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4ヶ月連続刊行の、3冊目。
徐々に大きなストーリーが動き出しそうな気配がしている。まだ4冊目がどういうものになるのか解らないが、手元にあるのだから一気に読めば良かったw
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満身創痍のイルマ、焦臭い爆発物の炸裂する臭い。感じ取った違和感にイルマが反射的に賭ける。その先にあったものは…
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大学の研究室での爆発、電気通信事業会社のビルでの立て籠り事件が同時に起こる。小説の世界でこれらが関係ないわけがない。爆発物を自在に操る犯人の未曽有うの事件の開幕だった。立て籠りの現場に駆け付けたイルマがじっとしているわけがなく、単独で渦中に飛び込んでいく。
バイクを乗り回す捜査一課殺人班の女性刑事イルマのなんとかっこいいことよ。それでいて女性らしい感情も持ち合わせていて、文章はイルマの内面を丁寧に描き出す。周りの人間との関わりも細やかに描いていて、ぐいぐいと引き込まれる。
それにしてもイルマには命がいくらあっても足りないぐらいだ。決して無傷ではなく、負傷してしまうところも人間らしくていい。