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天才は遺伝か環境か、というテーマの本は沢山あるし、それに関しては結局両方の影響があるというこてになる。
この本では、天才と言われる人達の共通点を探りながら多方向的に分析しているのでとても興味深い内容になっています。
面白かったです。
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天才といっても、論理、科学、芸術分野によって様々なパターンがあることが分かりました。音楽はどちらかというと論理の世界だったのが印象的であった。
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天才はなにか?
答えが出ていない中に、いろんな考察やアイディアがユニークでおもしろい。
・天才とは、自分の狂気をもプラスに変える
・天才とは、人とは違うはちゃめちゃで多様な経験をしている
・天才とは、完璧を求めて失敗しまくる
・天才とは、内向的な人たらし
ボクの印象に残っている点。おもしろいチャレンジ本!
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面白い切り口だが、色々とデータがいい加減。著者自身も書いているがインターネットを検索すれば出てくるような偉人のIQについては、そもそもIQテストすら出来上がる前の逸話や記録からの推測。幼少期に多言語を使いこなしたとか、大学レベルの数学を理解していたとかでIQが160とか200になる。当てにならない。これは著者の問題ではないが。
他には、偉大な科学者には第一子が多いという統計データ。優れた作家らクラシック作曲家も第一子が多い。なるほど確かに、偉人に限らず世の中は恐らく第一子が多い。そりゃそうだと言うデータだ。多分この分なら、万年ヒラ社員も社長になるのも第一子が多いだろう。第二子や第三子が存在するためには、必ず第一子が存在しているのだから。
似たようなデータで、傑作の数。作曲家、芸術家は一発屋が多いらしい。これについても、作品を見て後付けで天才と定義するなら、その傑作が一つだけスポットが当たるという事は起こり得るし、そもそも、一つ傑作を生み出すより、連続して生み出す方が難易度が上がるのだから、これもそうだよなと。
グラッドウェルの1万時間の法則。我ら凡人を勇気付け、努力に向かう力をくれそうな言葉だが、結局はこれも感覚的ないい加減な数字。どうやら、天才は天才を研究しないらしい。つまり、天才を考察するのは、常に天才以外の所作。