電子書籍
なるほどその手があったか
2023/02/14 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sakuraんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
英国王室の親戚でもある貧乏お嬢さまのジョージー、そういえば母親は舞台女優でしたね。ひょんなことからアメリカ行きの豪華客船に乗り、母クレアと一路、アメリカへ。さらにひょんなことからハリウッドに招聘される。
ケーリー・グラントなど英国出身のハリウッドスターもわんさかいたのだから荒唐無稽でもない。今回は後ろ盾つきなのでジョージ―が肩身の狭い思いをすることもなく、セレブな船旅も披露されて、新鮮なシリーズ9作目。
それにしてもベレンガリア号が登場するとタイタニックも連想され、本シリーズが『ダウントン・アビー』とほぼ同時代と実感できる。ヒトラーの影もちらほらして、シリーズの先行きがちょっと心配になった。大団円だよね?
投稿元:
レビューを見る
今回の舞台はハリウッド!
ジョージーは母クレアのお供で芸能界の舞台裏を垣間見るが、やっぱり事件が起こります。
チャップリンとか実在の人物も出てきて面白かった。
英国王室全く関係なかったけど。
投稿元:
レビューを見る
人気の「貧乏お嬢さまシリーズ」8作目。
安定した面白さです。
公爵令嬢なのに、実はいつもお金に困っているジョージー。
早くに離婚して出ていった母親は、有名な美人女優。
この母が今の恋人と結婚することにしたので、何度めかの夫と正式に離婚するためにアメリカへ。
豪華客船の旅に、ジョージーも同行することになります。
ところが映画監督に熱烈に請われて、母は行く先をまずハリウッドへと変更。
英国が舞台の歴史もの映画を撮るための顧問として、ジョージーや友人も役割ができます。
お約束で現れた恋人ダーシーも、貴族として堂々と参加。見た目がいいので俳優としても誘われます。
いい加減な舞台装置に英国人は呆れるのですが。
演技力と存在感で、ジョージーの母は、若い主演女優を圧倒するという楽しさ。
おまけにチャップリンに口説かれる?
もはやジョージーの頭が切れるのは人がすぐ気づくほどに。
メイドの出たり入ったりは意外でしたが、まあしょうがない?(笑)
楽しく読めるシリーズです☆
投稿元:
レビューを見る
シリーズ8作目。母のお供でアメリカに向かう豪華客船に乗ったジョージー。居合わせた映画監督に誘われ、母が女優復帰する事に。その船内で豪華な宝石が盗まれる事件が発生。しかも、密命を帯びたダーシーも乗船していた。犯人が見つからないまま一行はハリウッドへ。映画監督の城に滞在するが、高価な燭台が盗まれ、映画監督が殺害される。犯人は泥棒か?夫人か?愛人の女優か?ついに暴挙に出たクイーニーを再び引き受けるジョージーはホントに優しい。探偵振りも益々板に付いてきた。
ラストはハラハラの展開。でも、ダーシーがロサンゼルスに行った必要って…今回はチャップリンが登場!チャッカリ付いてきたベリンダのその後が気になる!ジョージーにさらに輪をかけたドジ振りを見せてくれたイギリス貴族のアルジーが面白かった!
投稿元:
レビューを見る
シリーズ8巻目。
コージーだけど、謎解きもきちんと面白いお気に入りシリーズ、でも今回はちょっと浅かったかな、という印象。
でも、また次のステップに進んだという感じの関係がちらほらあって、これが長く続いているシリーズならではの楽しみでもあるんだよね。