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前作で百姓一揆の後始末を幕府の方針に逆らって進めた正紀だったが、部下の死によって手にして江戸に運び入れた米が市中に出回らない自体に腹をたてて行動を起こす。圧力にも不利な状況にも負けず妻と藩士と町民らとともに突き進む姿が感動を呼ぶ。
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千野隆司 著「囲米の罠」、おれは一万石シリーズ№8、2019.3発行。各地から江戸に並大抵ではない労力を使って届く江戸への廻米。それを買い占めて懐を肥やしている悪徳商人、そしてその後ろで利得をうかがう沼津藩。高岡藩一万石の藩主、井上正紀はいかにその悪をあばくか。マンネリで読み続けてますが、パターンがいつも同じ感じで、かつテンポがゆるすぎます。千野さん、もっとメリハリとスピード感をお願いします! なお、2つ年上の正紀の正室お京が懐妊、これはおめでたいです。
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貧乏藩を次々と襲う難題。それに対応する世子の主人公と仲間たち。展開は毎巻同じであるが、今回は主人公の描写が減り、事件展開を追うのがメイン。サブキャラ活躍篇という感じ。
時代劇テレビにすると面白い。
奥方懐妊と出産が以降どう関わるのか興味ある。
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囲米の命令が降る。
小さな藩は今年もギリギリの状態。
小藩に婿に入った主人公の奮闘ぶり。
シリーズ8巻ともなると、家族とも結びつきが強くなってくる。家族の情感もよく作られている。