子供のために購入
2020/12/06 23:46
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投稿者:わーち - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読まない子供に読ませるために購入。あんなに本嫌いな子供が夢中で読んでました。次も欲しいというので買いました。
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この本は、マインクラフトというゲームを題材にした物語で、少年と少女がマインクラフトの世界で、さまざまな場所をぼうけんするお話です。いろいろな人がいておもしろいので、ぜひ読んでみてください。
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前作は、初めてのマインクラフト、という感じだったが、今作はマイクラをやり慣れた人向けの小説だった。
お陰で「エンダーマン」など敵の姿の描写があまり無いので、プレイしていないとわかりづらいと思う。
でも、小説としては面白い。
事故で大怪我をした主人公がVRで脳波で操作するマインクラフト。マイクラをプレイするのは健康な子ばかりじゃない。病院で動けない子もゲームはできるんだ、と思い出させてくれる。実用化はまだ難しいと思うけど、動けない時はうれしいだろうなぁ。
そしてロニーの謎。
主人公がなかなか向き合えない問題なのだけど、友達もそして読者も、だんだん薄々わかってくる。けれどみんな、彼女が自分で決めるまで、一緒にいながら辛抱強く待っている。
イライラもするけど、友達がいるっていいな、と思わせてくれる話だった。
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前作「Minecraft 始まりの島」を読んだ時とは全く異なる良さがありました。前作が「ゲームをドラマティックに描いた作品」であるとするならば、本作は「ドラマにゲームという舞台を用意した作品」であると感じました。ゲームの中で死ねない理由が明確に条件付けされているため、ハラハラとした気持ちで読み進めることができました。
また、本作は何かがおかしいMinecraftの世界が舞台となっているため、謎を追う楽しさも同時に味わうことができます。この様な点からも本作は前作に比べ、高クオリティである印象を受けましたが、同時に巧妙な心理描写やMinecraftの用語が当たり前のように登場して来る点は、前作以上にハードルが高い様にも思いました。
よって、前作はゲーム好きの子どもやMinecraftを知らない人向けの作品であり、本作はMinecraftの世界観をより深く感じたい人向けであると私は考えました。
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マインクラフトをやったことある人じゃないとついていけない可能性大です!交通事故からVRなどの要素が有ります
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結局ロニーがどうなったのかは書かれていなかった。
けどいろんな文から予想はできる。
強い友情がよかった。
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息子8歳12ヶ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り) ◯
その他
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交通事故に遭った少女ビアンカが、同じ病院内にいる子どもたちと共に「マインクラフト」というゲームの世界を探検し、現実と向き合っていく物語。ある4年生の2学期のベスト本。
ゲームの世界に「現実逃避」するのではなく、むしろゲームの中に現実の悩みを持ち込み、仲間と共に向き合っていくというところがおもしろかった。病院内の仲間たちそれぞれが悩みや不安を抱えており、それがモンスターとなってゲームの中に現れる。彼らはそれに気づいていて、目を逸らしたい現実に向き合おうとしていく。それがゲーム攻略の鍵ともなるからだ。そうした点が、マインクラフトをプレーしたことのない自分のような読者も引き込んでいく、力のある作品だった。
「このゲームそのものーーゲームのなかのものすべてと、ここで起こったことすべてーーが、わたしがつくり出したものだ。これはわたしの抱える問題がデジタルの現実になったものなんだ。マインクラフトって、世界を作るゲームだよね? わたしはすさまじい世界を作ったってわけ。」
交通事故に巻き込んでしまった親友のロニーの姿をした村人の存在も、読者を最後まで引っ張っていく魅力的な存在。それがプレー中のロニーなのか、ただのゲームキャラの村人なのか。ロニーだと信じ続けるビアンカと、ただの村人だとみなすアントンとエズメの間に溝を生み、彼らの関係を複雑にしていく。だからこそ、対立を繰り返す中で芽生え、深まっていく友情に感動を呼び起こす。ラストシーンはすばらしかった。