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思考整理とタスク管理で引っかかった本。
内容はシステム手帳とノート術、
GTDを組み合わせたようなもの。
目新しさはなかったが、
参考になるところもあるだろう。
個人的には、
こうした欧米のマニュアル本よりも、
日本の実体験を交えた手帳、
ノート術の方がより効果的だと思う。
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この本は、自分が漠然とスケジュール管理やタスク管理をしたいと思っていた時、偶然バレットジャーナルという言葉を知り調べた。その際、この本があることを知り、読もうと思った。
この本に書かれているバレットジャーナルは、自分の日々の仕事や生活の中で、計画、実行、記録を1冊のノートで行うノート術が書かれていた。このノート術を活用すると生活における「生産性」「マインドフルネス」「意志力」を高め、よりよい人生を送ることができる様になる。
著者は注意欠陥障害(ADD)を患っており、生活に生き苦しさを感じていた。そこでいろいろ試行錯誤しながら生み出した結果だそうだ。これらは、スケジュール管理、ToDoリスト、メモ、アイディアノートなど様々なことを行える様にしたメソッドを紹介していた。また、自己啓発やビジネス書で出てくる様な内容や考え方と、合わせてそれらをバレットジャーナル実践法という形で活用方法が紹介されていた。1冊で何冊かを読んだくらいの内容が書かれており、本を初めて読む人にも良いと思った。バレットジャーナルは自分に合ったカスタマイズすることを推奨しており、自分にとって価値あるものをノートに書き出していって欲しいそうだ。
バレットジャーナルの特徴は、ラビットロギング、コレクション、マイグレーションの考え方がある。これらは、必要な情報をすばやく記録/整理し、必要な行動を見極め達成させていくというものだ。
ラビットロギングは箇条書きを主体としてすばやく必要な情報を記録/整理していくもの。バレットとは「・」の記号のことで、この記号によりなんの情報かを素早く分類する。
コレクションは関連のある情報をページにまとめておくもの。コレクションには、インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログがある。それぞれに必要な情報がまとめられ、自分の思考を整理することができる。
マイグレーション(移動)とは、未完や不要となったタスクを整理し、必要なものを計画(移動)すること。生活や仕事において、本当に必要なものに集中することができようになる。
本書では、生産性、マインドフルネス、意志力をバレットジャーナルの3本柱と置いている。
生産性とは、頭のなかのごちゃごちゃを整理しぼやけていた問題を明確にとらえること。必要なことに目を向けられる様になる。
マインドフルネスとは、「いま」に向ける意識を高めること。いま自分がしていることを、なぜしているのか意識できるようになる。
意志力とは、信念と行動の橋渡しをすること。「こう生きたい」と願う人生を意識して日々を過ごせるようになる。
これら3つができるようになることで、周りにいちいち反応せず自分で人生の舵を取れるようになり、本当に自分が達成させていきたい事、やりたい事ができるようになる。
この本には自己啓発やビジネス書にある様な内容も書かれている。自分が気づいたり良いと思ったものは、7つの習慣に出てきた、影響の輪、緊急重要マトリクス、終わり(死)から考えると似たものがあった。その他、フローへの入り方。感謝ログ。1日から得られる経験や気づ���の最大化などがあった。また、それらのノートへの実践法が書かれていた。
自分は、単純にフューチャーログ、マンスリーログ、ウィークリーログ、デイリーログをシンプルな様式で使っている。実践してみて、生活での生産性は向上したし、次にやることも明確になった。思考の整理ができ、自分の考えを人に伝えやすくなったと感じている。また、タスクから自分にとって価値のあるものを見つめなおすことができる様になったと思う。今後も工夫しながら続けていきたい。
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バレットジャーナルのやり方自体はしっくりこない部分もあるのですが、筆者の考え方には共感できる部分が沢山ありました。
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※ただの長々とした自分語りです。
子どもの頃から、ノートを使うのが下手くそだった。
とりわけ新しいノートが苦手で、1ページ目の一行目が完璧に書けないと、何度も何度も納得できるまで消して書いて消して書いて消して書いて消して書いて。
ノートは消しゴム跡や紙のヨレで理想の美しさからはかけ離れていき、しまいにはどうしようもなくなってページを破りさる始末。
小中高の間は、課題提出の関係もあって教科ごとにノートを作成しなければならなかったから、上の苦痛が教科ごとに用意されていた。
大学に入ってようやく、どの科目も授業も同じノート(それも、A4サイズ!)にとることで新しいノートとの出会いを避けられるようになり、「1ページ目」のストレスともおさらば!
…はずだったのだけれど。
親から自立したことで、私は新たな「1ページ目」と額を突き合わせることになった。
そう、スケジュール帳である。
ほぼ必ず毎年変えざるをえないそれは、私の新しい「1ページ目」となり、毎年、それどころか毎月のように私を苦しめるようになった。
多分、「新たな1ページ」というのがトリガーなのだろう。
年が変わり、月が変わるごとに、「1ページ目」は私に完璧を求めてきた。
しかし、運良く「1ページ目」をやりすごしたとしても。
予定とは、変わるものである。
修正テープ、書き直し、黒塗り、書き直し、汚い、綺麗じゃない、毎日見るのがストレスになる、新しいのを買い直す、また「1ページ目」に遭遇する。
装丁がかわいければかわいいほど、おしゃれであればおしゃれであるほど、それに見合った字を書けないことに憂鬱になり、書き直し…エンドレス。
幸運にも、トラベラーズノート(リフィルはシンプルなので、ストレス値も低め)やデジタルスケジュール(これはこれで、整った分かりやすい見た目になるまでiPhoneに張り付いてしまうという難点もあるのだけれど)に出会ったお陰で、最近は大分落ち着いてきていた。
とはいえ、「1ページ目」のコンプレックスゆえなのか、書店で「ノート術」なるものを見かけると、気にならずにはいられなくて。
とうとう買ってしまったノート術ノウハウ本の一つが、この「バレットジャーナル」だった。
「バレットジャーナル」なる言葉、この公式解説本で初めて触れたのだけれど、実践を始めてから、心底、前知識がなくてよかったと思った。
「#」をつけてSNS検索なんぞしていたら、多分、いや、絶対に手を出していなかった。
なんだ、みんなデザイン系出身なのか、なんでそんなにすてきな絵を描きたがるんだ、そんなに美しい字体を使うんだ、私は美術本を探しているわけじゃないんだぞ、参考になるのを調べようとしてめくるめくデザインの世界を見せられたこっちの身になってみろ、ちょっとやってみたくなるだろう、テンプレートはないんですか!自分で書かなきゃダメですか!?
…と、まあ、コンプレクッスを盛大に刺激されて、また「1ページ目」のスパイラルにハマるところだった。
でも、公式本に基づいて順を追って「バレットジャーナル」に取り組み始めたことで、そうはならなかっ��。
スケジュールも、TODOリストも、将来の目標も、日記も、この方法で一冊のノートにまとめてしまえば、「1ページ目」とのエンカウントは減らせる。
そして、これが何より重要なことなのだけれど、この手法、1ページ目が、実質「1ページ目」じゃないのだ!
基本原則は、「インデックス」「フューチャーログ」「マンスリーログ」」デイリーログ」の4大コレクションなのだけれど、164ページのセットアップに沿って最初に取り組むことになるのは、まあ、当然ながら「インデックス」だ。
でも、何も書かれていないノートに、インデックスなんて付けられない。
なので、ここで書くのは「1」「2」というページ数と、「インデックス」のトピックだけ。
このバレットジャーナルが本番に入るのは、実質的には3〜4ページ目のフューチャーログから。
つまり、3ページ目こそが、「1ページ目」なのだ。
「子ども騙しというか、その程度でどうにかなるストレスだったのか」と言われるかもしれないけれど、本当に、たったそれだけのことで、ページを破りさることなく、ノートを作ることができた。
だからもう、たったそれだけのことで、「バレットジャーナル」は私にとってかつてない最高のノート術となった。
万人に勧められるかどうかは、もう少し続けてみないとわからないけれど。
私と同じように、「1ページ目」に苦しんできた人は、(#バレットジャーナル は検索せずに)このノート術を試してみて欲しい。
目からうろこだから!!!
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会社からの課題図書で、春休みの間に読むようにと言われた。バレットジャーナルという言葉を初めて聞いた上に、普段ノートを書くような習慣はないので中身は気になった。とにかく読んでみた感想。
[before]
デジタルな世界の上に、24歳という年齢では字を書くことがほとんどない。ましてや日記やタスク、予定は携帯で済ましてしまうのがほとんどである。一方で、不安なときややることが多い時に、いっぱいいっぱいになってしまうのも事実で、そんな自分を本書で変えられるかもしれないと期待した。
[要約]
やることが多い人や、イライラする人、不安な人の共通点は自身の思考を嘔吐プットできていないから。そして「いま」ではなく未来や過去、他人といったコントロールできない事象について考えていることが共通点である。
そこで本書で紹介しているバレットジャーナルは、自身の思考や気持ちをノートに写し、自分自身、いまを表すものであると綴っている。バッレトジャーナルを活用することで、するべきことをするべき時に確実に行える自分を築きあげることが出来る。
本書では、前半部分にバレットジャーナルについてや、簡潔な作成方法を述べた後、バレットジャーナルを用いることで人生がどのように好転して行くのかといったある種の自己啓発本的内容になっている。最後に実用例を載せている。
本書は、ノートという習慣を作ることで自分自身を見つめ直し、いまにエネルギーを全て注ぐといったエッセンシャル思考を追求しているように感じた。
[after]
久しぶりに自己啓発本を読んだが、バレットジャーナルを軸にして展開してるので、新鮮な気持ちに慣れた。明日から社会人として生きる上でこの本励まされたのは紛れもない事実である。
実際にバレットジャーナルを作成するかは悩ましいが、このノウハウを知り、いまに集中する大切さに気づいた点は非常によかった。
とにかくアウトプットを行い、思考を整理し行動することを意識しよう。
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スケジュールを立てたり、ToDoリストを作ってタスクをこなすことが苦手だ。そういう管理アプリを使っても1週間ぐらいで使わなくなってしまう。
どうにかしたいと思って色んなものに手を出して失敗してきたが、ようやく正解にたどり着いた気がする。
この本では一冊のノートで日記、タスク管理、スケジュールなどを全てまとめる方法と、その効果を紹介している。
ただ、ノート術というタイトルでは想像つかないほど自己啓発要素が詰まっている。途中でノート術教えてくれと焦れてしまって、ネットで書き方例を先に検索したぐらいだ。最後の方の訳者あとがき2、3ページでノートの効果はまとめてくれてるので、本編の自己啓発でだるくなってきたら飛ばしても問題ないと自分は感じた。
でもこんなに実践できそうで効果がありそうなノート術は今までなかった。日記やタスク、スケジュール管理が定着せず困ってる人には一回読んでみてほしい。
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20200509読了。
バレットジャーナルについて書かれた本。
TODO管理とライフログを一枚のノートにまとめるやり方について説明されている。
バレットジャーナルが生まれた背景からきちんと書かれているので、それを学んだ上でバレットジャーナルを身につけることができる。
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本書はバレットジャーナルという手帳術を紹介するHow to 本です。と言いたいところですが、本書はただのHow to 本の領域を遥かに越えていました。
バレットジャーナルとはスケジュール帳、日記、備忘録、ToDoリスト、スケッチブック、仕事、プライベートの情報を一冊のノートにまとめようというコンセプトが主旨になっています。この方法自体はとても参考になりましたし、合わないなと感じた部分は自分色に染めやすいこともバレットジャーナルの特徴だと感じました。
さて、本書の満足度はここまでで100%ですが、満足度を150%まで、引き上げる工夫が本書には施されています。それが、人生を充実させる助言が多く述べられていることです。問題解決のための方法や人生の不完全性を楽しむコツなどが述べられており、本書のもう一つの主旨こそが、問題解決の答えは常に自分の中にあり、それを自問する事で導き出す、バレットジャーナルはその手助けをしてくれるというものです。
手帳術の実用書という領域を飛び越え、自己啓発書としての役割も大いに果たしてくれる本書は一度で二度美味しい一冊だったため非常に満足です。
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めちゃくちゃいい本だった!
数日間、読書をお休みして自分の手帳を引っ張り出しバレットジャーナル作りに勤しんだ。
この本は大きく分けて2つの要素から成り立っている。バレットジャーナルの「やり方」と「心構え」。
私は手書きが好きだ。
日記も好きだし、料理とか育児とか特定のノートを作るのも好き。
ただし続かない…
色々な途中ノートが散乱して、また気付けば新しいノートを作ってしまうおバカさん。
そんな私にピッタリのノート術だった。
モヤモヤしていることを紙に書き出す。
バレットジャーナルなら、何かしら書けばそれが全て行動に移せる気がして心強い。
包容力が凄い。
【バレットジャーナルとは、信念(やりたい事)と行動(やるべき事)の間にできた大きな溝に橋を渡す役割】
何それ素敵やん…
画像で検索すると、ペンとかハンコとかで凝った可愛いページを作ることがバレットジャーナルかと思うけど、絶対に違う。
(むしろあれは悪。好きならインスタとかに載せずにこっそりやってほしい…)
そして心構え。
これは単なるノート術の域を超えている。
めちゃくちゃ良かった!
【幸せは所有できない】
がーん…
確かにそうなのよ。幸せを追い求めると、何かを得てもすぐに飽きてしまう。
幸せ自体を目標にする事はできない。
自分に有意義なものを追い求めていると、結果幸せを感じる…っていう。
その有意義なものをバレットジャーナルで見つけちゃおうっていう。
どうよこれ。素晴らしいね。
あと頑張るなら「小さな事」にしとけってのも良かった。
大きく変わろうとすると、その目標がプレッシャーになったり、失敗して自信をなくしたりしやすい。
目標は小さく、短い間で達成できるものにして、コツコツと勝っていくのがいい。
それもバレットジャーナルで管理できるよ!っていう。
もうバレットジャーナル無敵かい!
私もバレットジャーナル頑張るよ!
そしてより良い自分になるよ!
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デビッドアレンのGTDの細かい版、マイクロマネジメントタイプの人、あまりにも意志の弱い人向けのセルフマネジメント術。要すれば秘書であり、相談役をノートにしてしまおうということだと感じた。思考が整理できない人には良い方法だ。また、GTDと同じ発想なのは全てをノートに落とすことでストレスから解放できるということ。そういえば、自分がストレスに強いと言われる理由は、ストレスには対して強く無いけど、やるべき事だけがはっきりしている事なんだと思う。
ポイントは、ラピットロンギングでメモる。インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログをつくり、日々のメモをそれぞれのメモに転記していく。思考の過程でも、気になることでも、やる事も全部載せちゃう。これが最大のポイントだろう。一般的には仕事ができない人の特徴は仕事のTODOリストをつくり、それを優先順位を自分でつけてやっていこう、なんて人だろう。いまは絶滅したかもしれないけど。デイリーに考えて、それを転記するだけで結構な作業だけに、朝から夜遅くまで仕事してるから力尽きる予感も。いま自分でやっていないことは、このデイリーのノートと、やることがリンクしていないところだろう。本書のパレットジャーナル方式の一部を応用できそうだ。
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ただ目の前の事をこなすだけでなく、自分はどうありたいのか?まで考えることのできるノート術。自己啓発系の本が嫌いで、書かれてることには常に反発したくなるけど、この著者の繰り返し言う「でも、このノートはあくまでツールの一つ」はストンと私の気持ちに馴染みました。
これはどうでもいいことですが「腰を下ろす」というフレーズがゲシュタルト崩壊しそうだった
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バレットジャーナル(BUJO)を始めるためにずっと読みたいと思って何度も途中挫折…。
BUJOを始めるためには、前半4割読めば趣旨を理解して開始できる。初心者~中級者にも学びがあるので、読み返す事で新かな気づきがありそう。
必要であればまた読み返せばいいぐらいの気持ちでBUJOをまずは始める事を優先したい。
♪ヽ(´▽`)/
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バレットジャーナル。ようは起こった出来事を冷静に振り返るためにも、あらゆることを書き出そうというノート術。これは凝る人はすごい凝りそうだ。、
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けっこう分厚いので、様々なテクニックが豊富に載っているのかと思いきや、心構えとか、精神論的な記述の方が多かった。
でも著者の生き様は読み終えたあと様々なヒントを与えてくれると思う。
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なんとなく気になっていたが、チラ見する限りは、イラストたっぷりの可愛いノート術みたいなものかとも思っていた。公式ガイドというので手に取ってみると、意外に硬派の内容であった。
GTDも楽しんだ(あえて挫折したとは言わない)ものとしては、この時間のスケールを自在に行き来しながら、アイデアのパスを回すことの面白さがありそうだ。
一ヶ月やってみて、新しい月のマンスリーログへの移動をしてみるときが楽しみ。
特に、箇条書きのポツの形を使い分けるのだけれど、一番強い表現の、センテンスそのものを線で全部消すというのが「もうやめることにする」であるのが面白い。