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萌系4コマ漫画の筈なんだけど、毎回毎回情報量が多くて各場面で明かされる情報や伏線の整理が大変な作品
特にこの巻で更に謎が深まった存在といえば小倉か。彼女は第一巻時点で登場しているヤバイ研究好き少女であったのだけど、最近はやたら魔族や魔法少女の生態にあった薬を開発していたから怪しいと思えば、どうやら普通の人間ではない…?
結界が無くなると困るってことは魔族側の存在なんだろうけど……。ヨシュアの名前まで知っていたことが大いに謎
と言うか、シャミ子達がおくおくたまに行っていた際は何を調べていたんだ?
謎とは関係ない描写では、ごせんぞが遂に恒常的な肉体をゲット。ごせん像はあれはあれで良かった気がするけど
ただ、調子に乗ったらすぐにやらかしてしまうのがごせんぞの特徴であるわけで。実態を伴って生き急ぐが如くカオスな生活を送っていたと思ったら、蛟の騒動に巻き込まれて割と重めな約定を守ることになってしまったね
毎日、ゴミ拾い9kgがノルマって相当大変な気がするよ……?
そして、この巻のメインとなるリコの事情が明かされる話
以前、リコと因縁を持った巫女が居たという話は有ったけど、その魔法少女朱紅玉が遂に登場。まあ、その紅はポンコツであったためにその登場そのものは問題なかったのだけど、彼女の置き土産的な攻撃が問題の始まりとなるわけで
カオスな状況下で幾つもの問題を小倉とシャミ子だけで解決しなければならなくなったのだから大変。
と言うか、ここからの展開がちょっと重かったような……
リコの料理を味わったことで紅の祖父は変異してしまうし、リコは店長の白澤に対してとんでもない勘違いをしていた。これらの問題をどうやってシャミ子が解決するのかと思ったら、夢に潜る力を使ってどうにか上手い具合に解決できたようで
ただ、その上手く解決できたことがシャミ子に自分の能力を疑問視させるきっかけになる展開はちょっと意外だった
そんなシャミ子に対して桃が一喝して安心させる展開は良いな。もうこの二人は付き合っちゃえば良いんじゃないかな?
そういや貧乏なのに月額使用料1万円越えのスマートフォンを購入し、更にもう一台契約してしまったシャミ子のお財布事情は大丈夫なのだろうか……?