紙の本
言葉とは、毒でも薬でもあり…一概には言えない
2020/01/27 13:55
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
聞かれてもいないことをベラベラと話す必要はないが、人間がコミュニケーションを取ることで進化してきた所以に対して、この本は逆行した意見がすぎると思う。
お互いのため、他人に対して過多な情報を与えることは控えるべきではあると思う…しかし、コミュニケーションの重要性はどの時代も人の進化に関わっている。その反面、口は災いの元とされる事案もある。人の進化に大きな一歩となり、哺乳類動物の内ホモサピエンスが唯一獲得した能力である言葉とは…薬でも毒でもあり、一概には言えない。
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仕事と人間関係を劇的によくする技術が書かれた本。
タイトルの通り、自分のことは話すな。
非常にわかりやすい。
ただまえがきの締めに、著者の経歴などが1ページに渡って記載されているのを読んで??と感じてしまった。
まあ適量であると言われたらそれまでですが、自分のことは話すな。それがこの本の言いたい事である。
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俗に言う「コミュ力」という言葉は、周りに聞く限りでは、「話し方」の方に重心が傾いていて「話し下手なんだよね」という使われ方をしている場合が多い気がする。
頭の中でぐるぐると考えを巡らす中、「自分のことは話すな」という刺激的なタイトルに目を引かれて購入。
こういったタイトルの本は、少し自分に向かって言われているような気がして、ゾクッときてしまう。
この本では、主に相手のことを考えていない、話したところで誰も得しないような会話を「雑談」として、バッサリと切り込んでいる。
(タイトルは、自分の身内話をしてはいけない、相手の話を黙って聞いていればいい、という意味ではない。)
話す側を重点に置くような、間違ったコミュニケーションを否定し、相手の反応を読みながら会話をするべきだ、と。
ここまでは自分がすでに知っていることであったが、ここからが今まで読んだ本とは違う点。
聞く力、いわゆる「傾聴」という考え方が浸透しつつあるが、どうも、ただ話を聞いてうなづいている人が多い。「聞き上手」は増えたが、「反応上手」は少ないという。
振り返ってみても、反応が薄いな、と感じた人や、聞いているフリをしている人がいると感じたことはあったが、そうした、考え方を持つことはなかったので、なるほど、と。
反応を見ながら話をすることを心がけていたものの、やはりまだバランスをとりきれておらず、話す側の視点によっているなと、反省した。
聞く際にも、相手の話を聞いて、ただ頷くだけになっていないか。
「聞き上手」同士の会話は、いずれ「雑談」になるのかもしれない。
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参考になった。
相手の事を思いやるのが基本。相手にきもちよくなってもらう。
営業等の方向けの印象。物を買ってもらうようにあざとい印象があり、不自然になりそうで私には向かない。
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タイトルに惹かれて読みました。
コミュニケーションには目的があり、相手のことを考えずにペチャクチャ自分のことを話しても仕方ないよねという事でした。
基本的なテクニックもありましたが、それが極めて重要だと書かれている。
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うまく話そうと話し方を工夫しても、会話は弾まない。なぜなら、相手は自分の話を聞いて欲しいだけだからである。話を弾ませたかったら、相手に口を開かせることである。
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自分の話をして自己満足するのではなく、相手に合わせて相手の心に刺さる話をしろ。
久しぶにコミュニケーション系の本を読んで勉強させていただきました。
読書メモ
出会ったら相手のことを3つは知ろう
相手が話を聞き続けてくれているときは、状況を客観視できるスキルがあるかを試されているかもしれない。
相手をほめるのではなく、感謝する。
アピールではなく提案せよ
相手の話したことを「引用」せよ
相手の名前を引用せよ
単純接触効果
価値ある情報という名のお土産
会って10秒・3ステップ挨拶セット
①相手より先に○○さーん
②相手より先にポジティブなコメント
③相手より先に相手を気にかけている質問
本気のゴマすり
無礼な人は淡々とやり過ごす
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話しているときに無意識にやってしまっていることを、この本を読んで客観視できるようになった。要するに、相手を真摯に受け止めて、相手の気持ちになって会話することに尽きる。
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感想を書く前に返却した為、あらすじ割愛。
書いてあることは結構、うんうん、そうだよな、やっぱそうだよな、とどこからか得た知識を再確認したことばかりで。でもそれが悪いというわけではなくて、改めて大切なことを全部集めて丁寧に教えてくれているという点ではいい本だと思いました。
でも結局、この著者のように何か強い目的があって初めてこれらの手法が活きるのであって、自分自身の日常に落とし込むかと言われると、今必要なことは既にやっているからこの本を読んで新たに気をつけることって別にないな、そこまでの目的も今の自分にはないなという結論に至りました。
ニコニコ笑って話を聞いてくれる面接官には要注意というのは、実際自分が面接官側であったこともあるので、そうだよなと思い返しました。
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返し方などは少々ウザいと思われる相槌の記述もあるが、コミュニケーション上の気遣いや配慮、心構えについてはこれくらいしたほうが良いものと解釈。
会話が途切れるのが怖くてついつい自分話をし続けてしまったり、
相手の表情や機嫌を気にしてわざと自虐とユーモアを混ぜて延々と話してしまったり。ほどほどにしてもう少し話したかったなと思われるくらいで終わらせる方が、また話したいと思われる。
私も!と言って話題を自分中心に持っていってしまうエピソードは図星。
特に自分が注目されたいという意識があるわけではなく、話し手の気まずそうな表情や不幸な話に対してフォローしたくてつい自分も同じ経験があるから大丈夫だよというメッセージを込めて話すが、結局話は自分中心になってしまう。
典型的な会話ダメ人間だなと反省。
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※評価基準
想定される読者ターゲットが、アウトプットする際の再現性が高そうか?のみ。
(内容が素晴らしくても再現性が低いと感じれば1とし、
逆に内容が微妙でも再現性が高いと感じれば5にしています)
※以下内容は内容をまとめたもの
▼ 想定される読者ターゲット
ヒアリング改善したいヒト
▼内容
ストレートな質問よりポジティブ・メッセージ
▼ アウトプットする際の再現性
・課題
直接聞いたら失礼、気持ちも引いてしまうリスク。
・解決
相手から反応を引き出せるメッセージを使う。
・事例ー婚活シーン等で知りたい内容
①職業ー
メガネ似合いますね!数値に強そう!
→あざす。強いかは?だけど銀行勤務なのです。
②お金の使い方ー
ジャケットかっこいい!オーダーですか?
→いえ。もったいない!旅行にはお金使いますが、、
③仕事と子供に対する考え方ー
話がわかりやすくて優しい!あなたみたいな人が歯医者さんだったら、
私が子供の頃、虫歯治療で怖くて泣く事なかったかも、、
→あざす。今はイタリアン店長しててお子様連れとの設定多いです。近所の子供には友達と思われてるみたいて。
歯医者じゃないけど笑
※その他ー
いかがですか?と聞かない。
(知りたい事絞れてない露呈→答えづらい)
→最も印象に残った事は何ですか?等
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なんとなく手にとって一気に読んだ一冊。
私はわりと自分のことを話してしまいがちだし、かつての営業経験から、雑談の効果も感じていたので、興味を持って読めました。著者は、雑談を決して否定しているわけではありません。自分のことを絶対に語るな!とも言ってない。ただ、本来訴えたいこと、伝えるべきことをシャープにしましょう、という目的遂行を極めるあまり、わりと好戦的?な表現になり、それが読者を惹きつけているように感じました。小さく、「人生は話し方が9割」というサブタイトル的なものが帯にあったのですが、こちらの表現が、より本書の内容を表しているかな、と思いました。
また、一瞬の怒りで失うものは大きい、という著者の話は私も大いに共感しました。ただ、面白かったなぁ、ではなく、できることから実践してナンボかな。表情、口角も大事だなぁ。
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「情報×相手の個性・魅力=本気のゴマスリ」
雑談を雑談にしないということなんですよね。
相手の話したことにちゃんと反応する努力を続ければ心に響く対応ができます。
そうすれば相手が求める「ずばりの答え」を一言で出すことができるようになると思います。
ただ気をつけないといけないのはサービス過剰というか必要のないレベルのことを長々と伝えることやと思います。
ほとんどカットできる内容を伝える人は無駄な時間を使わせると思われてしまいます。
アイデアや代替案は相手が選択できる範囲内にとどめることが大切ですね。
「アピール=図々しく自分を売り込む」
ではなくて
「目の前の相手のニーズに合わせて自分が貢献できることを示す」
ということが意識できればと思います。
売り込みではなくて相手のために自分が何をできるのかを常に意識してればアピールも自然とできるようになると思います。
後書きに基本的なことが多いと書かれてますが僕はそれこそ本質やと思います。
嫁さんに勧められて読んでよかったです。
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期待してた内容とはちょっと違った。1部参考になるところがあったので、備忘録として記録する。
1. 自分よりも大変な思いをしている人がいるという考え方によって、余計なことや、相手を疲れさせるだけの意味のない雑談を回避することができる。
2. 謝罪にも、俺にも、その人の強さと正直さ、そして謙虚さが現れる。謝罪も俺も、すると決めたら、その都度、最大限に気持ちを込められる大人でありたい。
3. トラブルに動じない人。起こってしまった事は起こってしまったこととして常に先を見て行動できる人。
4. 確実に何らかの結果が出てから報告するようにしよう。情報と言葉の真実を慎重に考える姿勢があること。
5. 行動起こせる人は物事を先延ばしにしないで完結させる習慣がある人。
6. あなたと食事がしたいと1対1で支える人。
7. 賢い人は雑談ではなく、少し先の話をする。
少し先のことを提案する、これが非常にプロフェッショナルである。
8. 小道具で相手との距離を縮める。
絆創膏、ポケットティッシュ、キャンディーやチョコレート
9. いかがですか?という聞き方は、時に相手に余計な労力を使わせるプレッシャーを与えている。聞きたい事は、具体的に聞く方が良い。
10. 相手が求めるズバリの答えは一言で出す。
アイデアや大会社は相手が選択できる範囲内にとどめる。
プラスの感情例えば感謝や観劇を伝える。
11.
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●読んで得たもの
自分のことを話すよりも相手に気分よく話してもらう。
「褒める」ということ自体が上から目線である。
イラッとしたときに、その思いを口にしないで穏やかに堂々とふるまう。
●感想
これまでの経験では、自分のことばかり話す人は周囲に必ずいる。何十分も話をされることは苦痛であり、それがきっかけでこの本を買ってみた。
なるほど自分も気をつけなければいけないとよく理解できた。