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本はよく読む方だと思うけど、語彙力については全然ダメだと思うので読んでみた。
実際、この本で紹介されている慣用句や四字熟語はほとんど分からなかった。「話の触り」という言葉は、「話の山場」という意味らしい。ずっと、「話の初め」という意味だと思ってた。言葉だけ覚えても、ちゃんと正しい意味で使えなきゃ余計にダメなんだろうなと思った。
こんな、よく分からない難しい言葉で話す職場イヤだ……。
でも、こういう言葉を知って使えるということは、それだけで言葉の選択肢が増えるからいいだろうなとは思った。
はじめにの最初に書いてあったのが、「言いたいことがあるのに、ぴったりした言葉がサッと出てこない」というものだったけど、まさしく自分だよなと思った。
ちなみに、著者の斉藤孝氏は、大学1年生向けの課題に、毎週3冊ずつ新書を読んで、その内容について発表してもらうということをやるらしい。そうすることで、語彙が増えるということだけど、こういう課題は自分は受けたくないと思った。余計に読書嫌いになるだろうと(自分も、最近でこそ本は読むけど、読書感想文は本当に嫌だった)。
丁寧な言いかえについては、うまく出てくるようにはなりたいと思う。「僭越ながら」とか、一度どこかで使ってみたい。後、初めて知ったけど、「慙愧に堪えません」という言葉もどこかで使いたい。
時事関連用語についてはだいたい知ってたけど、「ポリアモリー」という言葉は初めて知った。「複数のパートナーと同時に性愛関係を結ぶこと」という意味らしい。いったいどういう人なんだろう。