紙の本
ノーマンの策略、エマとレイの出発。
2020/02/17 21:27
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投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーマンがかつて貴族だったギーランと手を組む。
が、あくまでも表向きの行動で、内実は互いに相手を利用し、最後には出し抜いてやろうという薄っぺらい同盟だ。
エマとレイは七つの壁を目指す。
ムジカやソンジュの秘密も明かされる。
彼らの血があれば、鬼たちは救われたはずなのに、どこの世界でも権力者は既得権益にしがみつくのだなあ。
鬼を絶滅させることに反対のエマ、鬼は殲滅させるというノーマン。
今後の展開が楽しみ。
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ノーマンの発送は、一人で犠牲になった時と変わってないってことね。
それにしても、ソンジュの役回りとか色々よく考えられてるなぁ。
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鬼の世界の全貌がだいぶ露わになってきて、本格的に次のステージに進んだ感じ。個人的には、ギリギリのところで逃げ惑いながら、何とか活路を見出していくっていうこれまでの流れを、もう少し引っ張ってもらって全然良かったけど。そのあたり、週刊誌・少年誌連載の、なかなか難しいところかもしらん。でも相変わらず鉄板の面白さには違いない。
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ノーマンの計画、エマの想い。
どちらも譲らないし、譲れない。
レイはあんなに尖っていたのに、脱走を機に良い意味でトゲも抜けたというか…しみじみ。
エマを支えてくれていて、頼もしい。
ムジカの謎がそういうものであったとは。
まだこれからも激しい闘いが待っているのかと思うと怖い。
願わくば、ハッピーエンドがいいな…。
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なんか…レイが黒幕っぽくなってる…コワイ。
鬼も一枚岩じゃないんだな~ そして彼らの冒険は続く。早くトリオで一つの目標に向かって行動出来るようになれるといいなぁ~
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【あらすじ】
食用児の自由の為に鬼社会崩壊を企む計画が進む中、エマは復讐を望む人間の心の闇に触れた。それに対し彼女は人も鬼も傷付かない道を模索するのだが…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!
【感想】
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エマみたいな子って苦手~~自分勝手で協調性なーーい、と思うときもあるけど、でも結局ほんとの“協調性”ってものを考えてるのはエマなんだろうな。鬼のことまで考えてるんだから。
今のことだけじゃなくて未来を見てるんだよねぇ。すごい子だよ。
しかし私は大好きなノーマンのことしか考えられない。私もノーマンのことを「ボス!ボス!」って言って慕いたい。尻尾振って飛び付きたい。
青年になったノーマンの声優って変わったりするのかな~アニメでの真礼ちゃんのノーマンの声が本当にドンピシャで大好きだったからあのままがいいなぁ~。
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話あまり進まない。
ノーマン、信用していいんだろうけど、自信あり過ぎなのが心配。
しっぺ返し喰らわなければいいのにな。
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おもしろい展開が続く。
確率論ではないありたい姿を目指す。
例外の正体も明らかになったから。
誰にも辛い思いをさせたくない。
そんな思いをもとに新たな旅に向かう。
さぁーどちらが先にチェックメイトできるのか?
チェックメイトされてしまうのか?
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ノーマンがちゃんとノーマンで安心した。
この、エマの無茶な主張を否定しないのに、自分も全く妥協する気がない不思議な感覚が懐かしい。
高級農園の食用児は美味しい脳を育てているのかと思ってたけど、血も美味しいのだろうか?
単純に高級農園は健康管理も完璧だから全身が美味しくなるってことなんだろうか?
っていうか、健康管理で身体の美味しさが変わるってのは分からなくもないけど、賢さで脳の美味しさが変わるってどういうことなんだろうか?
シナプスの量が効いてくるんだろうか?
階級社会って、単純に破壊すれば良いってものでもないんだよね。
下層民って基本はバカなので、支配されなくなったら暴走して破滅する可能性がある。
また、与えられた解放(エマたちが王家・五摂家を取り潰す)では自立心が芽生えない可能性もある。
現実世界でも自ら独立を勝ち取った国と、他人に独立させてもらった国では成熟度が違ったりするし。
なので、エマの、単純に王と貴族の血を平民に与えれば良いって考えは、だいぶ後先考えてないと思う。
『お約束の』を読んでると、エマとレイが二人で7つの壁に向かうことに対して、違う意味でヒヤヒヤする。
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エマの理想主義は実力が伴っているからそんなにうざくない。「8日後」とか期間を明確に区切ってくるから気持ちよく読める。
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話が一段落して、つまんなくなったと感じていたが、我慢して読んでいたら、また動き出した。
ミネルヴァことノーマンは鬼で権力の座から追い落されたギーラン家と組むことで、現在の世界を支配している王家・五摂家を滅ぼそうと画策。
一方、平和主義者エマは、そんなノーマンに疑問を抱く。
二人の主張の接点となりそうなのが、人を食べずともその形質を維持できる”邪血の少女”のエピソード。それは彼女たちが以前会ったソンジュとムジカのことだった。鬼はその血を飲むだけで、その体質を受け継ぐことができる。
ノーマンが鬼の仲間打ち計画を実行させる前に、ソンジュ達を見つけ出すことをエマは決意。7つの壁を越えて鬼たちの世界へと出発。一方、ノーマンは鬼への復讐を改めて誓う。
鬼の世界の女王レグラヴァリマ、そして五摂家たちの新キャラが出現。近年農園を襲う賊の退治に乗り出す。ノーマン達はそこを狙って、計画決行を決意。
7つの壁を越えたエマとレイがたどり着いたのはなんと彼らが脱出したはずのグレイス・フィールド。しかしそれはどうも幻影らしい。あやかしの世界に翻弄される二人。
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食用児の自由の為に鬼社会崩壊を企む計画が進む中、エマは復讐を望む人間の心の闇に触れた。それに対し彼女は人も鬼も傷付かない道を模索するのだが…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!(Amazon紹介より)
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理性的にはノーマン側なのに、ノーマンの居ない時間を過ごして来たことによって心情的・役割的にはエマ派になってるレイが面白い。
ノーマンが再登場するなら敵対か!?と思ってたのでそうでもなく、じゃあ微妙なすれ違いからじわじわ仲違いしていく方向かなと怯えた前巻を踏まえると、エマ&レイがノーマンをもう殺させないと振り切ったことで希望が見えたかなと。
ただきっとノーマンは話の通じるレイがエマを説得してくれなかったことに少し計算違いを感じてるのでは。
エマもレイもノーマンのいない内に成長したしいない事で変わらざるを得なかった面もあると思うので、そういう部分でボスの横っ面を張ってほしい。ただのノーマンに戻れるといいね。
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ノーマンの計画vsエマの理想、タイムアタック。
「成功じゃない」って言い切るよなあ。
ノーマン、あまりに多くを背負ってしまった。
青臭い理想論で突き進めるエマの主人公ぶりよ。
こんな主人公に無茶するノーマンまで加わって、レイも面倒見がいい。
ギルダもいつもこの役割、彼女も苦労が絶えない。