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前作の続きというか、少し、エピソードはかぶっている部分もありつつ、大家さんの死を受け入れるまでという感じ。
前作よりかなりよかった!!のは、矢部さんの伝えたいことが明確にわかったから。
前作は日常の面白いことを淡々と伝えてくれていた漫画であったけど、今作は同じような出来事でもそれプラス矢部さんの優しい気持ちが随所にあふれていていた。伝えたいこともよくわかった。編集さんの誘導もよかったのかもしれない。
読んでいて優しい気持ちになれる。
個人的には
吉本の給料割合について大家さんに説明する部分が
ツボだった。色々あるかもしれないけど、いいタイミングで売れてよかったね。と思ってしまいました。
今後も矢部漫画に期待!一発漫画家にはならずに色々挑戦して欲しい。
あと3回は読み返したい。
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大家さんと僕のやりとりが、本当に微笑ましくてほっこりします。
お茶目な大家さんはいつまでも心の中に残って、ちょっと疲れた時などに思い出し、元気になれそうです。
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大家さんの茶目っ気たっぷりな所も、矢部さんの素直な優しさも、密度の濃い時間を過ごした出会いもきっと必然で、こうして本にしてくれたこと、大家さんも喜んでいるだろうなぁとホロっとしながら読んだ。まだまだ読みたい。
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前作に比べ矢部さんが本作で何を描きたいのか、その軸がさらに明確になっている気がした。
大家さんが語ってくれる、市井の人が体験した戦時中の話。季節の移り変わりを共に楽しむ姿勢。人との付き合い方。
大家さんと過ごした日々で、矢部さんの人生も彩りが鮮やかになり、逆に、矢部さんとの時間も大家さんの人生を更に深きものにしている様子が伝わってくる。
矢部さんはきっと、少しずつお別れが近づいていることに気づいていて、だからこそ大家さんとの限りある時間が更に輝いていて。
最後、別れたくなくて家を買うと言い出し、断られた時、いろんなことを受け容れたくなくてあがいている自分に気づき、自分が恥ずかしくなるシーンは胸に迫りました。
別れのシーンも、お二人らしく、ほのぼのとかわいらしく、だからこそ悲しみが伝わってきました。
大家さんとの時間を描くことで、大家さんを売り物にしているんじゃないかという葛藤もおありになったのかしらと思いますが。こんな素敵な大家さんが、いて、矢部さんとの貴重な大切な時間を、見せてくれてありがとうございましたと言いたいです。
そして、品のない先輩、なぜ彼が出てくるのだろうと前作では違和感を感じてたのですが、本作で意義がわかりました。
きっと先輩の言葉は、矢部さんの中に確かにある認めがたい気持ちを反映したものだったり、逆に自分のことばかり考えて視野が狭くなってた時に、それを広げてくれるセリフだったり、大家さんと僕の二人の世界の外からの…客観的な視点だったのかなぁ。なんて。
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大家さんが亡くなってしまったことを聞いていたので
大家さんを思い出し一つ一つを噛みしめながら読み進めていきましたが、ラストはおぼろげに描かれているのに
それが更に悲しい思いになり涙が出そうになってしまいました。
以前よりも矢部さんが大家さんに心を寄り添いながら
一緒に行動していて、大家さんも出かける時には特に
その時間を大切に楽しんでいる姿がとても微笑ましかったです。
戦争を知らない世代では、
普段普通に生活している時には戦争のことは思い出す
ことは殆どないですが、大家さんは戦争を体験したので
日常生活の上で常に戦争の事を思い出されていて
とても辛いような気がしてしまいました。
売れない芸人さんの言った言葉で
枯れた花は咲かない。
でもそこから学べること。
美しさは沢山ある。大家さんはただ下っているんじゃない。
ゆっくりと景色を楽しみながら下っているんや。
急いだ上りでは見えなかった景色を違う角度から
ゆっくりと見ているんや。
という言葉がとても印象的で素敵な言葉でした。
親子でもなく友達でもなく世代を超えた
心の触れ合いがとても良く、こうゆう体験は
のちの人生を過ごす上でとても貴重だと思わされました。
大家さんのことはもう描けないと思いますが、
これだけの心温まる素晴らしい作品が描ける才能があるので
心の整理がついてからでも良いので、
別の漫画を描いてみても良いかとも思いました。
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『大家さんと僕』続編。
大家さんは亡くなってしまった……。
悲しい、けど、最後の、まるで熟年夫婦のようなやりとりがこそばゆいなあ。
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読者がこれだけ寂しんだから矢部さんのお気持ちを考えると辛い。
大家さんと矢部さんの出会いをおすそ分け頂いて、ほっこりさせてもらいありがとうございます。
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これからで続編で完結。
わかってはいたけど、ゆっくり読みたくて、話が終わるのがつらかった。本当にいい話でした。
ありがとう大家さん。矢部さん。おつかれさまでした。
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季節はめぐり、楽しかった日々に見えてきた
少しの翳り。別れが近づくなか僕は…。
一風変わった大家さんとの”2人暮らし”を描いた、
ほっこりあたたかなコミックエッセイ。完結編。
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これからは 夏がくるたび、伊勢丹見るたび、桃食べるたび、大家さんを思い出す。歳を重ねても彼女のように愛らしい人間でいたい。
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続刊を待ってたけど、大家さんが亡くなってしまってから出た作品なのでしんみりするかと思いきや、独特の間でクスリと笑えました。
お年寄りががついつい昔語りをしてしまう場面は、若い人からすると「また始まった」と思いがちですが、矢部さんはそこをうまくストーリーにしている。特に戦争の話は何と応えたらいいか分からないけど、2巻目は更に増えているところが、大家さんが年を更に重ねているのが伝わってきて、「東京オリンピックまで生きたい」という言葉でちょっと切なくなりました。でもちょっと真面目すぎる矢部さんと大家さんのいいコンビと、脇を固める面々がが湿っぽくなり過ぎずいいお話しでした。
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年齢も境遇も生き方も異なる二人の交流を描いた四コマ漫画の、
週刊新潮に移っての続編。その理由も大家さん。
先輩からの後押し以上に、大家さんの「描いて」の一言は、
戸惑いはあれども、さぞや嬉しかったことでしょう。
8年以上の交流は、思い出と共に残す情景と言葉の多いこと。
戦前~戦中~戦後の話は、読者にとっても値千金な貴重なもの。
上野の図書館・・・あ『夢見る帝国図書館』が重なった(^^♪
ぽちぽちと大家さんの衰えが感じられた末の、入院~施設~入院。
「血のつながらない親族」との大家さんの一言に涙し、
一緒に受賞したんだよとの想いが込められた、
授賞式と晩餐会(パーティ)の描写に、ほっこりし、
そして・・・やっと、あの家で大家さんと二人「おかえりなさい」
帰りたかった、帰ってきて欲しかった、そのの想いに涙してしまう。
出逢い~そして別れ。
矢部さんは多くの人生の宝を大家さんから受け取りました。
でも・・・「これからが長いわよ」
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前作よりもいい。大家さんとの別れは、いいようがなくさみしいけれど、出会えてよかった、前を向いていこう、そんな矢部さんの気持ちに胸がいっぱいになる。
日常を描いたエッセイだけれども、後半の描写は詩的でハッとさせられるような幻想的なところもあって、漫画家としての矢部さんの表現力も上がっているような。
もちろん、湿っぽいじゃない、あの独特のほんわかした空気も健在。
病床にあっても相変わらず、大家さんは上品で、面白くて可愛らしい。
ふふっと笑えるシュールさも。
こんな絵が描ける漫画家は少ないと思うので、矢部さんには、ほんとうに、これから、漫画家としても活躍してほしい。
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7/25発売決定別れが近づくなか受け取った想いは?
『大家さんと僕 これから』発売決定です。
昨年逝去された大家さんと、どんな会話があったのでしょう。
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大家さんもさることながら、作者にも品の良さを感じるのは気のせいか。
かつやっぱり戦争の体験は人に刻み込まれるんですなぁ。そして戦争を経験していない人間がいかに想像力を駆り立てて然るべき手を打つか??つくづく感じさせられた夏休みでありました。