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常人では理解できるきない事だが文章には理解した気になる魔力がある
映画の方はリアルにお笑い界が描かれていた
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買ってそのまま一気に読み切った。そのくらい引き込まれた。狂気じみた熱量に圧倒された。こんなにも濃い人生を送る人がいるのか、自分にこんな熱い思いがあったか、考えてしまう。
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「笑い」を追い求めることに己の生をかける主人公の孤独と絶望が描かれる…。
が、正しいことを追い求めているのに、なぜこんなに自分は孤独や絶望のなかにあるのか…という、高校生あるあるのような、決してそんなに深くはない内容と、それと不釣り合いな文学的っぽい表現の羅列は、自己陶酔的であり、読んでいてキツイなあ…と感じたのが正直な感想である。
狂気じみた求道者、というよりはただ自分の殻にこもる、幼い人間が描かれ、小説としての面白みはいまひとつだった。
辛辣な書き方をしてきたが、高校生とか大学生とか、そのへんの若い人には、共感出来たり、引き込まれたりして、ハマるかもしれません。おじさんには合わなかったです。
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狂気的な部分がドバッと溢れている作品。超濃厚だから、好みがすごく分かれる。
作者の意図を考えると薄めてはいけない。
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熱量が半端ない。少し読みにくいと感じるところ
もあるが、それがさらに熱く思わせられた。
ただ生きにくいだろうなぁ、少しでも報われていたらいいなぁ。
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ここまで一つのことに打ち込めるのもすごいと思った。ツチヤさんまでいかなくてももう少し若い頃になりたかったものを打ち込めたら自分の未来も違ったのかな?少しうらやましくも思った。
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映画がすごかったので、原作も読んだらこっちもすごい。エグさがすごいのだけど、逆に映画には映画なりのエグさがあってどっちもエグい。とことん本人なりのお笑いを追求する姿勢がすごい。しかし、あくまで裏方である芸人の作家を目指していてプレイヤーは目指さない。適正があるので、芸人そのものを目指すべきだとは言えないが、選ばれないと成立しない立場はつらい。
それに厳しいことを言えば、なにがなんでも作家になりたいという気持ちがない。ジャニーズのタレントがジャニーさんに性加害をされても耐えて栄光をつかんだように、ディレクターのケツを舐めてでも作家になるという気合がない。ボケを作る、ネタを作ると言う得意なことだけで一点突破しようとしている。
それは僕自身の身の上を棚にあげての指摘だ。もっと何が何でも連載作家の立場をつかみ取ろうと言う気合がなかった。そうしておくべきだった。また、僕自身両親にかわいがられて4年生大学を卒業している恵まれた立場で、ツチヤさんが敵視する側だ。
思いはぎゅうぎゅうに詰まっているのだけど、彼女の人物像はふわっとした存在で、特に負の側面が描かれておらず立体感に掛ける。実話のような小説なので変なことを書けないのは理解できる。しかし、ツチヤさんご自身、めちゃくちゃ美意識が高くて了見が狭いので彼女に対しても多くの不満があってぶつかることもあったであろう。
オードリーのオールナイトニッポンは欠かさず聴いているのでツチヤさんのことは覚えている。「あの人」と書かれる若林さんには強い感謝が描かれる。春日さんのことはどう思っているのだろう。
ツチヤさんの自分の追い込みぶりは本当に頭が下がる。それでダメなら確かに死にたくもなりそうだ。長く続けるためには追い込まないことを信条としており、その結果続けてはいるのだけど大した結果を出せないまますっかりキャリア晩年だ。ツチヤさんには僕のぬるい漫画を絶対に読んで欲しくない。
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映画化されたから何も知らずに読み始めて、やけに具体的な固有名詞が出てくるなと思って読んでる途中で調べたら実話というか私小説だった。
私小説と知ってからはなぜかあんまり受け入れられなくて、読み終わりは疲れてしまった。それだけ熱量がすごいということだと思うけど、その分自己愛も強いなと感じた。
お母さんへのメッセージはよかった。