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真鍋昌平氏の作品は今年の3月に買った「青空のはてのはて(2011)」以来です。 衝撃を受けた、作品だったので、この短編集『アガペー(2019)』を今日知り、今日に買い。今、読んだ。どの話も”リアル”だった。特によかったのは。おいら自身、アイドルが好きなので・・・ タイトルの”アガペー”と”おなじじ風景”です。 後者の”おなじ風景”は、泣ける。
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短編集。
この人の描くリアルに時々潰されそうになる。
放射能が残っている地域の話と東京の女の話がとても印象に残った。
綺麗な気持ちだけ、いいことだけで終わらないのが良いんだろうな。
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淡々としているけれど、割合印象に残る……そんな作品集だったかと思います!
ヽ(・ω・)/ズコー
女性が主人公の話よりもやはり僕も男性ですからやっぱり男性の話に惹かれましたかねぇ…僕も著者と一緒でアイドルに熱狂したことなどないですから、地下アイドルとかに夢中になっている男性の心中……というものに興味がありましたね。なので、一話目が一番好きかもです!
ヽ(・ω・)/ズコー
再度読み返したくなる短編集のように自分は感じましたねぇ…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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ウシジマくんでは、極端な破滅型な人や、アウトローばかりを描いていたが、その一方で、今作で描かれる市井の人々のリアリティは、痛いけど優しい!皆、フンバって生きてるんだ!
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ウシジマくんのフーゾクちゃんもすごく好きだったけど、これの最後の話も凄くすき、クソみたいな人生の中にある一瞬の友情(かよくわからないけど)のほのかな明かり…尊い…
どの話も胸に迫るものがあった
ドルオタ以外は笑
…でもドルオタも生きてる!
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ウシジマくん作者による低・下流の人々に関する小話集
1話目は、ドルヲタの話
底辺のクソでも、一体になって熱くなれる瞬間は、得体の知れない、何事にも変えがたい輝きを放っているというお話。斜に構えた視点であるにも関わらず、コミカルだったのが良かったかな。
2話目は、田舎DQNの話。吹っ切れた明るいDQNではなくて、鬱屈したヤンキーの終わらないクソみたいな日常。女々しいDQN男にリアルは感じなかったけど、バツイチヤリマン風俗嬢のあっけらかんとした感じは中々に良かった。全体として微妙
3話目は、震災後の福島から東京に出た家族の話。地元、土地との絆、家族との絆の相似が綺麗で、温かみのある余韻が残る。
作者らしからぬ良い作品
4話目は、東京で夢追う女の話。うーん。なんてゆーか、リアルを感じなかった。
30近くまで夢を追っている割に、逞しさがないし、かといって、落ちぶれすぎてない感じが微妙。現実には、未来を先延ばし出来る余裕もないんじゃないかなぁ。
全体をとおして、皆んなDQNなのに自省的過ぎるのが、この作品の限界かなぁと思いました。
DQNは、思考を言語化出来ず、行動に鬱屈した内面が現れるから。それを描くのはとても難しいから、モノローグの多い、現実感のないDQNが現れてしまう。
明るい、成功したDQNを描くのは、この作者ではないんだろうし。
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いずれも自己顕示欲と現実の折り合いが合わない人々が取り上げられる。
それだけであれば、ただのリアリズムで息苦しいだけなのだが(それでも作者の眼は鋭く、表現がうまいため見入ってしまうが)
「ショッピングモール」は、折に触れて日常を壊すカタストロフィの予感が挿入され、違う視点を獲得できる良作。
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王様のブランチに影響されて。ウシジマ君の作者だからこその、人間の腹黒さや欲などがリアルに表現されてて一気読みした。読後感は良くないけどまた読みたい
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アガペー
おなじ風景
東京の女(こ)
表紙きれ〜と思って余裕こいてたら
闇金ウシジマくんの作者さんなんかい
めちゃくちゃ胸糞でした
でも、良かった、良かった鬱なったけど
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ブックオフにてウシジマくんを探していた時に、隣に並んでいた同作者の漫画。内容が気になって即購入。
短編4本、リアルな人間のドラマが様々な角度、登場人物でありありと表現されていて、一気にこの作者のファンになりそうな心の昂りを感じた。どれも、起承転結がはっきりとしたユーモアのあるストーリー、とは異なる、心の奥にズシンとくる物語。
巻末の作者の「仕事は量じゃない、どれだけ心を込めたか」という一言から彼の信念が垣間見える気がした。
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表題作のドルオタ漫画がすごく良かったって聞いてずっと読みたかった
とても好き
オタ熱に浮かされる偽りイケメンのくだり良すぎた
他も作者さんらしい取材力筆致で男女問わずに辛い目に合わしたり希望を見せたり生きる様描くのが上手
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この作者が巻末に書いていた「仕事は量じゃない、どれだけ心を込めたか」に覚悟と信念がうかがえると思った。
容赦ない内容だった。
眼をそむけたくなるような現実を、目をそらすことなく描く人だと思う。
絵が緻密で、においまでするようなリアルさだった。
次にこの人の本を読むときは覚悟が必要だなと思った。
「ウシジマくん」はドラマが先だった。
「九条」もいつか読みたいと思っている。
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真鍋先生の漫画は崖っぷちでグイと奈落に落とす凶暴さと、腕を引っ張りあげてくれる優しさと熱が同居してるんだよなー。苦しく切なくさせといて、最後は優しい。甘えるなリアルを見ろ、だけどガンバレ。そんな声が聴こえる。アガペー、熱を帯びたいものです。ショッピングモール、陰なトレスポ。東京の女、「周りから満たされようとしても、どんどん渇いてくよ。自分で自分を満たさなきゃ渇きは絶対に癒えない」「視野が狭いと足元ばかり見て行き先がわからなくなるよ?」
がんばろー。