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紙の本
ペンタゴンチャートの本質は黄金分割比
2007/06/26 00:22
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はテクニカル分析の専門家で、かつては11年間ファンドマネージャも勤めたという。
テクニカル分析に使うチャートにはいろいろな種類があるが、本書は「ペンタゴンチャート」という聞きなれないチャートの紹介をしている。著者はこのチャートと12年以上付き合っており、身体の一部になっているという。ビジュアル的にマーケットの状況を把握できる点で一目均衡表に似ているらしい(5章では共通点について説明している)。
そのペンタゴンチャートだが正五角形の各点とそれらを結ぶ、辺と対角線を使う。サイズを伸縮させる相似形と、同じ大きさの五角形を並べていく合同形がある。著者は後者の方を愛用している。そのチャートからトレンドの方向性や値段の目処を捉えられるという。つまり未来予測に役立つ不思議なチャートなのだ。著者はその精度は8割近いと言っている(何の精度かよく分からないが)。このチャートの肝はペンタゴンの大きさと位置決めにある。大きすぎても小さすぎても駄目。
最近ではネット証券のサイトでもペンタゴンチャートが見られるそうだ。また本書では、株だけでなく為替や金相場にも応用した例を挙げている。
5章のアストロロジーは占星学・天文学のこと。そのアストロロジーを組み合わせるのが著者の奥義。アストロロジーも見方を変えれば統計学のようなもの。天体の運行に注目するのだ。星占いとは違う。天体にも周期があり、それは相場にも言えるそうだ。著者は月(moon)をメインに相場に生かしているそうだが、日食など太陽も動きも見ている。ここまで来るとサブタイトルの「神秘の・・」も相まって胡散臭く感じてくるのだが、チャートを生かすも殺すも使う人次第で、自分に合わないと思ったら使わなければいいだけ。とりあえず使ってみないと真の実力は判断できない。
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