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偶然なんだが、こないだ大阪阪急百貨店の地下で、伊勢角屋麦酒のクラフトビールを飲んだ。
んげ、美味かった。
でその社長の本なのだ。
ちょっとケッタイな、結果的に美味いビールをつくって、会社もでかくなってという、全く一般化できない経営者の話。ビールは好きだし発酵も好きでそれはいいんだが、本として面白いかといえば、一代の個人の素人が書いた下手な人生訓的な本の悪臭がして、きつかった。
自慢聞きたいわけじゃないし。もちろん社長のファンの人とかはいいが。
もうちょっとテーマ絞って、本人が書くんじゃなくて、誰かが取材して書いた方が面白かったんじゃないか。野生酵母でのビール作りなんか、本当にすごい話なんだから。
本はどうでもいいが、これからも美味しいビールを作り続けて欲しいと思います。
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河中宏 あなたに足りないのは自らを過信することや
MG online
ラガー 下面発酵 15−25度
エール 上面発酵 10度以下
日本の大手ビール会社 ラガーのピルスナーの一種類のみつくっていた
日本酒 糖化と発酵を同時に行う並行複醗酵
ビール 糖化を始めに行い、その後発酵を行う単行複発酵 一つづつの工程を数値化しやすい
清酒づくり こめのでんぷんを麹で酵母が食べられる大きさに小さくする(糖化)
ビールでは麦芽のなかにある糖化酵素のちからででんぷんを糖分に分解する
発酵を定義すると、細菌、カビ、酵母といった微生物やその酵素が、有用物質を生み出す作用となる
有用物質とはクエン酸、酢酸などの勇気三、アルコール、糖、アミノ酸、ビタミン類など
酵母が呼吸することで酸素がなくなると、どうにかして行きていこうとして始めるのが発酵 そこでアルコールと炭酸ガスが作られる つまり酵母が酸欠になることで、アルコールがうまれてくる
ベルギー ビールの宝石箱と呼ばれる国 ランビック カンティヨン醸造所
発酵偉人 高峰譲吉 三共の初代社長
ブルックリンブリューアリー スティーブインディ
醸造設備をもつレストラン ブルーパブ
スプリングバレーブリュワリー東京 (渋谷 キリン)
内宮 天照大神
外宮 豊受大御神 衣食住・産業などを守る
イギリス ブリュードッグ ジェームズ・ワット、マーティンディッキー
アメリカのドッグフィッシュヘッドが生み出したクラフトビール ワンハンドレッドトゥエンティミニッツIPA 遠くから香り
ファイアーストーンウォーカー Easy Jack, Union Jack
ベルギーのデュベル
アメリカのクラフトビール はじめスティームビール、今アンカーブリューイング
1994 酒税法改正で第一次クラフトビールブーム
1 エチゴビール 2 常陸野ネストビール 3 ベアードビール(伊豆) 4 ベアレンクラシック 盛岡 5 伊勢角屋麦酒
(ヤッホーブルーイングや銀河高原ビールが抜けている)
田分け 田んぼを兄弟に下手に分けると大きな流れが分断してしまい、ろくなことがないこと
世界ビール百科 フレッドエクスハード
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社長の酵母への愛が溢れています。すぐにでも伊勢に行って角屋麦酒飲みたくなりました。そのとき興味があることを短期間集中してやって、その興味は次々変わっていって、でもまた戻ってきてってぐるぐる回るのは私も一緒で、1つのことずっとできるようになりたいって悩んでいたけど、べつにそれでもいいんだと思えました。ただ酵母やビールへの愛はずっと変わらないのが社長のすごいところ。
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今をときめくクラフトビールブルワーの書く本は、よなよな、ベアレンに続いて3冊目か。どれを読んでも面白い。その理由はどこも波瀾万丈、どん底を経ていて一筋縄ではいっていないところ。失敗への試行錯誤は、いつ読んでも勉強になる。自身でする失敗の経験には、及ばないのだろうが。
この本でさらに面白いのは、社長が極端な酵母好きという、なんとも変態チックなところ。審査員の立場にもなっていたり大学院に行き直したりしているのが、突き詰めていて凄い行動力と感服。そこに集った仲間が作るクラフトビール、飲んでて楽しいに違いない。実は伊勢角のビールはほとんど飲んだことないはず、今度東京行くときに八重洲の店に行ってみねば!
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この本を読了した後に思わず伊勢角屋麦酒 八重洲店に行ってしまった。いやー、美味しかった!コロナ君の影響もあってか、17時すぎで人少なめ、今が狙い目だね。
著者の溢れるビール愛!(酵母愛?)で成り上がるようなストーリーではなく、酵母愛はあるものの現在の形になるまでの思考錯誤は大変なもだった。僕なら挫折してる。それだけに励まされるストーリー!
この本で初めて知ったんだけど、クラフトビールは、どんなビールを作りたいかイメージをして工夫して造る事ができるらしい。ビールの作成者は世界中に沢山いるため文献も豊富にあり勉強しようと思えばいくらでもできるので、設備と資本さえあれば概ね三年あれば一定のものは作れるようだ。ただ、発酵させるため、設備が似たような物でも以前から使っていた物と新しい物だと"癖"が違い狙った味が出しにくくなるという事もあるようだ。
著者は新しい味のビールを求めて森の中で新しい酵母を採取してくる。"伊勢は野生酵母の宝庫らしく著者は酵母を採取しにいく。カブトムシが好きな香りは酵母が樹液を発酵させている匂いである。それを目当てに泡立った樹液がぶつぶつといった微音がしていればそれは発酵しているサインだ。それをほんのスプーン一杯ほどとればいい。"とあり、それを持ち帰りビール作りに、最適かどうか著者自身が試飲?!して決めるらしい。
著者の鈴木成宗氏は、伊勢角屋麦酒の社長だ。20代続く「二軒茶屋餅角屋本店」の餅屋の仕事につく。1994年金の酒税法改正で、ビール造りに参入した。理由は、大学時代に、研究していた"酵母"に触れたいが為。当然、事業は上手くまわらなかったが試行錯誤と苦闘のすえに現在の僕が東京でも伊勢角屋麦酒が飲めるまでになった!感謝!
この本は、酒好きだけでなく、一つのビジネス書として学べる本だ。正直、麦酒書としても情報量がまとまっており、貴重だ。
著者は自分がADHDといっているが、家族や仲間を大切にしているのが良くわかる。特に感銘を受けたのは、"自分がいまやりたいことを飽きるまで集中してとことんやりきってしまう。飽きたら別のやりたい事をやる。"事。これは自分にも当てはまるのだと思う。(資金繰りや家族に迷惑かける度合いは考慮する必要はあるけど。このあたりが僕の限界かも)出来る範囲で短期間に集中してやり、また別の事をやる。そして繰り返すうちに元々やっていた事に戻ってくる。これを繰り返す事が大切なのだと思った次第。さて新宿でも伊勢角屋麦酒を飲めるとこ見つけので飲みに行こう!
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面白い!暑い!ビール愛と酵母愛。失敗しても、いや失敗するからこそ前に進める。
ビールが益々好きになる。頑張ろうと思える。