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草刈りに
2020/07/07 13:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊織 - この投稿者のレビュー一覧を見る
農薬散布だめ、電動草刈り機の使用は小石等をはじいて車にあたるからダメ、やるなら鎌等で手で刈るのみ。そんな集合住宅の共有部分の草刈りを楽にするのに参考にならないかと購入。刈り方もいろいろあって根こそぎ取るより地上部をこまめに刈り続けることのの方が消滅させやすいそうな。ただ十年続けられるか心配。
ガーデニングで人気の苗なども結構蔓延って大変なことになるというのは知らなかった。
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昭和天皇が、下草刈り時、入江侍従長にこう言葉をかけられたという。▶︎「雑草という草はありません。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」▶︎この言葉を書籍化したのが、本書である。下草刈りをしない人も一読の価値がある。
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P22からの科を推定するがとても参考になった。
カヤツリグサ科とイネ科は前者に葉鞘がある。
ユリ科とヒガンバナ科は、前者は子房が花びらの中にあり(子房上位)後者は花弁の外にある(子房下位)
雑草をで地中に残った根から発芽するものは少ない。ただし、茎が地中にあると芽が出てくる。このことから、地上の本体と、土中の茎だけとればいよい。
草取りは丁寧さよりも効率を重視、素早く、疲れないようにする方がよい。
家より3mまでは細かい分まで。3m~10mは小さな雑草は残す。10m以上は大きな草は刈り取る。
雑草の図鑑がとても役に立った。何気なくひいていた草に名前があることに少し感動した。もう草を引き抜けなくなるかもしれない(笑)
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たかが草取り、されど草取り。
農家なら周知の事実なのだろうが、知っておけば楽しくなる除草作業。面倒だと思っていたが、自然のしくみを知るよい機会。
図書館員さんにオススメされて読んでみたが目から鱗なので購入。漫画版も読みやすい。
なお著者はれっきとした農学博士の研究者で植物に詳しい。なので理論に傾いていはいるが、初心者でもよくわかる。
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〈本から〉
ヨモギやハコベ、スベリヒユは食用
一度雑草の種子が撒き散らされると、数年間(長いものでは10年以上)は雑草が発芽してくると思った方がよいでしょう。
『日本の野草』(山と渓谷社)
庭や野菜畑では、メヒシバであろうとエノコログサであろうと関係なく、イネ科の大きな雑草は見つけ次第除草
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生えている場所や雑草の種類に応じて、最適な対処法が個別に記されているので、個別管理をする上で、かなり役に立ちそうだ。
いわゆる雑草だけでなく、雑草化した園芸植物や野菜まで押さえているのが、心にくい。そうした、計130余種の雑草のうち、家の周りに生えているのは、半分程度だった。
執筆当初のタイトルは『楽しい草取り』であったと、あとがきにあるように、草取りを楽しく行う術が記されている。