアージュは女王に選ばれるのか。
オンラインノベルで先に読んでいるので、その後のダイたちの怒濤の展開も承知しているのだけど、やっぱり紙の本はいいですね。
今回修生箇所もたくさんあって、なるほどー、書籍化でこんな風に変えてるのね-、とオンラインノベルとの違いを認識するのも面白かったです。
2巻もぜひでてほしいですね。
作者様がおっしゃる大恋愛までの道のりもまだ遠いですし(笑)。
のんびり待ってます。
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あなたの化粧には力がある――。時代に翻弄された女王候補と化粧師の物語!五人の候補者が次期女王の座を競う小国デルリゲイリア。ある日、花街の化粧師であるダイの下に、女王候補の遣いと称する男ヒースが現れる。ダイの腕を見込んだ男は、専属の職人にとダイを誘うが、主となる娘は“最も玉座から遠い”と言われていて!?「わたしにできることはただひとつ。あなたを、あなたが望むように美しくするだけ」グランドロマン開幕!!
ネットでとても評判が良かったので手に取ってみた。1巻では明かされませんでしたが、主人公が男装の化粧師なのですね。最初よくわかっていないため違和感がありましたが、周りにはバレていない(雇い主は知っている)ということなんだな。生まれ育ちに秘密がありそうですが新しい環境は多々問題がありそう。ヒースにもブラックな面がありそうで、まだ物語は始まったばかりなので恋愛要素はビーズログにしては皆無でしたw2巻以降が電子のみなのは売り上げなんだろうか・・・できれば書籍化してほしい。仕事に誇りを持っているっていうのは大事で、現実ではなかなか上手くいかないことも多いだけに綺麗事だけではすまないにしても、ダイの気持ちが化粧道具を壊されたときの反応で伝わってきて主人公が好きになった。
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花街で化粧師として生きるダイが、その腕を見込まれ女王候補のマリアージュに化粧をすることで女王戦に巻き込まれて行きます。巻数表記ないけど、まだまだ序盤なので次巻数 もあるよね?長くなりそうなお話だけど続刊が楽しみ✨