紙の本
すべての森ファン、必読の書
2002/03/08 08:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:modern - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段決して「あとがき」を書かない森博嗣が、いやというほど自分について語ってくれちゃってる本である。S&Mシリーズ全作品の解説は言うに及ばず、自作の漫画、研究者としてのエッセイ、「憧れの人」萩尾望都との対談など、ファンなら涙を流して喜ぶコンテンツが満載だ。
しかし、この本の真の価値は別にある。冒頭に収められた「森博嗣のルーツ・ミステリィ100」がそれだ。森氏が作家となるにあたって、ルーツとなった100冊を自ら選んでいるのであるが、自分などはもう、ここだけを数百回読み返した。それだけ奥が深いチョイスであり、森氏が他のミステリ作家と一線を画している理由がにじみ出ている。
これだけの情報量が、文庫になって750円。買わなきゃ森ファンではない、と思う。多分。
紙の本
冷酷な数学者(笑)
2002/03/29 21:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森博嗣はあとがきを書かないので、本のイメージから本人は「冷酷な数学者」のような人だろうと思っていた。この本を読んで、その印象が180度変わりました。
薬局のサトちゃんが好きなんですね(笑)
「ミステリィ読者の十戒」笑いました、必ず守ります。
他にも意外な一面が満載です。
特に私が好きな部分は「森の日常」奥様、ささきすばる氏のエッセイです。
森博嗣は犀川先生を超えるキャラクターの持ち主のようです。
そして、書評される行為が嫌いとの事……
すいません、あまりの本の面白さに書評してしまいました。
紙の本
超個人的な本
2002/03/20 13:59
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が好きなミステリ100冊の紹介、自作についてのあとがき、エッセイ、著者の描いたマンガ、萩尾望都との対談、などが詰まった、森ファン必読の書。とにかく著者に関するデータがたっぷり詰まっているので、森博嗣のことをもっと知りたい! と考えている方なら充分楽しめるだろう。逆にいえば、著者に興味がない人は、読まないほうがいい。
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作者が選ぶ「ミステリィ100」や、S&Mシリーズの解説、エッセイや漫画が載ってます。
森先生ファンとしては、盛りだくさんな内容にニッコリです☆
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森博嗣のルーツ100冊や、S&Mシリーズの解説他、エッセイなど。これ読んで、森博嗣のイメージがそれまでと全然変わりました。幻滅したとかそういうのではなく、こういう人だったんだーという驚き。今ではこのイメージが定着してるけれど。紹介されてる100冊は読んでみたくなるものがあるのだけど、手に入らない本も多々・・・。
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森作品を読むと、私の本質みたいな部分が剥き出しになる勢いなんですが、これはその傾向が一番でした。
多分、物語というフィルタを通さずに森博嗣という人に触れたからだと思います。うーん、僥倖!森作品は特に速く読んじゃうのですが、これはもうちょっぱや。
数学の問題みたいなんですよねー。証明問題みたいな感じっすかね。そして哲学って理系だという意見(?)を得たり。ブックレビュ(これ違うけど)参考に出来ない人ですが、読みたいなあ。
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ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵(SM)シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・萩野真・ささきすばる3氏が語る森博嗣像も収録。森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本!
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全部は読んでいない
とりあえず中古で買ってみただけ
森博嗣が面白いと思う小説をいつか読んでみたかったので
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森博嗣先生がぎゅっと詰まった一冊。「森博嗣のルーツ・ミステリィ100」はいつか全制覇してみたいところ。84番目に北村薫の『空飛ぶ馬』が挙げられていて興奮した(笑)
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森博嗣が選んだミステリ100冊の紹介、S&Mシリーズのあとがき、エッセイ、萩尾望都との対談、漫画、その他といった流れ。
まあ、森博嗣の読者なら楽しめるかもしれない。
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(適当に少し書いとく^q^あとで暇あったら真面目に書くからね!^^)
まだ読み終わっていないが
こういうような本が、続編とか出してもらいたいな(笑)
全作品を作者本人による解説とかw
森先生はいつもあまり本を読まないと仰るけれど
実際わたしの基準からして
これはもう…読書家と言っていいんじゃないかしら…
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ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・荻野真・ささきすばる氏が語る森博嗣像も収録。森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本!
個人的には「いまさら自作を語る」がS&Mシリーズのあとがきとしての位置づけになっていて好きです。
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第1部:森博嗣のルーツ・ミステリィ100
第2部:いまさら自作を語る
第3部:森博嗣の多重な横顔
森さん~!らぶっ♡
第1部のリストはかなり参考になる!これを持って本屋に行きたいー☆
いわゆるミステリィだけじゃないところが深い!!
そして、其々の解説を読んでいて、その造詣の深さに脱帽。☆彡
第2部で、本の〝あとがき〟みたいに、作品の裏側を聞くの大好きー!
第3部は森さんについての色々が、色々な形で分かる☆★
犀川先生って森先生自身がモデルな感じ……☆
あ~……犀川先生ー!!!(๑→ܫ←๑)
(2007.01メモ→2010.04ブクログ)
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以外に森氏が多くのミステリーを読んでいたことにびっくりした。海外小説、昔は読みにくかったけど今なら読めそうな気がすし、読みたくなった。
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森博嗣のオススメ、というか、影響を受けた作品100は面白そうなのでリスト化してどこまで読めるか挑戦します。スタートの段階で11/100
あとはS&Mシリーズの後書きが面白いですね。後半のまんがとか昔のエッセイなんかにはそれほど興味なし。
テレビについてはものすごく同意。