紙の本
銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾
2019/10/11 08:41
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
田島と毛利のコンビの今後が楽しみになりました。軽快なヤリトリというか毛利の一方通行かまだまだお互いの気持ちは全部出てないと思います。今後どう展開するか楽しみです。題材は自衛隊のPKOこれは難題でしょうか。解決策は自明です。政治ですね。
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他のレーベルでも刑事ものをたくさん書いている作家のようだが、初めて読む。
殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で事情を聴いていたところ、警務官の松井に退出させられた。そして田島は上司から「朝霞には近づくな」と忠告される。独自の捜査を続ける田島らにより、事故被害者と石倉がPKOで中央スーダンに派遣されていたことが判明。事故の背景に何が?怒涛の展開が続く鮮烈な警察小説誕生!
講談社ノベルスで二年前に出た「パトリオットの引き金」の改題らしい。ドラマの「相棒」を意識しているのは明らかである。「特命係」というセクションではないが、そんな記述もあるし。
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9月-9。3.0点。
潔癖症の刑事。コンビを組むのは帰国子女でズケズケものを言う女性刑事。
自衛官が交通事故で死亡。上司の管理官が疑問を持ち、本筋とは違う調査を命じる。背後には大きな問題が。
サラッと読める。シリーズものにするようだ。
次作にも期待。
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警視庁捜査一課の田島慎吾は、自衛官の死亡事故現場に別の自衛官がおり、事故後すぐに現場から逃走していたことを知って怪しむ。すぐに朝霞駐屯地へ聴き取りに行くも、体よく追い出され真相に迫れない。その事故が隠そうとする闇とは。無口な潔癖刑事と、お喋りな天然刑事がコンビを組んだ“相棒”シリーズ。
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事件性無しと判断された案件が二人の刑事の捜査で大きな事件へと結びついていく…。
流れが少しづつ真実に近づき変わっていくのが読んでて面白かったです。
警察ものが好きな方にオススメです
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展開は面白いのに、前半は上手く作品の中に入り込めなかった。
強固な縦社会である警察組織に毛利刑事のような礼儀知らずが捜査一課に配属されていることに何の説明もないことも一因かな。
でも、後半は松井警務官の真の姿や、田島刑事の周囲との軋轢を承知の上で真実を追求するプロフェッショナルに惹かれていき、PKO派遣に関する重い課題に考えさせられることも多く、いつの間にか引き込まれていた。
シリーズ化されているようなので、次作も読んでみよう。