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ラグビー元日本代表監督、故・平尾誠二氏とノーベル賞学者、山中伸弥氏の友情を描いた前作「友情」の続編。今回は山中氏は冒頭にのみ登場し、それ以外は平尾氏と主にラグビー関係で親交のあった方々が平尾氏との想い出について語り、最後にご家族の方の手記で締める、という構成。
どの方も口を揃えて「平尾氏は気配りが素晴らしく、熱くてクールで面倒見がよくて」と語り、平尾氏と出会えたことに心から感謝しているのが窺える。もちろん「屍に鞭打」たずのコメントではなく、本心から全員が平尾氏をすごい人だったと思っているのがありありとわかる。
私自身とはあまりにも違いすぎて、参考にさせていただく余地もないが、世知辛い世の中、こんな風に人間関係を大切にしている人たちがいるんだと思うだけで気持ちが温かくなる、前向きになれる一冊だ。
本の内容というより、平尾誠二氏の人生に星5つである。
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平尾誠二という稀代のラガーマン。その人間性の深さに圧倒されっぱなしでした。これだけの人に慕われ、想われ、愛された人物はこれからもなかなか現れないでしょうね。彼と同じ時代を過ごすことができた、その幸せを噛み締めながらもう一度じっくりと読み直しています。
電車内で読んでいたので、涙を我慢するのが大変でした。
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平尾誠二という人がどんなにすごい人物なのかという事が、よく分かった。
死に対する考えについても、深く納得がいった。
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自分はスポーツに関心がなくましてやラグビーのことも全く知らず、山中伸弥先生に興味があって手に取った「友情」の一巻目を読了するまで恥ずかしながらこの方のことも全く知りませんでした。ファンの方に怒られますね(笑)
でもこれを読むとラグビーがどれほどチームワークが大事なスポーツであるかがよくわかる気がしました。流行語大賞になった「ワンチーム」も、自分には正直「?」でしたけど、これを読んだら、まさに選手だけでなくそれに関わる人々みんなを含めて「ワンチーム」なのだな、と感じました。
ここに書かれた平尾さんと言う人の素晴らしさがよく伝わるのと同時に、彼の生前言っていた思いやアドバイスなどの多くの言葉がそのまま多くの人の人生訓や生き方として大いに参考に出来るということも感じました。
ラグビーや平尾さんを全く知らない人間がこれだけ感動できるのですから、良く知る方々にとっては心にしみわたるような数々のエピソードだと思われます。
中高生にお勧めしたいですね。そして私のように全くその世界に興味のなかった人にこそ読んで欲しい良書だと思います。
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レジリエンス 対応力 という言葉を
知りました。
生き方、立ち回り方が
すごくかっこいい。
周りにいた方々が平尾さんの
人柄を紹介したような
どのエピソードも
涙なしには読めませんでした。
ラグビーとは縁も無かったけど
名前は知っていた、そんな存在でした。
W杯でラグビーに惹かれて
この方、この本にたどりつきました。
表紙の笑顔が素敵。
亡くなられたのが残念でならない。
W杯日本開催みて欲しかったです。
お孫さんにも会ってみて欲しかった。
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それぞれの方が語るエピソードが見事に補足しあいながら、平尾さんの人柄を知れる素晴らしい一冊です。
平尾さんは、「類は友をよぶ」という言葉通りの人生を歩まれたのだな、とよくわかります。そして、本当に気遣いの人。
平尾さんのご家族についての言及もあるので、巻末に載せられている平尾さんのご家族の寄稿をまず先に読んでから他の方々の文章を読むことをおすすめします。
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平尾さん人間力あり素晴らしい人だった事が分かりました。
今日のラグビー人気、低迷期での提案が花開いたのでしょう。
人としての振る舞いが記載してあり、身になった
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慶応戦のトライさせろ、という戦略は戦慄もの。
有名な話なんでしょうが、当方初めて知った次第。
このエピソードだけでこの本を読む価値あり。
天才とはかくあるもの。