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ある夜、流星に似た火星人の宇宙船がロサンゼルス近郊に着陸した。オーソン・ウェルズのラジオ放送で話を信じた人々の間でパニックが起こったそうだ。
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だいめいが 「宇宙戦争」 なのに ふつうに ちきゅうで たたかってます。
れーざーびーむを このじだいに くうそうじょうで かんがえられたのは すごい。
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この話は火星人が侵略する話です。火星人は熱光線や怪物機械などを持っていてすごいと感じました。結局は人間がバクテリアのおかげで勝ちますがバクテリアがなければ人間は負けていたかもしれないと思うとゾッとしました。
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SF。サスペンス。火星人。パニックもの。
わりとリアル。
ありきたりだが、最後の一文が最も印象的。
「宇宙はなにが起きても不思議ではないほど、広いのだ」
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ものすごく月並みなこと言いますけども、「今読んでも色褪せない」ことにびっくりする。超古典なのに。1898年!明治31年!だって馬車で逃げてるんだもん。
当時最先端の知識っていうのがまた丁度良い塩梅で火星人の設定にみょうな説得力与えてて。
未知の存在の襲来からパニック、日常が蹂躙され、希望が完膚なきまでに叩き潰され、人間の本性がむき出しになり、それでも抵抗しようと戦い、むかえる意外な結末。
まさに王道オブ王道、そりゃそうだこれが教科書なんだもんな。
タコさん火星人、いまではかわいい宇宙人代表の造形だけど、この緊張感の中で描かれるとめっさ強いし気持ち悪いし怖い。大型ロボットに乗って毒ガス振りまいて来る。
主人公は逃げ惑うしかなく、ハリウッド映画的にこの人がヒーローになるわけではない。運良く生き残った当事者にすぎない。それが語り手としてはここの場合は一番ふさわしいキャストなんだよね。状況の目撃者。だから読者もその目線で入り込んでいける。
オチはあまりにも有名なのでまあだいたいわかってるんだけども、これを肩透かしととらえるか、必然的に導き出されたものととらえるかは描き方次第。
ここでは自然である神が地球を守った、皮肉にも最も小さな生き物が最強だった、っていうしっかり主張のある筋書きなので納得できた。(同名映画についてはウン…まあ…)
これたしかに発表時の衝撃すごかっただろうなあ。