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強い意志を持ち、自らの道を切り拓いた方達。その頃よりも、表向きは随分と生きやすくなったのかも知れないが、こんなにも彼女達に共感できるのは、やっぱり同じ思いや経験をして来たからなのだと思う。
ここから、私達はどうするべきか。
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「日本初」と称された7人の女性の半生を描いたノンフィクション。どれも非常に読み応えがある。個人的には、高島屋取締役を務めた石原一子さんと、労働省で男女雇用機会均等法の制定に尽力された赤松良子さんのお話が非常に印象に残った。
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2019/09/04市図書館
●高島屋 石原一子
●山根基世 アナウンス室長としてやるべき仕事を書き出す。
アナウンス室の局内評価を高めるための努力。
社内におけるアナウンサーの立場、地位を上げたいと、前々から考えていた。
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すばらしい7人の女性のインタビューの本。生い立ちから功績まで丁寧に調べて書き上げた良書。個人的には男女雇用機会均等法の立役者、赤松良子さんの章が印象的。多方面で奔走し、法律制定まで尽力したのに、男女どちらからも批判された苦悩。それでもこの法律は本当に女性のためを思って作られたものだと思う。女性活躍なんて踊らされて苦悩する働く女性達に是非読んで頂きたい。少なくとも私は元気をもらったし、大変だけど頑張ろうとも思えた。それぞれ母親の影響を受けているところも印象的。私も娘にそういう教育をしたいものだけれど。
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それぞれの時代に外れ値を生きた女性たちがどのようにしてサバイヴしてきたかを、様々な分野と時代を横断して俯瞰することができる本。
戦前から現代へ「女性」の扱いが変化していく中で、それでも人々が受ける理不尽な経験の本質は全く変わっていないことがわかる。
天井が鉛だった時代に取られた戦略と、天井がガラスになった時代に取るべき戦略は異なるし、今では真似できないところも多くある。しかし同じものを目指して戦ってきた同志として彼女たちの熱意を受け継ぎ、その歴史に連なりたいと思わせてくれる。
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色んな分野で女性初を成し遂げた方々の伝記的な本。現代からは想像がつかない程の性別による機会格差をリアルに感じることができ、その環境下で自分の夢を突き進む力強さを感じられる。性別関係なく、何かを成し遂げる人の共通項は自分の環境を言い訳にしないことだと感じた。