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童話は本当は怖いというのを聞いたことがあるけど、
それに似て作者の創作で膨らませてあるようだが、
面白いです。
サスペンスでの謎解きや真実はとか。
楽しめます。
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童話をベースにしたミステリー。
子供の頃に読んだ童話の主人公たちは、皆ヒーローだった。
だが、この作品の童話の主人公たちは....。
表の顔と裏の顔。
腹に一物抱えた主人公たちの暗躍が面白い!!
初めて読む作家さんですが、クセになりそうな面白さでした。
『一寸法師の不在証明』が特に好み♥
他の童話でも読んでみたいです!
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かなりおもしろかった。昔話が極上のミステリーに…
「つるの倒叙がえし」は二度読み必須。「絶海の鬼ヶ島」は最後の年寄り猿の話に、なるほど!そうだったのか!!(ちょっと動機が弱いような気もするけど)
他の昔話でも読んでみたいなー。
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タイトルに惹かれて完璧なジャケ買い(笑)
可愛い絵柄とは対照的な昔話を元ネタにしたおどろおどろしいミステリーの数々。
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これは着眼点に拍手。昔話×ミステリの答えが理想的。
最初の「一寸法師の不在証明」のアリバイトリックに心を掴まれる。あの打ち出の小槌が…。そして「花咲か死者伝言」にはダイイングメッセージ?「つるの倒叙返し」は見事な展開が。これが一番好みだった。そして「密室竜宮城」はその名の通り密室トリックもの。最後の「絶海の鬼ヶ島」のクローズドサークルも素晴らしい。
昔話ならではの設定が、ここまで巧みに織り込まれていることに感嘆する。オリジナルの話を知ってるからこそ楽しめる。
五月女ケイ子さんの装丁の絵がまたシュールで良い。面白かった♪
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坊やよい子だ、ねんねしな。そう言われても寝られない(笑)、こんな昔話では。
誰もが知っている昔話のなかで殺人が起き、あっちにもこっちにも死人が。タイトルからしてひねりが効いていて、特に「つるの倒叙がえし」に笑う。一寸法師はそこに居ったのか居らんかったのか。打ち出の小槌を使ったトリックがお見事。強欲婆さんにやられてしまった花咲か爺さんの無念は犬が晴らす。竜宮城は密室、グランドフィナーレは鬼ヶ島。
今も昔も人間の腹黒い部分は同じ。油断すると速攻で寝首を搔かれそう。稲川淳二あたりにおどろおどろしく朗読してもらいたい。
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日本昔話とミステリの融合。アリバイ、密室、ダイイングメッセージ、倒叙、孤島など本格好きにはたまらない設定なのですが、少々ブラック気味なので、好き嫌いはわかれるかもしれません。他の昔話のお話も読んでみたいです。
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昔話のアレンジ、楽しく読めました。一寸法師、花咲じいさんがお気に入り。お話の世界にもドロドロはありますよね。
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皆が知っている昔話。
一寸法師に花咲爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎、桃太郎。
昔話は、結末が「なんじゃこれ」となることも多いが、本書はまた別の意味で「なんじゃこれ」だ。
花咲爺さん、殺されてるし。
捜査の基本、という考え方から言うと、被疑者は妥当な線なのだけれど、花咲爺さんが殺されるって結構衝撃的。
(育児中は神の如きEテレ)NHKで以前放送されていた「昔話裁判」もなかなか面白かったけれど、なぜ彼らは殺されないといけなかったのか、それがわかって面白いところが共通している。
なお、「昔話裁判」は、結論は出ない。
あくまで視聴者は裁判員として法廷で被告人の話、被害者の話を聞き、自らの中で結論を出すと言うもの。
刑事法に興味のある方はもちろん、学校の授業教材としても秀逸。
話を戻そう。
「つるの倒叙返し」は、鼻から「倒叙」とあるので、何が描かれているのか気になった。
なるほど、昔話ならではの方法が鍵となっている。
それにしても、急に儲かると人は変わってしまうのだろうか。
弥兵衛は最低な男と言う印象が強いが、「つう」はそれでも弥兵衛がに恩返しをするのか?それとも。
「絶海の鬼ヶ島」もなかなか救いのない物語だ。
なぜ自力救済が禁止なのか、よくわかる。
罪なき幼子(鬼)たちが殺されてしまうのは胸が痛い。
生かしておけば自分がやられる、恨みの連鎖、そうかもしれない。でも。
昔話を翻案した本書。
あの登場人物たちがどう動くのか予想ができないところが面白い。
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図書館で借りたもの。
《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!
初読みの作家さん。
めちゃめちゃ面白かった!!
「実際の昔話ってこっちなんじゃ?」と思ってしまった(笑)
また別の昔話でも読んでみたいな。
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昔話も見方によってはこうなるのね。鶴の恩返しも花咲か爺さんも良かったけれど、桃太郎が恐ろしい。雨の日に出歩いちゃいけない理由がそんなことだとは。
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日本昔ばなしをミステリ風にアレンジした短編集。
「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の5編収録。
面白かった!!
ちゃんとしたミステリーであり、特に「つるの倒叙がえし」が良かった。
(図書館)
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よく知っている昔ばなしをこんな視点で描くのかと目から鱗だった。どの話もミステリーとしても面白く、また、それぞれに技巧があって飽きさせなかった。
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誰もが知っている昔話がミステリ仕立てになっている連作短編集。かなりの人気作で、図書館でやっと順番が来て借りられた。
子供の情操教育になる昔話に殺人を絡める事自体が無茶なのだが、一寸法師だから成立するトリックとか、竜宮城と魚達の存在ありきのトリックとか、実に良く考えられていて面白かった。
ただ、とことん残酷な話ばかりだったのがちょっと残念。例えると、鯨統一郎さんの作品に性悪さを加えた感じだものなあ(^-^)。
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日本人なら誰しも、いや、もしかして日本人以外も知っていても不思議じゃない日本のど定番童話、一寸法師、花咲か爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎、桃太郎をミステリーに仕立てているわけですが、基本うまく作ってるなぁと。ミステリー作家さんってよく考えるな、どうやって修行するんだろ、やっぱいっぱいミステリー読むのかな、とか、まぁ、それはいいんですが。ただ、物語として上手いだけじゃなく、面白いなと思わせられたのは、最後の桃太郎でした。