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あぁ、やっぱりいい。一つの世界が光線のように広がっていく。自由で美しく、恐ろしさと官能性を秘めた短歌の世界。穂村さんの解説がさらにその世界を押し広げていく。何度も読みたい、ずっと続いてほしいシリーズ。
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おなじみのシリーズ。レビューが少なすぎる。ほんとみんないい歌詠むよな。うらやましい。何度も読みたくなる本。
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もう4冊目!もう10年!(;゜∇゜)日常の事でも、非日常を感じる楽しい世界(^^)♪この歌いいな~(*´∇`*)と思う作品は大体同じ作者(^^;)
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相変わらず良いなあ!わたしは少ない言葉からいろんな意味を汲み取れるような文を書くのも読むのも苦手で(読むのは嫌いではなくただ苦手)、短歌や俳句なんて本当にただすごいなあと感嘆するしかないんですが、これ、プロの人のものを読むよりそういう特集だから穂村さんの解説と一緒に読めるのが、あと同じテーマに集まるいろんな価値観をいっぺんに読めるのが、いいなあ。フレーズのところに好きな歌厳選のみっつ。
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最近短歌に若干ハマってきたので読みましたが、一般の人が詠む短歌でも大変に心揺さぶられるものが多くて震えた。情景が想像つくものもあれば、何が起きたのだろうとぞっとするものもある。短歌、今まであまり縁がなかったのだけれどもミニマリズムの中に想像力の可能性を感じられてとても面白い。あと、女性の言葉が多いのも良いと思った。新たな女言葉のあり方はこの中にあるのではないかと錯覚する。
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図書館で借りて。買うか迷ったけど、とりあえず短歌ください全部図書館で借りよう。
声を出して笑っちゃったり、楽しい。短歌好き。
何名かの方の作品が複数載っていて、他の新聞歌壇で拝見するお名前も。投稿から歌集を出版した方も多数いるとあとがきで読み、そうだよなぁ、と思った。
ちょっと気になったのをフレーズに記録したけど、そのほかにも好きなのが沢山。
また私も投稿したいな!
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読者から投稿された短歌を読んで、「面白いなあ」と思ったあと、ほむほむの解説を読むと、おーだから面白いのか!と気づく。詩心のない私には、ほむほむの解説を頭で理解する方が分かりやすい。
視点のずれ、見立て、そういうものが、日常をちょっと非日常にかえてくれて、気持ちが腑におちる。人間の心の不思議さを思う。
味噌汁のうたが好き。全体的にクスッと笑えるのが好き。
あと、母親を詠んだものは、子供から見た自分だったり、自分の母親のことだったりが浮かんで、鼻の奥がツーンとする。
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図書館で借りたもの。
『ダ・ヴィンチ』の読者投稿コーナーに寄せられた短歌から、人気歌人・穂村弘がテーマごとに傑作を選出。それぞれの短歌に鮮やかな講評を付す。
最近、短歌っていいなって思ってて読んでみた。
面白いのばっかりだったし、こんなに自由でいいんだって目からウロコ!
この本は第4弾らしいので、前のも読んでみよう~。
以下、印象に残った短歌とそのテーマ
先生
体育祭もだるそうにしゃがむ先生は人間だったから好きだった
床屋
24年前から床屋の本棚の漫画が変わっていないようだが
自由題
たましいのジャンルが違う人といていつもは食べない部分も食べる
自由題
目覚めたら君が住んでる街にいる夜行バスって瞬きみたい
自由題
地震です あなたもどこかでゆれている あっとか言って別の誰かと
男子
小1に上がった甥がオレというオにアクセントは初心者マーク
女子
「あたし」って打つ子に「私」で打ち返す今の私は嫌な顔してる
夏休み
「夏休み おばあちゃんちに行きました」そこにはおじいちゃんもいたのに
昼寝
カーテンが夜を創ってくれるからわたしがそれを本物にする
スポーツ
試合前緊張しすぎて無意識にボトル空にし次は吐きそう
引越し
10センチ足りないカーテンの下しらじらと見慣れない朝
自分で詠んでみたやつ
前髪を 切られすぎて 笑う君 もう少しだけ ママに切らせて
悲鳴あげ よく見たらそれは くわがたの おもちゃだった 誰が置いたの
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面白かった。題名の一部になっている歌は「占い」がテーマの歌。ここから歌集をだすような人も生まれているとのこと。穂村さんの解説と本人のコメントで、自分の中にわかる感覚が芽生える瞬間がたまらない。
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ダ・ヴィンチの読者から寄せられた短歌から、穂村弘氏が傑作を選出。「短歌ください」の単行本第四弾。連載開始から10年。投稿者の中から歌集を出版して、プロの歌人への道を歩み出した人も数多く現れました。さらに投稿数が増え、全体のレベルが高くなっています。でも、そのハードルを越えて、新しい才能が次々に登場しています。息を飲むような傑作に出会う喜び。
、、、図書館から借りた本なのに、貸し出し期限が過ぎてしまった。読んでいくと、本当に傑作だらけ。好きな歌、紹介します。
ご一緒にポテトはどうでしょうかよりポテト買えならMサイズ買う
猫を抱き少女が歩く本当は抱いてないんだ生えているんだ
動物と話ができて平気なの先生はもう気がふれてるの
、、、「ドリトル先生です」との作者コメントあり。
そこにいた。夏休み中そこにいた。きみがみてなくてもそこにいた。
この髪にしてくださいと見せたのは兵を率いる
ジャンヌ・ダルク
今なにをしてますか 私 私はね すべてが不思議でならないのです
愛猫が殺された〜って三時間君が泣いたから俺は
ムショにいる
、、、「全員に子猫の死体に向かって土下座させた罪です」という作者のコメントあり。
しろが殺されているのにめでたしで結ばれているお話でした。
、、、はなさかじいさんのお話。
無防備なまま汚されていく雪はなにも言わない
わたしは痛い
怖いのでしょう私のことが占いの良いことだけを信じる女が
生命線ないと言うから相性を知るより先にきみに恋した
風邪ひきの私を見てから別れなよ 戦闘モードの女の凄さを
壁ドンをしてくる男子を払いのけ狼を撃つために帰った
いつまでも お前を好きだと思うなよ 縄文時代の話をすんな
こんなにもきみを検索してしまうわたしを誰も罰してくれない
ゴミ箱のあり達今すぐ出て行きなさい君達はゴミじゃないから
白いサンダルはあの子のものだった絶対敵うはずがなかった
あのときにちょうど手紙を書いていたひともいただろうそして閃光
男の子みたいに髪を切ったから月の匂いもはっきりわかる
ふと見ると彼は私を見つめてた 日本語にしてカフェを出る朝
、、、「素敵な例文が多すぎる英語教材」という作者のコメントあり。
さされたと嘘つきましたごめんなさいくらげのことは何も知らない
君が溺れたら私は泳げないけど美しい絵として観るね
いま、いま、と蝶が車にぶつかってとぎれとぎれの時間になった
火と雪がおなじ匂いであることのたしかさ
きみを迎えにいくよ
「美味しい?」ときかれたりするときなどに、死ねと思います。長生きしてね。
父さんは好きに生きろと言うけれど母さんもういないのよ無理よ
やめときな痛い目見るよこれ以上なんてねうそだよ痛い目見よう
物騒な花言葉見てこみ上げる笑いは主にあ��たのせいだ
こんなにもハッキリ聞こえるこの音を幻聴というあなた、本物?
、、、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
りまの
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短歌集は読んだことも、読もうと思ったこともなかったが、高橋源一郎さんのラジオにゲストで出た穂村さんの話がとてもおもしろくて、興味を持った。
応募してきた短歌と穂村さんの解説がセットになったいておもしろい。
短歌って自由なんだ。
最終章のテーマ「父」のディスり具合が衝撃的。
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好きなシリーズ。
意外なお題、それに対する予想外の読者投稿。
おもしろい。
思いがけない言葉の繋がりが生まれる。
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このシリーズ好き。穂村さんが選んでいるからなのか、短歌とはそういうものかわからないけど、掲載されてる短歌ではだいたい取り止めのない日常の些細なことがうたわれてるのだけど、それがすごく心を動かしてきて、面白い。穂村さんが、短歌の作者の視点や考え方に純粋に感心してるコメントが多くて、安心感を生んでる感じがした。
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短歌。
自由で、瑞々しくて驚きました。
すぐそばにある風景や言葉に
グッときたり
クスッとしたり。
解説が入っているので
私のような初心者に最適。
ハマりそうな予感しかない。
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(2023-06-28)(2023-08-18)(2023-11-08)(2024-02-01)(2024-02-21L)