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なぜ読んだ?:図書館を彷徨ってて、002の「学問とは、知とは、教養とは」といった議論が行われている本たちに、昔は興味なく通り過ぎていたが、教養のためのブックガイドとかを読んだ結果、興味が湧いたから。
印象に残った話:知識や情報は重要性が低下しつつ、情報量の増大による弊害が起きてること。人は視界に入ったごく狭い範囲の選択肢の中で選んでる。近年では検索アルゴリズムによる情報のランク付けが選択を規定しているが、検索結果がゴミの山なら、選び抜いた情報は「まともに見えるゴミ」に過ぎない。視点の切り替えが大事って話いいね。
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東大の知人に、「頭のいい人を集めてディベートさせればイノベーションが起きると思ってるんじゃないかな?」と過去に聞いたことがある。
当時はそんなものかと思っていたが、こちらの本を読んでちゃんと意味があったんだと理解できました。
新たに得た知識を深い学びに変えるには、人に説明したり、議論を戦わせることが必要で、良く知らないとそれができないからだそう。
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新しい教養というタイトルの通り、頁を進めていく中で、「教養」についてスイッチが作動した感じがあった。薄い本の中で、何度も同様のキーワードが繰り返される感じが私には感じてしまった。
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教養とは何かを深く考えさせる本。
今の学力向上一辺倒の教育界は一旦立ち止まってみるのもよいのでは。子供に無駄な学力、無駄な時間を過ごさせてはいないか?よく考えてほしい。
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同じ事を繰り返し言っており多少の退屈感は否めないが、知識や情報の量よりそれらをベースとして自分の頭で考えることや、課題を見つけ、異分野の人同士で議論し、より良い解決策を探すことが重要と分かった。
求められるのは課題解決力。情報を選び、他の情報と結びつけて活用する。情報をもとに考える。これらはビジネスの現場だけでなく私たちの普段の暮らしにも必要だろう。この力が足りない、議論が議論になっておらず相手に感情をぶつけるだけになっている人は私を含めて多いと思う。
相手の立場を想像する力や、相手へのリスペクトがあれば「暴言→謝罪→辞職」のコントも減るはず。口にする前に自分の頭で考えることができれば。
教養とは何か。正解ではなく、自分なりの答えを探してみたい。
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最後の賞を読むと筆者らが考える教養を身につけるために実践すべきことがある。
正直目新しいことは書いてないので、サブタイトル等を流し読みで良い。
異なる意見、異なる専門分野にも意識を傾け、吸収し、自分の軸は持ちながらも多様な考えを持とうということを筆者たちは勧めている。
教養は知識量ではなく、知識を土台とした考える力と説いており、考えが改まった。
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前提となるのは真理探究の精神、すなわち思考習慣をもつこと。知識や情報に接したときにそれを丸のみするのではなく、疑問を持って自分の頭で考える習慣を持つことは強要を身に着けるための第一のステップ。
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■同質性の中にいては教養は身につかない
■「正解探し」の癖を自覚する
■「どちらが正しいか」を競わない
■してんを切り換える、アリの目、鳥の目、時間軸
■コミュニケーション不全は容易に発生する
気付かされることが多かった。