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惜しい人を亡くした。非常に悲しい。人間万事塞翁が馬とは。人は2度死ぬと書いてあるが、平尾さんは、2度目死ぬのはずいぶん後だろう。ひょっとしたら2度目は死なないかもしれない。そう感じる方だと分かる本!
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天才・平尾誠二の友、ノーベル賞受賞の山中伸弥氏が編者となって作られたこの作品は、彼への鎮魂歌でもある。2019年の今、平尾誠二とワールドカップ日本大会を見たかった。
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二匹目のドジョウ、承知で購入し読んだ。
前著より感動は薄い。関係者にとってはよい想い出になる一冊であろう。まぁ、こうした本の出版も今年(2019)ラグビーW杯盛り上げの一環と思えば悪くない。
元木由紀雄の「他の選手より、一秒くらい判断を遅らせることができるのです」という証言が、過去に聞いたことない話で良かったなあ。
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<目次>
はじめに 山中信弥
第1章同志として、友として
第2章平尾誠二は生きている
第3章父と子の友愛
おわりに
やはりスーパースターで、スーパーマンだった。
1のほうがインパクトがあった
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「友情」は山中伸弥先生と平尾誠二さんとの作品でしたが、今作品は平尾誠二さんと親しかった人の追悼文。
山中先生やラグビー仲間だけでなく色々な分野の方にも人脈があって、素晴らしい人だったんだね、
平尾誠二さんには間近に迫ったラグビーワールドカップ日本大会を見てほしかったね。
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前作も読みましたが、前作は山中先生と奥様を中心に纏められたものでしたが、本作は、平尾さんのお子様や、平尾さんと長くお付き合いをしていた方々のお話しを元に構成されており、これも感動させられました。
やっぱり平尾さんは偉大な方だったんだなぁ、としみじみ感じました。どの話も良かったけど、高校時代の恩師の山口先生の話が良かった。
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前作が、山中先生と奥さんで書かれていたのに対し、今回は選手仲間やその他の友人による寄稿集。多くの友人・関係者がいて、誰もが自分こそ親しくしていた、と思っていた中で、山中先生と奥さんがバランスをとるために出版したのではないかと感じた。いろんな人からの平尾像が浮かび上がって楽しめるが、一番おもしろかったのが、波長の合わない人との会食で「ごめん、おれ、帰るわ」って帰ってしまう話。そういう所が一番かっこいい。
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お前の面倒は絶対に俺が見るから。もし会社やチームの事が気になるなら、どんな事でも俺が対処する。心配しないで、安心して任せてくれ。
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美意の按配「起こった事全ては天の配剤である」と言う寓話
平尾さんが亡くなった時、親しい友人から思い出すことが最大の供養だよと言われました
平尾誠二の魅力の根底にあるのは、人に対する飽くなき興味だと思います。人が好きで、どんな人にもきちんと向き合い、よく観察されていました
何かと頼まれたら、とにかくスピーディーに動け。偉そがるな、もったいぶるな。相手のために、常にすぐ動け
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2016年にお亡くなりになった平尾誠二氏について、闘病中から親交のあった山中伸也氏がお二人の交流について語られた「友情」の続編です。本書では山中氏は冒頭の「はじめに」だけで、あとは平尾氏と高校、大学、社会人とラグビーを通じて親交のあった方、そして平尾氏の息子さんと奥様が平尾氏の想い出をつづられています。
あれほど注目されて多忙だった平尾氏が、それでも周囲の親しい人たちへの気配りを決して疎かにしていなかったことが様々なエピソードで語られています。
一方で波長が合わない人との会食では「ごめん、俺、帰るわ」ときっぱりと明言し、無理をしてまで時間を共有することがないなどの厳しい一面も紹介されています。
平尾氏と関わった人たちが、いろんな局面で平尾氏の言動に影響を受けて、今も平尾氏の存在を感じながら生きておられる様子が描かれています。
改めて、本当に多くの人に影響を与えることのできる人であったのだなと感じます。
本書の内容とは直接関係しませんが、10数年前に平尾氏の講演を聴かせていただく機会がありました。平尾氏のお話が終わったあと、司会者の方が「何かご質問はありますか」と言われ平尾氏と直接お話しができる機会など滅多にないと思い、ドキドキしながら手を挙げて質問させていただいたことを思い出します。その時も大変丁寧に私の質問に応えてくださいました。あの時のオーラも凄かったです。
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「2」です。とはいえ前作の続編ではなく、こちらは平尾さんに近い所縁の方々からの“寄稿文集”といった趣きの本です。改めて平尾さんの人柄を垣間見ることになったのですが、自らを省みて情けなさ100%です。そう、もうすぐラグビーW杯が始まりますね。
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読了。前作を読んだのは2年前。今回は山中伸弥先生は冒頭のみで、平尾誠二さんの友人達が生前の彼との思い出を綴っている。最後は彼のお嬢様と息子さん、そして奥様で締めくくられている。
友人達が書き綴る平尾さんの言葉は本を通して読んでも勇気づけられる言葉が多い。
読めば読むほどに惜しい人を亡くしたと思う。ページが進む毎に涙が溢れる。どんなにかW杯を見たかっただろう。
亡くなっても人に影響を与え続ける人だと思う。
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ラグビー元日本代表監督、故・平尾誠二氏とノーベル賞学者、山中伸弥氏の友情を描いた前作「友情」の続編。今回は山中氏は冒頭にのみ登場し、それ以外は平尾氏と主にラグビー関係で親交のあった方々が平尾氏との想い出について語り、最後にご家族の方の手記で締める、という構成。
どの方も口を揃えて「平尾氏は気配りが素晴らしく、熱くてクールで面倒見がよくて」と語り、平尾氏と出会えたことに心から感謝しているのが窺える。もちろん「屍に鞭打」たずのコメントではなく、本心から全員が平尾氏をすごい人だったと思っているのがありありとわかる。
私自身とはあまりにも違いすぎて、参考にさせていただく余地もないが、世知辛い世の中、こんな風に人間関係を大切にしている人たちがいるんだと思うだけで気持ちが温かくなる、前向きになれる一冊だ。
本の内容というより、平尾誠二氏の人生に星5つである。
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平尾誠二という稀代のラガーマン。その人間性の深さに圧倒されっぱなしでした。これだけの人に慕われ、想われ、愛された人物はこれからもなかなか現れないでしょうね。彼と同じ時代を過ごすことができた、その幸せを噛み締めながらもう一度じっくりと読み直しています。
電車内で読んでいたので、涙を我慢するのが大変でした。
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平尾誠二という人がどんなにすごい人物なのかという事が、よく分かった。
死に対する考えについても、深く納得がいった。