紙の本
時間の使い方
2019/05/23 11:22
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
年を取ってからの時間の使い方を、見直すきっかけになりそうです。わかりやすい言葉で、説得力がありました。
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いよいよ「人生後半戦」に突入する50代半ば。仕事ファーストの生活もそろそろ卒業が近づき、気がつくと“暇”な時間が増えてきた。ついに手に入れた自由な時間を、どのように活用すればよいか?社会に貢献する。趣味に没頭する。社交に励む…。「今やりたいこと」だけで予定表を埋め尽くし、これからの人生を充実させる指南の書。
新しい発見は・・・、残念ながら、なし。
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部屋の整理をしていたら、6月頃に読んだらしいこの本を見つけました。先程、本田氏の本のレビューを書きましたが、彼は50歳がリセットと言っておりましたが、この本の著者である斎藤氏は、ちょうど私の現年齢である55歳から、人生の時間割を自分で決めなさい、という主張を展開しています。
何はともあれ、現在55歳の私にとっては、中身を読みたくなる本のタイトルでした。50歳では早すぎ、60歳では遅すぎる、60歳で良いスタートときるための準備開始時期は、55歳ということでしょうか。
私の場合、今年の4月に長女が社会人にとなり、次女はあと2年半で社会人になるはずで、子供の教育についてはゴールが見えてきた感じなので、自分の時間割をつくるとしたら、私にとってこの時期が良いのかもしれませんね。
以下は気になったポイントです。
・人生における様々な変化がはっきりと現れてきて、とうとう折り返し点だなと否がおうでも自覚せざるを得ないのは、55歳になる頃ではないか(p5)
・たとえば90歳まで生きると決めれば、90歳までの人生が常に進行形ですすむ(p23)
・55歳の時点で、天命を知る(50歳)、耳従う(60歳)、心の欲する所に従って、矩を超えず(70歳)の3つをすべて目標にすることを提案する(p25)
・人に評価されず、天から評価される、もっと言えば自分の成績は自分で付けることでもある。55歳とは、人から評価されることが終わる年齢である。「もうそれらはいいよ」と言えるのが55歳である(p27)
・55歳以降をよく生きるコツは、焦りを排除する、死への恐怖をずっと抱えていると良くない(p29)
・自分を見直して、自分がやりたかったことや、やりたいと思っていたけれど忘れていたことを見つけ出し、それに取り組むようにすれば良い。偏愛マップをつくる、自分が愛するものを1枚の紙に書き込むマップ、やりたいことを1つから連想を広げる(p39)
・55歳からは強制的に時間割を与えられることはもうない、仕事でも生活でも、自分で決めることができる(p53)
・気づいたらあっという間に85歳になっていた、と思うより、55歳の1年間を充実して過ごした後に「まだ56歳か」と思えるほうが良い(p60)
・締め切りを決めること、いつか書きたい、やりたい、と思っている程度では、絶対にできない(p68)
・自分の1週間の時間割を作ることも、スタイルの確立につながっている。時間割の中にどんな予定のコマが入っているかを確認してみれば、自分のスタイルが現れているのがわかる(p77)
・55歳からの目標は「真善美」、真:学問が追究してきた価値、善:宗教が目指すような道徳や倫理、美:美術や音楽が追究している芸術上の目標、これらに触れることを55歳からの目標にしてみる、例えば美術展、コンサートは、予習・本番・復習をセットにすると楽しめる(p112,115)
・下手の横好きでいいから、発表会でもなんでも、まずは��てみること(p130)
・人は、何かを学んで向上しているときは若くいられる、特に自分より年下の先生に習っていると、精神が若返っていくことが実感できます(p134)
・付き合いをやめたければ、「2回断ればよい」(p145)
・55歳の男性がこの先生きていくために必要な力を1つあげるとすれば「雑談力」である。このポイントは、手軽で軽やかな発言(15秒)を心がける(p152,157)
・55歳を過ぎてから、同じ趣味を持って日常的に雑談できる相手がいると、毎日が楽しく過ごせる(p165)
219年7月27日作成
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59歳の齋藤先生が55歳からの過ごし方のポイントを自身の体験を踏まえて提案する1冊。ここ10年くらいの齋藤先生の著作の中では最もお勧めできると思う。55歳からは自分の好きなことを遠慮なく人生に詰め込んで生きよ、という、迷い多き年代を励ます内容になっている。
日々のスケジュールをまず自分のやりたいことで埋め、しかも1番やりたいことから手をつける、というのは悔いなく生きるには大切なことである。
55歳からの「55歳ノート」を作るというのは面白いアイデアだと思う。
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最近あれこれ細かいことに悩むことが少なくなってきて、肩の力を抜くことも時にはできるようになってきたと感じていたが、まさに55歳の領域に入ってきたのかと、この本から裏付けを得られたような気持ちになった。
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・仕事は社会貢献と考える
・好きなだけ趣味と教養に没頭する
・雑談力を磨いて社交を楽しむ
1つ目と2つ目の前半はできてると思いましたが、2つ目の後半と3つ目がまだまだだと思いました。
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55歳からどうやって生きるか。
40代の自分が50歳、そしてその先の年齢に達した時のことを想像してみるのは大切だと感じました。
雑談力を身に付けることで人間関係を丸くできたり歳に関係なく何かを学ぶのに謙虚になること。40代の自分でも十分に通用する技術であり考え方だと思いました。
勿論すべての大人が本書にあるような充実して生活を送れるとは思えません。病気で人生の後半を棒に降るひともいるかもしれません。貧困のためにそれ以降も必死に働く必要があるかもしれない。高齢者の運転が毎日の様にニュースに取り上げられ生きにくいひともいるかもしれない。それでも明日が今日より良い日であるためには、ひとに優しくなるにはどうしたら良いか考えるきっかけになればと思います。
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「人生100年時代」とはいえ、50歳となると
下り坂に入ります。
仕事が楽になるとは想像できませんが、役職
定年や子会社出向も充分に考えられます。
そんな下り坂をどう生きるか。考え方次第で
はありますが、前向きに日々向上したいと
願うミドル層にオススメの一冊です。
平家物語の壇ノ浦で、平知盛は入水で最後を
迎えました。その最後の言葉は「見るべき
ほどのことは見つ。いまは自害せん」でした。
「この世でみるべきものがあるとするならば、
それは全て見た。だから死というものは怖く
ない」という意味です。
これから将来に向けて「見るべきほどは見つ」
と言い切ることを目指して色々な経験を積も
うと決意する気持ちになります。
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人生航路の道標になる本だと思います。
私は50歳手前ですが、働き盛りの今から5年後には
次代にバトンタッチせねばならない。
仕事一筋の人にとっては、55歳は自分のあり方の根底を揺さぶられる一大事です。
そもそも生きることって何なのか?考えさせられた一冊でした。
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本屋を巡っているときに、目に留まって購入。自分の年齢もちょうど55歳だったので。取り立てて目新しいことは書かれていないが、悩みに深く落ち込むことなく些細なことでもよいように励まされる内容です。
タイトルに「時間管理術」とありますが、働き盛りのそれとちがうので注意。
著者は、ほぼ毎日BS,CSで映画を見、評判をネットで確認し、ラジオを聞き、本も読み、自分はそんな時間ないよーと思うのだが、無駄にネット見たりしているので、目的を持ってプライベートも過ごすべきかと反省。
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良い。
55歳は、まわりを気にしなくていい、気にするべきでは無い年齢。納得できる。
一旦、ゲームセットしている。なるほど。
上機嫌の55歳は好かれる。でないと、いない方が良いと思われるそうな。
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おそらく、非正規雇用で必死、というわけでない旧型雇用の最後の世代向け。余裕なくなったらこれどころではない。
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55歳からの時間の使い方を「仕事」「教養」「社交」の3つの視点に整理して紹介している。仕事や趣味の時間の使い方は、50代になり自分なりに変わってきたと思うが社交という面では、変えていくことが大事だと思った。雑談力と孔子・老子・荘子の生き方から学ぶことが必要だと思った。
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たくさん出ている齋藤孝さんの自己啓発本。愛読者にとってはとくに新鮮なことが書いてあるわけではないのだが、定期的に齋藤孝ワールドに浸りたくなる。よし、ちょっと頑張ってみよう、と自分の中の炎を燃え上がらせるための焚付みたいなもの。
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ハズレのない齋藤先生。
今回もハッとする見出しがいくつも。
「まあまあの人生で満足する」
「どんな仕事も『上機嫌』でこなす」
「人は向上しているときに若くいられる」
「友だちは3人いれば寂しくない」
「100歳まで学んでも、まだ学び足りない」
「人から評価されず、天から評価される」
いい年寄になるには、とっても大切なこと。上機嫌で過ごしたい。