紙の本
失われた時を求めて
2015/08/25 01:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:catron - この投稿者のレビュー一覧を見る
何十年前のことになるだろう。
かつて初版で全巻揃え愛蔵していました。
大学入学と同時に実家を離れ一人暮らしを始めた時
狭い下宿には持参できずに故郷に置いてきました。
そして、実家が転居を繰り返す中でいつの間にか散逸してしまったのです。
手元に残ったのは昭和56年初版の第21巻1冊のみでした。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、その時の喪失感たるや。
私にとって手塚さん作品は、漫画の枠を超えて、どんな名作と呼ばれる
小説作品に比べても価値の変わらないものだったのです。
とりわけ「火の鳥」とこの作品は。
文庫の形で出版されていましたが、どうしても当時のコミックスの
体裁で取り戻したかった。
しかし、コミックスでの入手ができず諦めていました。
ある日、何気なく立ち寄ったジュンク堂書店で当時のままの表紙を
手に取った時の感激。
医療技術は、格段の進歩を遂げ発表された当時の事情とは大きく異なります。
でも、作品として今も少しも色あせてはいない。
敢えて全巻大人買いせず、数冊ずつ購入していこうと思います。
当時の私の同じ年頃となった息子、娘と一緒に孤高の天才外科医が紡ぐ
物語を再び堪能していこうと思います。
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実家の押入れから引っ張り出して読み漁った思い出がある。
手塚作品の中で一番好き。
中でもやっぱり、如月先生とブラックジャックの過去のお話とか、いつも小遣いをせびる老婆とその息子のお話が好き。
ほかにもいっぱい好きなのあるけど、ありすぎて全部は書けない。
人間と命と死ぬことと生きることとその尊厳について考えさせられる。
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手塚治虫の代表作。神。一話一話の話の濃さ、テーマの重さが他の作家には表現不可能。しかし常にユーモアを織り込むことを忘れず、軽い「まんが」的なタッチで描き切ってます。神。
ぶっちゃけ最近の人は想像力がハンパ無く低いから、スクリーントーンとか派手な演出とか全然無いこのまんがはつまらないと感じると思います。スゴイもったいない。
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ブラックジャックという凄腕の医者のオムニバス漫画。後世によろしくされる。(多分彼のことだと思うのですが
医師免許を待たない理由がちゃんとあるのだが、とある一話で貰えることになってすっごいうきうきだったので、その姿勢には多少疑問が残る。
版は数あれど、やっぱり秋田書店の少年チャンピオンコミックスが好き。持っているのは昭和50年発行なのでISBNが無かった。
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神の手をもつブラックジャックに直せない病気はない。そのかわり大金をとる無免許医。
これは超大作だと思います。
一度は医者の道を行った手塚先生ならではだと。一話一話に命を感じます。人生の物語だと思いました。
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もうコメントはいらないとおもいます。
手塚治虫でナンバーワンです。
ちなみに一番好きな話は「六等星」
私の夢はブラックジャックをこの手でアニメ化することだった。。。(笑)
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命とは何か。天才手塚治虫が自身の医学生経験を生かして、このテーマに全力で取り組んでいます。あ、ちなみに今やってるアニメはオチを変更しまくってるので別物とお考えください。
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全25巻。無免許医BJが天才的メスさばきで病と社会を直していく、言わずと知れたヒューマン大作。これを読んで医者を目指した友人が何人もいます。私も自分の成績を顧みず、そう思ったことがありました(^_^;)
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自分にとっての「漫画」、というものの原点。
きっとずっとナンバー1。
単行本に収録されていない作品(少しばかり前に週チャンで再掲載されていた話)の収録を乞うばかりです。
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‘それでも私は 人をなおすんだ 自分が生きるために’
神様じゃないBJでいい
机に突っ伏して嘆くBJがいい
そんなBJだからこそ、大好きです
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全ての基本 最高の漫画
人間が人の生きに死にを自由にしようなんておこがましいと思わんかね。
本間丈太郎
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コミック版。現在新装版が出ているらしいのですが、いろいろ書くことはありません。ただ、新装版が「指」など未収録や意図的に収録しなかったものを、出して欲しいのですが・・・。無理でしょうかね。
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文庫だと時期がバラバラに入ってるので、出来たらこっちで集めたい所です。ピノコとブラックジャクの切ない話が一番好きでした。
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作品については、もはや言わずもがなでありましょう。手塚治虫ワールドへようこそ、の一冊。珠玉の短編集としてみても圧巻の品揃え。読むたびに胸に迫ってくる良質な作品たちには、ただただ脱帽です。
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いまさら…というか。
何が凄いって、一話完結の週刊連載。
で、このレベル。笑ってしまうよな。
こんなことできる作家っている?