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人間的エピソードは、やはり間近にいた人でないと書けない。それも時間的に連続して、現実の政治状況の進行に沿って読めるのは、著者のような立場の人の特権では無いか。
また、それを詳らかにすることは、国民が政治過程の具体的な流れを知り、判断材料の一つにすることができる(勿論、研究材料にもなる)ので、今後も続いて行って欲しい。
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【永田町で働く人間にとって、信頼は命よりも大切なものなのである】(文中より引用)。
自民党の政策決定に大きな影響を与える政務調査会に長く身を置き、党の業務の酸いも甘いも知り尽くした人物による回顧録。著者は、『日本の防衛政策』など国防関係の著作を複数世に送り出している田村重信。
永田町・霞ヶ関の内幕が興味深いことはもちろんですが、党の職員というのがどういった動機や考え方で働いているかを知ることができる意味でも貴重かと。スポットライトを浴びることは少ない立場だと思いますが、政策決定や日々の動向に少なくない影響を与えているんだなと感じました。
著者は「異能の人」という印象☆5つ
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16人の総理の人となりを端的に捉えているのだろうが、16人の人間的魅力にもう一歩関わりたいと感じてしまう。