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著者の本に対する愛情は伝わったがなぜ本を読むのかという問いにはありきたりな解答しか出せていないような気がした。
新しい読書の価値を発見することができなかった。
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第1章 なぜ本を読むのか 第2章 本との出会い
第3章 本はどう読めばいいのか 第4章 読書の悩み 第5章 本で外国語を学ぶ 第6章 インプットからアウトプットへ
【内容 】本を読むために生きているのではない
読書は著者との対話 他者の人生を追体験する
現実を超える 人生を再体験する 読書で起こる共鳴
何度も繰り返し読む本 本は仮面を外す 作家を読み尽くす
意味だけを理解しようとしない 八年かける遅読
翻訳をするように読む 本は同時に何冊も読む
どんな姿勢で読むか どこで読むか 書斎は読書にふさわしい場所なのか? 大切なポイントを見落とさないために
外国語でも、自分の好きな本を読む 原書と翻訳ではどこが違うか ? インプット=知識を所有する 線を引くか
書けたことだけが理解できる 文章は書き出してから書く
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よくよく読み終わると、著者が他の著書でも述べている人や社会との関わり方と似て
本や書物を無機質なモノとしてではなく、対等に『存在』として認識することなのだろうな、と感じた。
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アドラー、嫌われる勇気の著者、まだ読んでませんでした。本を好きなことや拘りが伝わり、良かったです。真似はここまで出来ないなぁ、というのもありますが。
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アドラー心理学の考え方を対話形式で書いた「嫌われる勇気」の著者、岸見一郎の本。先本と同様、読みづらい。わかりにくい。自分の読解力不足と思い、我慢して読み切った。
中頃までは、哲学者の本で哲学の話なので、わかりづらいと思っていたが、作者自身の本の読み方を紹介したものと気づいてから、読んで理解出来るようになった。
我慢して読むのがよくないことが。
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何のために本を読んでいるのか分からなくなるような読み方は楽しくない。遅読、多読などに囚われず、自分に合った読み方で読書を楽しめたら、それが一番ということが再認識できた本。悩ましいのは蔵書管理。一見無秩序で実はこだわりのある本置き場の傍らに、完全な無法地帯も存在する・・・。
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タイトルにもなっていますが、第3章「本はどう読めばいいのか」が実用的に参考になることが多かった。昨年から本を多く読み始めた私にとって、読書がさらに楽しくなる後押しをしていただいた1冊です。
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本を選ぶところから、読了後に感想などアウトプットするところまで読書法について書いている書籍。
本を能動的に読むことは著者との会話であり、そのためには速読や多読ではなくじっくり本に向き合うべきであるというのは、まさにその通りであると思う。
一方で、必要な情報を得るために限られた時間で速読する本もあれば、じっくりと読み進めてその後も時間を置いて何度も読むべき本があると思っている。
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「嫌われる勇気」(タイトルは知ってるが読んだことはない)の著者がお薦めする、本の読み方の本。子供の頃から外国語の本をわざわざ辞書を引きながら読むなど、じっくりと調べものをしながら読書するスタイルが好きだったようだ。
なので速読は推奨せず、じっくりと読むことを薦めている。その方が、作者筆者の意図が充分理解できるからだ。たくさん読むこと自体を目的にするべきではない、とも。私の読書スタイルを真っ向から否定された感じだがw、不思議と反感は持たなかった。筆者の言うことはごもっともだ。と思いながらも、読みやすいので速読でこの本を読んでしまった。
結局大切なのは本を読む目的がしっかりあるかどうかだ。私は時間がない中でとにかくたくさんの本を読み、知識を蓄えるのではなく多様な考え方に多く触れるのを主目的にしている。じっくり読みたいものは、速読ではなく時間をかけて読んでいる。
しかし時には惰性で「借りてきちゃったから」と、冊数を重ねるだけで読んでるものもあるので反省。そういう本は読書感想文にも力が入ってない(印象に残ってない)ので、後で感想文を読み返すとそれがわかってしまう。
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他の人も書いてある通り著者の自伝みたいでした。
その中でも、早く読む必要が無いというのは、意外といわれないので、なんだかホッとする読後感でした。
それにしても、心筋梗塞をやっていたとは。
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読書論は多くありますが大きく分類すると2種類あるように思います。
それは仏教の言葉を借りれば「有為の読書」と「無為の読書」の2種類です。
有為とは読んで字のごとく「~の為(ため)という意識が有る」という意味だと説明されることがあります。わかりやすい理解です。
それに対し、無為とはもはや何かのためという意識は超えています。
この本は「無為の読書」を勧める本であると言えます。そもそも読書とは散歩や人生そのものなど、何かのためにあるわけではなく、それそのものの喜びがそこにある。
そのような思想で書かれた本です。
資本主義社会という競争社会で生きていくためには少しでも武器になるものを得ようと有為の読書をしてしまいがちです。
しかし、読書とは本来有為の営みである必要はない。そもそも、目的などなくともよい行為なのだということを思い出させてくれます。
有為の世界で戦うことを余儀なくされる、または何等かの信念によって有為の世界で戦うことを選んだ人々に、無為の世界を思い出させてくれる一冊でした。
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今後の本選びにとても参考になった。
読書は著者との対話。
普段はあまり考えず、読みっぱなしのことが多いので、じっくりと読み進め、考え、何か記録に残したいと思う。
また本の評価について、その評価と本の価値とは別のものであるということを知っておかないといけない。
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本をどう読むか
たくさんの本を読もうとしない。何かのために本を読むのではなく、本を読むこと自体を楽しむ。つまり、幸せのために読む。
人生を幸福にする本の読み方、選び方が、著者の学生時代からの濃密な読書体験をもとに語られている。
「大切なのは、読書を通じて、自分のそれまで持っていた考えや生き方を振り返って吟味し、さらには、自分の生き方を見直すということです」
「本を読むことは、端的に言えば幸せです。」
「とにかく、どんどん読む。つまらなければ途中でやめる。それを繰り返してれば、自分で本を選ぶ力が養われます。」
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本をどう読むか
たくさん読むことが目的になってしまっては
本来の読書の楽しみを忘れてしまう
読書とは著者との対話であり
それを楽しみながら読むことが大切だと思った
最近、本を読むことが目的となり
月にどれだけ本を読めたかが
自分の自信になってしまっていた
振り返ると、楽しむということが
だんだんとできなくなっていたかもしれない
初心に戻り
純粋な気持ちで読書を楽しんでいきたいと思った
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読書術に関わる本では、沢山の本を読む為の速読法や、内容を忘れないようにする記憶法を薦める本が多いが、この本はそれを否定する。本は楽しむために読むもので、ゆっくり筆者と対話する様に読む。書いてある事を鵜呑みににしないで反論できるくらい自分でも考えることというのは自分の中で共感できた。実践してみたい。