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疲れているときは”赤川次郎”。すーっと沁みこんで,心地よいドキドキ,そして最後に温かくなる。ぜひお試しを。
あらすじ(背表紙より)
売れないシナリオライターだった大多の毎日は人気女優あやめの主演ドラマ「ヒロイン」を手掛けることで、一転する。脚本制作の忙しさに加え、出演者の突然の降板や関係者の死亡事故など数々のトラブルが発生。一方で、自殺未遂をしたところを大多が助け、ドラマのモデルにもなったシングルマザー・奈良本智子は不穏な動きをしはじめる。大多は事件の真相を探っていくが…。
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初めて赤川次郎の作品を読んだが、物語の展開が多くて早くて驚いた。主人公が脚本家という設定だが、本当にドラマかのようにドラマチック(?)
また、主人公語りがほとんどなので、主人公からみた登場人物の様子のみの描写。あまり、書く登場人物がリアルではなかった感じ。
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赤川次郎の作品を初めて読んだ。ストーリーは面白く、読みやすい作品だった。ただ、登場人物たちにリアルさは感じないため没入感はない。登場人物たちの年齢や性別、性格による表現の差がほぼ無いため、みんな同じように感じる。読み手に謎解きをさせる作りでもないので考察も難しい。ミステリなどではなく、単純にストーリーを楽しむのであれば面白いのだと思う。結末までに色々予想したい側としては、少し物足りない。