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ノート術指南書の一つなのだが、自己啓発書的な要素もあるのが特徴だ。思っていることを皆書き出すことで気持ちの整理をすることや、デジタルではなく紙のノートに書き込むことで、情報の洪水をいったん遮断する時間を設けることを意図していることなどはこれまでのノート術とは違った視点だ。
ノート作成の一応の流れは示しているものの、個人によるアレンジの余地がある。人によって異なるノート方が生まれる可能性がある。それがまた魅力にもなっている。あくまでも自分のために作る気持ちの整理のためのノートなのだ。
体裁の問題で一つ注文したい。日本語訳本の宿命かもしれないが、縦書きレイアウトにする必要はなかったと思う。アメリカ人の考えた方法は横書きで機能するように作られている。多くの日本人も横書きで書くはずだ。横書きで出版しなおしてほしい。
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ハウツーというよりは、思想書的な。
なぜ、それが必要なのか?背景には何があるべきなのか?
人生の目的、どう生きたいかからスタートする内省ノートだったのか!
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大変、内容の濃い本。一読だけでは、到底、理解できてないな。
実際にBujoを始めて、本書に戻って確認しつつ実践してみないと、真価は分からないだろうな、と思う。とにかくやってみよう。
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バレットジャーナルに興味を持ちながらも、何だか堅いビジネス書という感じで、なかなか読めずにいましたが、バレットジャーナルを少し手探りで始めてみたら、やっぱり基本が知りたいと思い購入。
買ってよかった!!まさに人生を変えるノート術になりそう。
頭の中の棚卸しや、有意義な人生を見つめ直すなど、ノート術の枠を越えて、今後を考える良いきっかけになったような気がする。
自分が何を大事にしているか、意識せずに何となく過ごしていることが多かったなと気付かされた。
また何度も読みたい!
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本書中でも記載があるが、ノート術+自己啓発といった内容だろうか。個人的には、過去に読了したGTD関係や手帳(ほぼ日手帳)の使い方を含んだ、複合的な1冊と思えた。
実際にバレットジャーナルの内容を実践したときに感想は変わるかもしれないが、ノート術ならではの独自作法をまず確認しながら、試行錯誤は必要だろう。
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BuJoユーザーなので読んでみました。196ページごろから突如、抽象的な自己啓発トークが増えBuJoのサンプルなどが減るので少し退屈になりますが、最後に素敵なユーザーヴォイスを読むことができるので諦めずに(飛ばしてでも)読むことをおすすめします。
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バレットジャーナルをやってみたくて買いました。
アイディアマンではないのですごくシンプルになりそうですが、やってみようと思います!
早くコツを掴んで自分のオリジナル手帳を作りたいです。
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GTDと骨格が同じであり、結局この手の仕事術の本質は以下の構成要素に集約されるのだろう。
1) 頭の中身をすべて吐き出し見える化する。
2) 情報は一つの媒体に集約する。
3) 定期的にレビューして情報と状況を振り返る。
バレットジャーナルの新しい点(originality)は、
・箇条書きで素早く記録し、冒頭記号で分類する
・目次を作って後から検索しやすくする
の2点だが、それほど目新しさは感じない。
巷のカラフルで美しいBuJoの実例を眺めるのは楽しいが、自分がやることはないかな。
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マニュアル的に持っておきたい本。しっかり取り入れられたらいいんだけど。書くの嫌いな人には勧めないかな。私は忘れやすいので覚えるためにも書いておきたい。終わってノートの整頓法も乗ってたらよかったな。
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思考整理とタスク管理で引っかかった本。
内容はシステム手帳とノート術、
GTDを組み合わせたようなもの。
目新しさはなかったが、
参考になるところもあるだろう。
個人的には、
こうした欧米のマニュアル本よりも、
日本の実体験を交えた手帳、
ノート術の方がより効果的だと思う。
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この本は、自分が漠然とスケジュール管理やタスク管理をしたいと思っていた時、偶然バレットジャーナルという言葉を知り調べた。その際、この本があることを知り、読もうと思った。
この本に書かれているバレットジャーナルは、自分の日々の仕事や生活の中で、計画、実行、記録を1冊のノートで行うノート術が書かれていた。このノート術を活用すると生活における「生産性」「マインドフルネス」「意志力」を高め、よりよい人生を送ることができる様になる。
著者は注意欠陥障害(ADD)を患っており、生活に生き苦しさを感じていた。そこでいろいろ試行錯誤しながら生み出した結果だそうだ。これらは、スケジュール管理、ToDoリスト、メモ、アイディアノートなど様々なことを行える様にしたメソッドを紹介していた。また、自己啓発やビジネス書で出てくる様な内容や考え方と、合わせてそれらをバレットジャーナル実践法という形で活用方法が紹介されていた。1冊で何冊かを読んだくらいの内容が書かれており、本を初めて読む人にも良いと思った。バレットジャーナルは自分に合ったカスタマイズすることを推奨しており、自分にとって価値あるものをノートに書き出していって欲しいそうだ。
バレットジャーナルの特徴は、ラビットロギング、コレクション、マイグレーションの考え方がある。これらは、必要な情報をすばやく記録/整理し、必要な行動を見極め達成させていくというものだ。
ラビットロギングは箇条書きを主体としてすばやく必要な情報を記録/整理していくもの。バレットとは「・」の記号のことで、この記号によりなんの情報かを素早く分類する。
コレクションは関連のある情報をページにまとめておくもの。コレクションには、インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログがある。それぞれに必要な情報がまとめられ、自分の思考を整理することができる。
マイグレーション(移動)とは、未完や不要となったタスクを整理し、必要なものを計画(移動)すること。生活や仕事において、本当に必要なものに集中することができようになる。
本書では、生産性、マインドフルネス、意志力をバレットジャーナルの3本柱と置いている。
生産性とは、頭のなかのごちゃごちゃを整理しぼやけていた問題を明確にとらえること。必要なことに目を向けられる様になる。
マインドフルネスとは、「いま」に向ける意識を高めること。いま自分がしていることを、なぜしているのか意識できるようになる。
意志力とは、信念と行動の橋渡しをすること。「こう生きたい」と願う人生を意識して日々を過ごせるようになる。
これら3つができるようになることで、周りにいちいち反応せず自分で人生の舵を取れるようになり、本当に自分が達成させていきたい事、やりたい事ができるようになる。
この本には自己啓発やビジネス書にある様な内容も書かれている。自分が気づいたり良いと思ったものは、7つの習慣に出てきた、影響の輪、緊急重要マトリクス、終わり(死)から考えると似たものがあった。その他、フローへの入り方。感謝ログ。1日から得られる経験や気づ���の最大化などがあった。また、それらのノートへの実践法が書かれていた。
自分は、単純にフューチャーログ、マンスリーログ、ウィークリーログ、デイリーログをシンプルな様式で使っている。実践してみて、生活での生産性は向上したし、次にやることも明確になった。思考の整理ができ、自分の考えを人に伝えやすくなったと感じている。また、タスクから自分にとって価値のあるものを見つめなおすことができる様になったと思う。今後も工夫しながら続けていきたい。
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バレットジャーナルのやり方自体はしっくりこない部分もあるのですが、筆者の考え方には共感できる部分が沢山ありました。
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※ただの長々とした自分語りです。
子どもの頃から、ノートを使うのが下手くそだった。
とりわけ新しいノートが苦手で、1ページ目の一行目が完璧に書けないと、何度も何度も納得できるまで消して書いて消して書いて消して書いて消して書いて。
ノートは消しゴム跡や紙のヨレで理想の美しさからはかけ離れていき、しまいにはどうしようもなくなってページを破りさる始末。
小中高の間は、課題提出の関係もあって教科ごとにノートを作成しなければならなかったから、上の苦痛が教科ごとに用意されていた。
大学に入ってようやく、どの科目も授業も同じノート(それも、A4サイズ!)にとることで新しいノートとの出会いを避けられるようになり、「1ページ目」のストレスともおさらば!
…はずだったのだけれど。
親から自立したことで、私は新たな「1ページ目」と額を突き合わせることになった。
そう、スケジュール帳である。
ほぼ必ず毎年変えざるをえないそれは、私の新しい「1ページ目」となり、毎年、それどころか毎月のように私を苦しめるようになった。
多分、「新たな1ページ」というのがトリガーなのだろう。
年が変わり、月が変わるごとに、「1ページ目」は私に完璧を求めてきた。
しかし、運良く「1ページ目」をやりすごしたとしても。
予定とは、変わるものである。
修正テープ、書き直し、黒塗り、書き直し、汚い、綺麗じゃない、毎日見るのがストレスになる、新しいのを買い直す、また「1ページ目」に遭遇する。
装丁がかわいければかわいいほど、おしゃれであればおしゃれであるほど、それに見合った字を書けないことに憂鬱になり、書き直し…エンドレス。
幸運にも、トラベラーズノート(リフィルはシンプルなので、ストレス値も低め)やデジタルスケジュール(これはこれで、整った分かりやすい見た目になるまでiPhoneに張り付いてしまうという難点もあるのだけれど)に出会ったお陰で、最近は大分落ち着いてきていた。
とはいえ、「1ページ目」のコンプレックスゆえなのか、書店で「ノート術」なるものを見かけると、気にならずにはいられなくて。
とうとう買ってしまったノート術ノウハウ本の一つが、この「バレットジャーナル」だった。
「バレットジャーナル」なる言葉、この公式解説本で初めて触れたのだけれど、実践を始めてから、心底、前知識がなくてよかったと思った。
「#」をつけてSNS検索なんぞしていたら、多分、いや、絶対に手を出していなかった。
なんだ、みんなデザイン系出身なのか、なんでそんなにすてきな絵を描きたがるんだ、そんなに美しい字体を使うんだ、私は美術本を探しているわけじゃないんだぞ、参考になるのを調べようとしてめくるめくデザインの世界を見せられたこっちの身になってみろ、ちょっとやってみたくなるだろう、テンプレートはないんですか!自分で書かなきゃダメですか!?
…と、まあ、コンプレクッスを盛大に刺激されて、また「1ページ目」のスパイラルにハマるところだった。
でも、公式本に基づいて順を追って「バレットジャーナル」に取り組み始めたことで、そうはならなかっ��。
スケジュールも、TODOリストも、将来の目標も、日記も、この方法で一冊のノートにまとめてしまえば、「1ページ目」とのエンカウントは減らせる。
そして、これが何より重要なことなのだけれど、この手法、1ページ目が、実質「1ページ目」じゃないのだ!
基本原則は、「インデックス」「フューチャーログ」「マンスリーログ」」デイリーログ」の4大コレクションなのだけれど、164ページのセットアップに沿って最初に取り組むことになるのは、まあ、当然ながら「インデックス」だ。
でも、何も書かれていないノートに、インデックスなんて付けられない。
なので、ここで書くのは「1」「2」というページ数と、「インデックス」のトピックだけ。
このバレットジャーナルが本番に入るのは、実質的には3〜4ページ目のフューチャーログから。
つまり、3ページ目こそが、「1ページ目」なのだ。
「子ども騙しというか、その程度でどうにかなるストレスだったのか」と言われるかもしれないけれど、本当に、たったそれだけのことで、ページを破りさることなく、ノートを作ることができた。
だからもう、たったそれだけのことで、「バレットジャーナル」は私にとってかつてない最高のノート術となった。
万人に勧められるかどうかは、もう少し続けてみないとわからないけれど。
私と同じように、「1ページ目」に苦しんできた人は、(#バレットジャーナル は検索せずに)このノート術を試してみて欲しい。
目からうろこだから!!!
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会社からの課題図書で、春休みの間に読むようにと言われた。バレットジャーナルという言葉を初めて聞いた上に、普段ノートを書くような習慣はないので中身は気になった。とにかく読んでみた感想。
[before]
デジタルな世界の上に、24歳という年齢では字を書くことがほとんどない。ましてや日記やタスク、予定は携帯で済ましてしまうのがほとんどである。一方で、不安なときややることが多い時に、いっぱいいっぱいになってしまうのも事実で、そんな自分を本書で変えられるかもしれないと期待した。
[要約]
やることが多い人や、イライラする人、不安な人の共通点は自身の思考を嘔吐プットできていないから。そして「いま」ではなく未来や過去、他人といったコントロールできない事象について考えていることが共通点である。
そこで本書で紹介しているバレットジャーナルは、自身の思考や気持ちをノートに写し、自分自身、いまを表すものであると綴っている。バッレトジャーナルを活用することで、するべきことをするべき時に確実に行える自分を築きあげることが出来る。
本書では、前半部分にバレットジャーナルについてや、簡潔な作成方法を述べた後、バレットジャーナルを用いることで人生がどのように好転して行くのかといったある種の自己啓発本的内容になっている。最後に実用例を載せている。
本書は、ノートという習慣を作ることで自分自身を見つめ直し、いまにエネルギーを全て注ぐといったエッセンシャル思考を追求しているように感じた。
[after]
久しぶりに自己啓発本を読んだが、バレットジャーナルを軸にして展開してるので、新鮮な気持ちに慣れた。明日から社会人として生きる上でこの本励まされたのは紛れもない事実である。
実際にバレットジャーナルを作成するかは悩ましいが、このノウハウを知り、いまに集中する大切さに気づいた点は非常によかった。
とにかくアウトプットを行い、思考を整理し行動することを意識しよう。
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スケジュールを立てたり、ToDoリストを作ってタスクをこなすことが苦手だ。そういう管理アプリを使っても1週間ぐらいで使わなくなってしまう。
どうにかしたいと思って色んなものに手を出して失敗してきたが、ようやく正解にたどり着いた気がする。
この本では一冊のノートで日記、タスク管理、スケジュールなどを全てまとめる方法と、その効果を紹介している。
ただ、ノート術というタイトルでは想像つかないほど自己啓発要素が詰まっている。途中でノート術教えてくれと焦れてしまって、ネットで書き方例を先に検索したぐらいだ。最後の方の訳者あとがき2、3ページでノートの効果はまとめてくれてるので、本編の自己啓発でだるくなってきたら飛ばしても問題ないと自分は感じた。
でもこんなに実践できそうで効果がありそうなノート術は今までなかった。日記やタスク、スケジュール管理が定着せず困ってる人には一回読んでみてほしい。