投稿元:
レビューを見る
<目次>
はじめに
第1章 本とは「何か」~教養について考える
第2章 本を「選ぶ」~「おもしろそうな本」という鉄則
第3章 本と「向き合う」~1行たりとも読み飛ばさない
第4章 本を「使う」~著者に左右される人、されない人
第5章 本を「愛する」~自分の滋養、他者への架け橋
<内容>
2014年刊の角川新書の同名の新書を加筆、改筆の上再編集したもの。前回も読んだはずだが、今回も面白かった。特に本の紹介部分は、どれも読みたくなる(と前回も言って、何も読んでないが…)。
ともかく、これからの社会は「教養」勝負なんだよね!
投稿元:
レビューを見る
読書のやり方としての一例。実践できることはしてみたい。いろいろな本が紹介されていて、読んでみたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
30代になって教養のなさに気づき、読書したいと思いながらも何を読めばいいかわからない私にとって助言となる本でした。
時代が経っても生き残り続けている古典こそ読むべきものである。とはいいいつつも、自分が気になったものを読めばいい。
古典なんてこれまで読んできませんでしたが、これを機会に手にしてみたいと思いました。私もキングダムが好きなので、史記、韓非子あたりを読んでみたいです。
投稿元:
レビューを見る
出口さんという人間を研究していくと、
出口さんは「人・本・旅」によって自分自身を磨いてきたことがわかる。
それぞれの割合が、
人2.5割、本5割、旅2.5割だ。
ということは、
出口成分の
半分くらいは本である。
では、
どんな本を読んできたのか?
「古典」
である。
そう、
出口さん=古典
と言ってもいい。
古典を読む。
楽しんで読む。
人間世界の面白さに触れることができる書。
投稿元:
レビューを見る
先日APUで、出口学長とランチを一緒にいただく機会があった。お話し聞いていると、とにかく話題が豊富で「教養のある」方だと感じた。またとても気さくな人柄を感じさせる面が多くあり、行く先々で様々な人々が挨拶をしてくる。そうした出口学長を形成している要素の半分以上が、これまでに読んだ本だということがわかる。本書はそうした本の数々が紹介されている。9頁にウォーラーステインが取り上げられ、『あしたのジョー』も紹介されているが、巻末に挙げられた本はほとんどじっくり読んだことのない文献ばかりで恥ずかしい。
ちなみにこの他は旅と人とのこと。「旅」に引き寄せてこの時を振り返ってみると、出口先生には別府の竹瓦温泉を強くお勧めいただき、その日の夜実際に訪れた。宿から道中にかけての光景や、建物の構え、お湯そのもの、温泉の入り方等、体験したことは未知のことばかりだった。人生の思い出深い一場面となった。
投稿元:
レビューを見る
著者の読書に対する姿勢や、教養が鏤められている。
率直な感想としては古典を読んでいきたいと思った。
ビジネス書に対しても、日々変化があるのだからその時どうしたと言うことよりも、人間と人間の関わることだから、人間について深く知る方を優先した方が良いと言う点がすごくしっくりくる。
投稿元:
レビューを見る
- 出口さんがどんな本をどのように読んでるのか知りたくて流し読み。
- 特別新しいことはなかったが、古典を幅広く読んでるところはさすがだな~という感じ。
- 以下は読んでみようかなと思った。
社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書)
投稿元:
レビューを見る
①新しい知識を学ぶときは分厚い本から読み、最後に薄い入門書を読んで体系化する。
②本で学んだ後は実際に体験してみる。
③本は面白そうな本を素直に読んでいけばいい。
投稿元:
レビューを見る
著者の思考のプロセスをなぞるように、一言一句に触れてみる。読者の思考が言語化されてアウトプットされるとき、本との対話が始まる。そのお喋りは読後ずっと続き、至福の時間を紡いでゆく。そうして出来た"本脈"とでも言おうか、著者と読者の形而上的繋がりは、現代に於いて可視化可能である形而下的繋がりのような"人脈"とは出自から異なる。
投稿元:
レビューを見る
頭を打たれた。読書好きとは出口治明さんのことを言うのだろう。ある分野がわからないのは、単純に自分の勉強不足。高校時代に先生から「青春時代に人類の遺産を全部自分のものにするぞ!ぐらいの気持ちで本を読んで、勉強しなさい」と言われたことを思い出す。分かりやすさで有名な出口治明さんですが、それ以上に膨大な読書量と知識量がインプットされている。とても、追い付けるはずもなかろうが1ミリでも近づいていきたい。今日が人生で一番若い時なのだから。
以下は抜き書き
リベラルアーツ
自由7科
文法学、修辞学、論理学、算術、幾何、天文学、音楽
まとまった知識は、本から得る。
直近のニュースは、新聞で得る。
百科事典の代わりに、インターネットを使う。
ひとりひとりが「これは、本当なのか」と問いかけ、自分の頭で考えて、選び、自分の暮らしを大切にしていかなければ、良い生活を送ることも、良い仕事をすることも、叶わない。
出口流マイルール
・新しい分野の勉強
①関連書籍を7~8冊読む
②「厚くて、難解そうな本」から読み始めて、輪郭をつかむ
③最後に「薄い入門書」を読んで、体系化する
④本で学んだ後は、実際に体験してみる
休日の午前中は図書館
昼休みも図書館
歴史書は過去60年間で5000冊は読んでいる
同時代の歴史書は3~4冊読んでリンクさせる
投稿元:
レビューを見る
出口治明さんの読書量は凄まじい。
しかもジャンルも多様である。
古典にハズレなしというのも説得力がある。
「Stay Home」の連休ということで、読書に費やしています。
活字中毒バンザイ!
著書にもありましたが、今の大学生の読書量が減っているのは残念なことです。
本をたくさん読んで「知る」という楽しみを知っている人は、どんな逆境にも立ち向かえる力が養われると思います。
というわけで、いろんなジャンルで読みたい本が増えました。どこまで行くか活字中毒(笑)
投稿元:
レビューを見る
読書の大切さと面白さを説いている。
最初の10数ページで興味が持てなければ読むのをやめるらしい。
著者の膨大な読書経験からオススメ本を紹介してくれる。人間はどこからきて、どこへ行くのか。自分の一生では到達できないであろう真理を、本を通じて学んでいきたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
この著者の本を読むと、いつも何故かモンゴルのような悠大な平原で著者の話を聴いている感覚になる。
悠大な平原にいて、自分の悩んでることなど、ちっぽけなことに思えてしまう。
著者は「本・旅・人」から学ぶことを人生のモットーにしてこられたとのこと。
懐の深さが滲み出ておられる著者と同じように学びたいなと思いました。
著者は、読書の時間を大事に思われていて、正装で正座するような気持ちで一字一句丁寧に読まれるそう。
そうやって一つ一つ丁寧に自分のものにしておられる。
そうか、ふむふむと、そこまでは自分も著者の真似をしてみたいと考えておりましたが、後半の著者の読書遍歴を読み、自分の読書が著者の高校時代のレベルにさえ及ばないとわかり、そして著者の大学時代の「これらの書物で世界史と哲学については全て網羅出来ました…」というくだりを読んで、だから著者のお勧めである『ハドリアヌス帝の回想』は、自分が読んでも歯が立たないんだなぁ〜と納得しました。
読書の仕方、数々の本の紹介など、参考になることの多い本でした。
投稿元:
レビューを見る
青田買いが学生を勉強させ無くしている。
アメリカの学生は400冊本を読む。日本はせいぜい100冊程度。
新聞のいいところは、ニュースの順序をつけてくれるところ。
「連続講義・デフレと経済政策ーアベノミクスの経済分析」
「デフレーションー日本の慢性病の全貌を解明する」
「中央銀行」(白川方明)
「アメリカのデモクラシー」
「フランス革命の省察」
「国富論」新訳。
岩波書店の「書物誕生」シリーズ
ちきりん「自分のアタマで考えよう」
「本当に使える経営戦略使えない経営戦略」
「1940年体制」
自分で咀嚼して腹落ちしたことが教養になる。
岩波文庫は古典のラインナップが充実している。薄い本を10冊選ぶ。岩波文庫か東洋文庫に入っていれば古典。その中から3~4冊を読む。
ビジネス書は後出しじゃんけん、抽象化しすぎている、のであまり読まない。
日本人は72%は新聞雑誌が正しいと思う。中国でも58%、イギリス12%、アメリカ23%。
投稿元:
レビューを見る
出口さんの著書は何冊も読んでいるため、「主張」の部分は他の著書とも同じ内容で通されていることが分かる。