投稿元:
レビューを見る
【よかったところ】
・時代の流れではなく、各命題ごとにどんな主義があるかを示している
・全体像をつかむにはよい
・いわゆる哲学者だけでなく、物理学、宗教、生物・学、医学などとの関わりも触れられている
【イマイチなところ】
・専門用語がめちゃくちゃ多く、議論もエッセンスのみでどんどん先に進んでしまうので、理解はできない
投稿元:
レビューを見る
漫画としても面白かった。
入門書とも言えるし、哲学についての知識がある人の方が理解できるんじゃないかと思った。
哲学について知るということについてや哲学の面白さみたいなものに触れる機会が少ない本だとも思った。
投稿元:
レビューを見る
哲学の歴史を漫画で解説した本。過去から現在までの哲学の有名どころをかいつまんで教えてくれるので、哲学の入門書としては良いと思います。逆に、もう概要は掴んでいる人には全く向きません。掘り下げないので。
哲学っていう学問の成り立ちというか、現在までの流れも説明してくれてそこが良かったです。背景があるとポイントポイントの位置が掴みやすいので。
(自分は哲学初心者で、哲学は「哲学」だと思ってたのに、昔はそれが今でいう科学で身の回りの不思議を解き明かすオールジャンル的な学問だったところとか)
投稿元:
レビューを見る
この本が紹介する「哲学」とは、人生で生じる様々な問いへの答えを 自分で考えるためのコンパスなのでしょう。
秀逸なのは、論理学・認識論・形而上学・価値論での難しい話を、論理・知覚・心・自由意志・神・論理という普通の人に分かりやすい流れに沿って紹介していることです。また、コンピュータや量子の世界にも言及があるので、これを読めば 今を生きる人が 知恵を探求してみる(=哲学する)気になるかもしれません。
私としては、ゾンビが神となる社会が生まれるかもしれない 世の流れの分岐点で、この本に出合えて 新たな地図を得た気分になっています。(イマイチ読みこなせないのが悲しいですが)