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本物の投資家がどうやって利益が出せるかが理解できる本。
ただし、自分も含め、ほとんどの人が実行不可能。
一時、ウォール街に科学者がなだれこんだことが話題になっていたが、筆者が嚆矢だったことがわかった。
とにかく、天才なので、自分の人生の参考には全くならないが、自分の才能で道を切り開いて、富と名声を得るという絵にかいたようなアメリカン・ドリームだと感じた。
上巻はそのサクセス・ストーリー。
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伝記っぽい感じで大変面白おかしく読めます。
上巻の最後の方は金融の話になって、読むのに骨が折れますが、その前のギャンブルのところはとてもワクワクさせてくれます。
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これが世にいうGIFTEDというものなのだろう。生まれた家庭はあまり裕福ではなかったようだが、高い知的な能力と、それを存分に必要とする膨大な知的な好奇心を指針として、エドワード・ソープは大成功を収めていく。
ギャンブルにせよ、株式市場のデリバティブにせよ、過去の例を踏まえたうえで自身の頭で考えきり今まで人が到達しえなかったアプローチへと辿り着く。そのプロセスが行われるのは自分が他から抜きんでた能力を持ち、誰よりもうまくやれるという自信が根底にあるからだろう。
誰しもがこれほどの能力と運に恵まれて生まれるわけではないが、自信と能力を指針として人生を切り拓いていく生き方にはぜひ近づきたい。
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題名に興味があって読み始めた。
最初は子供時代の話が続いたので退屈だった。
しかし数学の論文でブラックジャックでの勝てる研究成果を実践する辺り課から面白くなってきた。
今はラスベガスは会社資本が支配して売るが当時はギャングが支配していたので、その辺りの妖しげな雰囲気が津割ってきて面白かった。
その後ルーレットになるのだが、そのときの機械が世界初のウェアラブルコンピューターだとMITに書かれているらしい。
その後、マーケットのファンドの話になったが、保険をかけて逆を買うことは、白戸では無理だなと思いながら読んでいた。
ただ上巻でタイトルを実現しているので、下巻はどうなるんだと思った。
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数理的な手法で,不確実性とリスクテイクに立ち向かい,勝利をつかんだ男の物語.
↓
持ち前の能力(”考える力”)と知的好奇心で,現実の難題に立ち向かい,資本主義ゲームの上がりにまで至った人,
己の知力と試行錯誤,そしてリスクテイクを積み重ねて資本主義世界での勝利(お金を稼ぐ)を成し遂げたことには素直に憧れる.
・前例,慣例に抑圧されない⇨ブラックジャックには勝てない.
・法的であることと、倫理的であることはちがう。
・何かを為すには武器が不可欠。武器なくしての大成は物言わぬ死体が背後に積み上がったラッキーでしかない。ソープは数学力(というか知的好奇心ととことんエネルギーを注げる情熱,能力)
⇨自分は...? 目先の金をどう増やすか悩み,運ゲーで消費するのではなく今は刃を研ぐとき.
オッカムの剃刀:何かの説明に設ける仮定は,シンプルな方が良い.
下巻も楽しみだ.
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この本のジャンルを決めるのは難しい。個人の自伝なのか、投資の指南書なのか、生き様の啓蒙書なのか、それとも。
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うーむ。 最後まで読んだけど… 数学教授にしてヘッジファンドマネージャー、かつブラックジャックプレイヤーという肩書きを持つ著者の「エドワード・O・ソープ」。 この本は著者の自伝的な側面が強い。 数学とギャンブル、金融と… 出会う人たちがシャノンとかバフェットとか錚々たるメンバーなんだけど、読み物として怠かったかな… 金融取引についての知識あっても楽しいかな??
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カードカウンティングの手法を作り上げ、カジノで理論を実証したことでも有名なエドワード・ソープの自叙伝。
複数のカジノから出入り禁止になって、ウォール街に活動場所を移したところまでが描かれている。