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山本甲士さんにはめずらしく読み応えのない作品でした。犯人のウソをつくときの癖、人間が嘘をつくときのいろいろなしぐさから逮捕に追いつめる35話。短編過ぎるからかもしれません。話にいまいち乗れないで、途中で失速しました。「そのウソ、お見通しだ!」、2019.3発行。
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人間嘘発見器の話でした。ただ単に嘘を見抜くだけではなく、自白に導く一手段としての技術にしているところが真実味があって良かったです。
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警察モノのショートストーリーを集めた、と言うよりも心理学の初歩的な知識を小説仕立てで紹介してくれるもの。
下手な心理学の入門書を読むよりも分かりやすく、理解の助けになって良い。
一方で心理学を用いたミステリーと言うわけではないので、変にこねくり回したような謎もなく、単純に読み進めていくだけで良いので読みやすい。心理的ミステリーを期待している人には期待外れ。心理学をイチから学んでみたいと思っている人で、入門書も読みにくいと思っている人には分かりやすく、オススメ。
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嘘を見破るベテラン刑事の平間とコンビを組むことになった新米刑事の光川で話が繰り広げられる。
光川は平間の嘘を見破る手法を、捜査を通して実践で学んでいく。
人は嘘をつくときどういった仕草をするか、取り調べをする際にも役に立つ。
ちょっと天然というか頼りない光川だが、やる気はあるよう。
最初は様子見の平間だったが、そんな光川に嘘を見破る手法を伝授していく。
2人の掛け合いも、話の内容としても面白かった。
2023.8.8