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さだまさしの曲をさだまさし自身が小説化したもの。戦場の現実や医療を通じ立ち向かう人達の様子を知ることができる。
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航一郎という人物について、いろいろな人が思い出の断片を語る形で物語が進んでいきます。一気に読んだ後は、「ガンバレー」と自分に向かって叫んでがんばろうと思えてきます。
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もともとはさだまさしの曲。アフリカで僻地医療に取り組む医師が、日本に残してきた元(?)恋人からの手紙に書いた返信が歌詞。最後の「おめでとう さようなら」で、彼女からの手紙の内容がどんなものだったかがわかる。小説は、その歌のモデルとなった医師をモデルにした別個の話。でもときどきエピソードも混ざっている。紛争地で黙々と医療をする彼と、彼の意思が繋がって行く。でも、彼が元彼女に書いた手紙は、小説の中ではほんの1行だったけれどね。3月に映画公開。
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やられました。素敵な言葉をたくさんもらいました。さださんにはいつもやられます。
社会で生きるためには、しっかりルールを守ることが大事。このことは当然に理解しているのだけど、なんというか、物事の本質を考えてルールに従うことの大切さを見失っていたなと感じさせてくれる作品でした。
素敵な言葉達はしっかり保管させてもらって、自分の人生の道しるべにさせてもらいますよ。どうもありがとうございます。
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自分も人にバトンを渡せるような人に。一人で空気を変えれるような人に。必ず大事なこだわりを貫き通す人に。
作りすぎのようなストーリーかもしれないけど、それでもいい。
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1987~88年ケニアの戦傷病院で日本人医師として働く男性航一郎が主人公。航一郎の周りの知人・友人・先輩・後輩・恋人たちが彼について語る形で構成された作品。第二部は、2011年宮城県沖地震の災害地に赴いたケニア人医師で、かつて航一郎とともにケニアにいた青年の話。一人の人間が多くの人たちに影響をあたえ、その意志が伝えられていくことに感動する。医師は患者の希望を奪ってはいけない、とあり、なるほどと納得した。震災直後の様子がよく知れた。
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ケニアの戦傷外科病院で、肉体的にも精神的にも傷ついた子供たちを癒し、愛し、育てた航一郎医師。
彼の行動力と愛情に感嘆し感動しつつも、繊細で傷つきやすすい心に不安になる。きっと本書の証言者の全員の心根であろうと思う。
航一郎が前線の患者の見回りに行き始めたのも、秋島医師への思いを断ち切るためだったのだろうか。
航一郎の思いは、ンドゥングへと伝わり、福島の子供たちへと伝わる。
航一郎は、まわりまわって福島の子供たちの中で生きていると思うと、心が温かくなる。
日本中が敏感になり傷つきやすい昨今だが、航一郎の思いが広く日本中に伝染する日が来ることを願う。
ガンバレ!
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2015/11/04
【回顧】形式で記載されている、この本を最初読みにくいと思った。
中々、物語に入りこめず
途中読むのをやめた時期もありました。
ただ途中から、
航一郎のンドゥングに対する熱い思い、
それに応えるようになったンドゥング。
命を思いを繋ぐバトン。
日本からアフリカ。
アフリカから日本。
ガンバレー!!
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さださんの小説、初めて読みました。
良く知らずに読んで感動した。
アフリカで医療に従事した医師と、その志を受け継いだ少年が、東日本大震災で医療に従事する話。
読んでいて、俺も一緒に「ガンバレー」って叫んでいるようでした。
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俳優や歌手が書いた小説など全く読む気がしなかったが本作は評判が良くてとりあえず読んでみた。読んでみたら専門の作家が書いたものと遜色なかった。
後半の東日本大震災の被災地のシーンは作った感がひどくてがっかりしたが、前半のアフリカの部分は感動した。各関係者の回想やメールという形式で話が進むのも面白かった。
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2015-128
日本からケニアへ。
ケニアから日本へ。
バトンが繋がっていくのが感動的。
実話をもとにしているとはいえ、どこまでがフィクションなのか考えてしまった。
歌が出来た時期からして東日本大震災とは繋がらないしなー。
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最近さださんの本には飽きはじめていたのですが、これは久々に傑作だなと思いました。構成がとても素晴らしいし、取材もよくされています。主人公が関係者によってその人となりを語り、本人は一切登場しないという。けれど人間の志がバトンとなって受け継がれていくさまは感動しました。
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何が良いのかわからなかった。語り口もカフカの序盤のようだけど切れ味に欠けるしすがすがしい主人公のキャラクターはあるけど、それだけといえばそれだけの話。
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物語のいたるところに「メッセージ」が散りばめられていて、大好きです。さだまさしの小説は、患者側の視点から見た、「医療はこうあってほしい」という願いが織り交ぜられているので、今後も読み返していきたいです。
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勧められて借りて読んでみたけどうーん…。
口語体がどうも読みづらいのと、展開が見えなくてなんともかんとも…。
難しい訳ではないけど取っ付きにくい。
ごめんなさい。