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不可能担当と不可解担当の探偵コンビによるミステリー。全ての探偵が万能であるわけでもないから、こういうのもありだろう。
この中ではちょっと異色だけど「10円玉が少なすぎる」が個人的には好きかな。
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バディもので二人とも探偵というのは珍しい。互いが互いのないものを持ってるライバル役。連作小説で、ひとつひとつはそう長くないので気軽に読める。二人についても、まだまだ明かされていない部分があるから、続刊が楽しみ。あと、すぐドラマ化できそうw
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メインとなる登場人物の設定が漫画的過ぎていてリアリティがないのが、個人的には少し厳しいものの、気楽によめる短編本格ミステリというカテゴリとしては、どの作品も平均以上の作品になっていると思う。ミステリ作家としての腕は確かなので、もう少し人物造形に力を入れてくれると、個人的におすすめ作家になるのだけれど…。
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なんか最近、バディものばっかり読んでる気がする…というのはさておき、不可能専門の倒理、不可解専門の氷雨という役割の違う20人の探偵が営む探偵事務所の事件帳。女性刑事の決を交え、1人では解決できなくても、2人の能力が発揮されて謎が解明されていくのが痛快です。漫画向きだなーと思ったら、もう漫画家されてるのね。
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本格ミステリー短編集。
HOW(不可能)とWHY(不可解)専門の探偵二人が営む事務所が舞台。お互いの推理の様子が、それぞれ相方の目線で語られるという面白い構成だと思う。
トリックもいいし、登場人物もいい。探偵2人と刑事と犯罪を起こすトリックコンサルタント?の5人が元同級生という設定も新しい。
タートルネックや彼らの職のきっかけとなった事件については今後語られていくのだろう。続編が楽しみだ。
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作者の別作品「裏染天馬シリーズ」が好みだったのでこちらも読んでみた。短編集故に謎はそこまで複雑怪奇ではないんだけどきちんと筋が通った解決がどれもされているところは流石。あと何といってもキャラが良い。二人の過去に何があったのかめっちゃ気になるので続編を楽しみに待つ。
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短編だから話の流れは完結で読みやすい。
トリックも割と納得出来る。
ただ少しエキセントリックなキャラ造型含めた
冗長な表現が鼻につくのは年を取ったからか。
これのおかげで序盤はなかなか読みすすめることが出来なかった。
もう少し落ち着いた文章だと誰も読まないのかな。
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裏染シリーズとはまた違って、ポップで楽しい一冊。
最小限のヒントで、犯人を割り出す論理的な推理は相変わらずよかった。
でもこの作者、硬貨が好きなのかな。10円玉とか、50円玉とか。
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不可能犯罪や不可解な事件の解明を専門とする探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」。
同級生の女刑事も交えながら、依頼人からの謎に挑んでいきます。
全7つの事件が収録されていて、一見解きにくい謎もサクッと解決していきます。一つ一つの事件が短く、事件を中心に描かれているので、気軽に読めました。
そんなに無理やり感はなく、トリックもきちんとしている印象でした。
登場人物が、コミカルでキャラクター性が強い印象でしたので、どちらかというとアニメやマンガの方が向いている感じがしました。事件の他にも探偵の過去がちょっと紹介されており、先が気になりました。
同級生だった4人が、後に探偵、刑事、犯罪コーディネーター?という構成に今後どうなるのか、どう終わりを迎えるのか楽しみになりました。
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「不可能」専門と「不可解」専門の二人の探偵によるダブル探偵役のミステリ。
うーん・・・ライトノベル感のある読みやすさというか。もっと言うとなんかこう全体的に「軽い」というか「ぺらい」というか。あからさまにキャラものでシリーズですよって感じがちょっと好みではない。
「不可能」と「不可解」というのもようするにハウダニットとホワイダニットってことのようですが、いまいち読んでて線引きがゆるゆるしてるようにも思えたし。
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事件の謎を不可能と不可解に分類し、それぞれを専門の探偵が解き明かすという新しいタイプの本格ミステリー。
まず、今どきの日本にこのような職業探偵を登場させたチャレンジ精神が良い。短編だけに事件の謎を解く過程がイージーな感がありますが、いくつかは面白いアイデアでした。
探偵と同級生の警部補や殺人コンサル?との間には過去に何か因縁があったようなので、この先のシリーズで徐々に明かされていくのでしょうね。
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帯にはトリック、動機、キャラクター全て楽しめると書いてありましたが、どれも中途半端な印象を受けました。
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やっぱり上質なBL。
2巻目を買って詰んでるんで、それを読むために前作の文庫を買って読むという。前作の単行本も持ってるんだよ、ちゃんと。本棚に並んでて、でも再読するならってつい文庫買っちゃうの、分かってくれる人はいると信じてる。
再読でも最後の毒殺のトリックが好きだなって思いました。あと、やっぱり倒理を襲った犯人、氷雨じゃね? ただ密室については関与してない、とか。
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密室やアリバイありの犯罪など、不可(能)犯罪を専門とする巻き毛の男・御殿場 倒理。
暗号や奇妙な遺留品など、不可(解)犯罪を専門とするスーツの男・形無 氷雨。
2人のでこぼこコンビが、探偵事務所を運営する。
彼らの前に現れる依頼人からの奇妙な謎とは?
ダブル探偵が主役の短編集です。
大学同期の4人がやがて、2人は探偵に、1人(女性)は刑事に、そしてもう1人は天才的な犯罪者(計画のみ)に...面白い設定ですね。
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登場人物や設定はとても好みで期待値が高かったぶん、個人的に内容が合わなくて非常に残念。
キャラクターは個性的でラノベに近いのはいいけれど、肝心の事件がつまらなかった。キャラの力だけでは読みきれず、二話でギブアップ。